「TCFD シナリオ分析支援事業」に肥後銀行が採択
この記事の目次
株式会社肥後銀行、環境省「TCFD シナリオ分析支援事業」に採択
株式会社肥後銀行が、環境省が実施し、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同を表明し、事業影響評価のシナリオ分析・評価等により、課題解決へ向けて取り組む意志がある銀行等が対象となる「TCFD シナリオ分析支援事業:TCFD 提言に沿った気候リスク・機会のシナリオ分析パイロットプログラム支援事業」の支援先機関として採択された。
<以下、リリース>
2020 年 9 月 29 日
環境省「TCFD シナリオ分析支援事業」の採択について
当行は、環境省が実施する「TCFD シナリオ分析支援事業」の支援先機関として採択されましたので、下記のとおりお知らせいたします。
親会社の株式会社九州フィナンシャルグループでは、本日付けで SDGs、パリ協定に整合した PRB(責任銀行原則)署名も行っており、今回の支援事業を通じて気候変動が与える影響を定量・定性的に考察し、お客さま・地域の課題解決に取り組むことで、グループ一体で持続可能な地域社会づくりに貢献してまいります。
記
1.事業名称
TCFD 提言に沿った気候リスク・機会のシナリオ分析パイロットプログラム支援事業
※気候関連リスク・機会を経営戦略に織り込む取組を促進する事業です
2.対象企業
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同を表明し、事業影響評価のシナリオ分析・評価等により、課題解決へ向けて取り組む意志がある銀行等
全国の地域金融機関より 3 機関が採択されました(環境省リリース)※外部サイトへリンクします
3.支援内容
(1)TCFD シナリオ分析に基づく事業インパクト評価の支援
(2)採択銀行を対象とした個別説明会
(3)面談形式のシナリオ分析支援
4.事務運営
有限責任監査法人トーマツ(環境省より委託)
*TCFD 提言
2015 年の G20 における各国首脳の要請を受けて、金融安定理事会(FSB)によって設立された TCFD が、低炭素社会へのスムーズな移行によって金融市場の安定化を図ることを目的に 2017年6月に公開したもの。具体的には、気候関連のリスクと機会に係るガバナンス、戦略、リスク管理、指標・目標の 4 項目について企業が開示を進めていくことを求めている。株式会社九州フィナンシャルグループは 2019年 7 月に賛同を表明。2020 年 8 月 26 日現在、国内の賛同企業・団体数は 278 社・団体。
以上