商工中金、新興工業株式会社に対し総額 29 億円のシンジケートローンを組成
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商工中金、新興工業株式会社に対し総額 29 億円のシンジケートローンを組成
商工中金がアレンジャーを務め 自動車部品製造業を運営する 新興工業株式会社(本社:岡山県総社市、代表者:笹沼 靖憲)に対し、取引のある全ての地域金融機関、トマト銀行、中国銀行、広島銀行、百十四銀行、吉備信用金庫との協調により、総額 29 億円のシンジケートローンを組成した。
<以下、リリース>
2020 年 1 0 月 2 日
商工中金
地域金融機関と協調し、自動車部品を製造する新興工業株式会社に対して、
総額 29 億円のシンジケートローンを組成
商工中金は、地域経済への影響力を有する中小企業組合や中小企業の皆さまが取り組む、産業構造の変革への挑戦を、関係機関と連携を取りながら、積極的にサポートしています。
商工中金(岡山支店)は、本日、新興工業株式会社様(本社:岡山県総社市、代表者:笹沼 靖憲様)に対し、総額 29 億円のシンジケートローンを組成しました。本シンジケートローンは、商工中金がアレンジャーを務め、取引のある全ての地域金融機関、トマト銀行、中国銀行、広島銀行、百十四銀行、吉備信用金庫との協調により、その組成が実現したものです。
同社は、自動車エンジンの動力をタイヤに伝えるパワートレイン部品等の製造業者です。1980年代の終盤より製造ロボットを導入し、生産ラインの自動化を実現するとともにタイ、中国、インドネシアに製造拠点を構え、国内外で高品質かつ多様な製品を供給しています。
今回、同社は、本シンジケートローンにより調達した資金を、企業価値向上のための生産設備や新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた運転資金枠として活用します。商工中金は、地域金融機関との協調支援体制を強化するとともに、新型コロナ影響の長期化を見据え、コミットメント期間を長めに設けるなど、同社の経営ニーズに寄り添い、今後も伴走してサポートしていきます。
商工中金は、こうしたシンジケートローンへの取り組み等を通じて、地域金融機関と連携し、中小企業の金融の円滑化を図り、地域経済の発展に貢献していきます。
【本シンジケートローンの概要】
組 成 金 額 | 29 億円(コミット型タームローン) |
ア レ ン ジ ャ ー 兼エージェント |
商工中金 |
参 加 金 融 機 関 | トマト銀行、中国銀行、広島銀行、百十四銀行、吉備信用金庫 |
契約締結日 | 2020 年10 月2日 |
【本社工場】
【新興工業株式会社様の概要】
所在地 | 岡山県総社市富原129-46 | 資本金 | 8,000 万円 |
代表者 | 笹沼 靖憲様 | 従業員数 | 446 名(2020年8 月現在) |
業 種 | 自動車部品製造業 | 設 立 | 1966 年11 月 |