日本政策金融公庫、CLO（貸付債権担保証券）ローンを募集開始
VOIX編集チーム
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日本政策金融公庫、中小企業者に対する無担保資金供給として、CLO（貸付債権担保証券）ローンの募集を開始
CLOローンは、証券化の手法を活用した全国の地域金融機関による日本公庫及び機関投資家との連携商品となり、CLOの発行は2021年３月を予定している。
参加金融機関は、山形銀行、七十七銀行、清水銀行、福島銀行、栃木銀行、北海道信用金庫、旭川信用金庫、城南信用金庫、多摩信用金庫、はくさん信用金庫、高山信用金庫、大阪信用金庫、姫路信用金庫、高松信用金庫、熊本信用金庫となっている（2020年10月1日現在）。
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＜以下、リリース＞
2020 年 1 0 月 １ 日
株式会社日本政策金融公庫
中小企業者向けＣＬＯローンの今年度募集を開始
～地域金融機関との連携により、中小企業者向け無担保資金供給の円滑化を支援～
日本政策金融公庫（略称：日本公庫）中小企業事業は、地域経済活性化の担い手となる中小企業者に対する無担保資金の供給円滑化のため、本日（10 月１日）、地域金融機関を通じ、ＣＬＯ（貸付債権担保証券）ローンの募集を開始しました。
本ＣＬＯローンは、証券化の手法を活用した全国の地域金融機関による日本公庫及び機関投資家との連携商品で、ＣＬＯの発行は令和３年３月を予定しています。
日本公庫中小企業事業は、平成 16 年（当時、中小企業金融公庫）から中小企業者向け無担保資金供給の円滑化等を目的に証券化支援業務を開始して以降、ＣＬＯ等の組成を行っています。今回のＣＬＯ組成は、昨今の市場環境を踏まえ、６年連続での実施となるものです。
なお、今年度発行予定のＣＬＯは機関投資家のニーズを踏まえ、昨年度に引続きソーシャルボンド評価（注 1）の取得に取り組んでまいります。
日本公庫は、今後とも証券化手法を活用して、地域金融機関による中小企業者への無担保資金の円滑な供給を支援するとともに、中小企業ＣＬＯ市場の整備を行っていきます。
【今回のＣＬＯ（シンセティック方式（注 2））の概要】
・ローン募集期間：令和 2 年 10 月 1 日～令和 2 年 12 月 30 日
・ＣＬＯ 発 行 日：令和 3 年 3 月（予定）
・参加金融機関：山形銀行、七十七銀行、清水銀行、福島銀行、栃木銀行、北海道信用金庫、旭川信用金庫、城南信用金庫、多摩信用金庫、はくさん信用金庫、高山信用金庫、大阪信用金庫、姫路信用金庫、高松信用金庫、熊本信用金庫（令和 2 年 10 月 1 日現在）
・ご留意事項：参加金融機関によってローンの募集条件は異なります。
詳しくは、各参加金融機関の窓口までお問い合わせください。
なお、今後新たに参加する金融機関については、改めて公庫ＨＰ上にて開示いたします。
（注 1）格付会社等の第三者機関が、地域金融機関を通じた中小企業者への無担保資金供給による地域活性化効果に基づく社会貢献性を検証し、評価を付与するものです。
（注 2）今回実施するシンセティック方式とは、証券化対象の貸付債権を譲渡することなく、クレジット・デフォルト・スワップ（CDS）契約により、貸付債権の信用リスクのみを特別目的会社（SPC）に移転させ、証券化を行う手法です。
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