七十七銀行、仙台工業団地協同組合の大規模集団移転を金融面からサポート
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株式会社七十七銀行、仙台工業団地の集団移転に必要な資金枠110億円のうち、35億円を開設
株式会社七十七銀行(頭取 小林 英文)が、商工中金仙台支店、仙台銀行、山形銀行、東邦銀行、杜の都信用金庫および宮城第一信用金庫と連携し、仙台市六丁の目元町・六丁目土地区画整理組合(代表者 佐藤 智孝)に対して、仙台工業団地の集団移転に必要な資金枠110億円のうち、35億円を開設した。
<以下、リリース>
2020 年 10 月 6 日
仙台工業団地協同組合の大規模集団移転にかかる金融面からのサポートについて
株式会社七十七銀行(頭取 小林 英文)は、商工中金仙台支店、仙台銀行、山形銀行、東邦銀行、杜の都信用金庫および宮城第一信用金庫(以下「協調行」という。)と連携し、仙台市六丁の目元町・六丁目土地区画整理組合(代表者 佐藤 智孝)に対して、仙台工業団地の集団移転に必要な資金枠110億円のうち、35億円を開設しました。今後、事業完成までの6年間、必要な時期に合わせ、協調行と連携して融資をしていきます。
当行は、今後とも地域貢献および地方創生の推進に取り組んでまいります。
記
仙台工業団地協同組合(以下「同組合」という。)は1962年に設立された団地組合で、機械器具や金属製品などの製造業者19社で構成されています。
今回、同組合は、建物の老朽化に加え、地下鉄東西線の開通に伴う周辺地域の宅地化や商業地化により、組合員の操業に支障が出ていることから、工業団地の集団移転を計画しました。2008年に移転準備委員会を組成、リーマンショックや東日本大震災の被災を受けながらも準備を進め、高速道路のインターチェンジに近く、ものづくりに集中できるエリアに移転します。なお、当該区画整理組合は、同組合の移転に伴う跡地および移転先の開発を担います。
当行は、同組合の取組みが、組合員の工場操業を安定かつ持続可能とするだけでなく、組合跡地の有効活用が仙台市の魅力ある街づくりに貢献するものと考え、長年にわたり移転事業をサポートしてきました。同区画整理組合に対しては、協調行と連携して資金枠を設定するなど、今後も事業完了まで長期間にわたるプロジェクトの円滑な進行をサポートしていきます。
【仙台市六丁の目元町・六丁目土地区画整理事業の概要】
事業年度 | 2020年度~2025年度 | 面 積 | 16.63ha |
総事業費 | 115億3,000万円 | 業務代行者 | 西松建設株式会社 |
【仙台工業団地協同組合の概要】
所在地 | 仙台市若林区六丁の目元町9-25 | 出資金 | 3,300万円 |
代表者 | 梶原 功 | 組合員数 | 19名(2020年7月現在) |
業 種 | 機械器具製造、金属加工等の団地組合 | 設 立 | 1962年5月 |
【関連するSDGs】
SDGs(Sustainable Development Goals)
2015年9月に、国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した国際目標であり、17のゴールと、169のターゲットから構成されています。
七十七グループは2020年7月に「七十七グループのSDGs宣言~もっと、ずっと、地域と共に。~」を表明しました。
以 上