仙台銀行と日本政策金融公庫、南三陸ワイナリーへの協調融資を実施、ワイナリー施設が完成

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株式会社仙台銀行と日本政策金融公庫、株式会社南三陸ワイナリーに対し協調融資による支援を実施、ワイナリー施設が完成し10月7日にオープン

株式会社仙台銀行と日本政策金融公庫（仙台支店、石巻支店）が、株式会社南三陸ワイナリー（南三陸町、代表取締役：佐々木道彦）に対し、ぶどう畑の整備と醸造施設建設に必要な資金について協調融資による支援を実施、空き工場をスタイリッシュに改装した建物で、志津川湾まで70メートルの海風を感じられるワイナリー施設が完成し10月7日にオープンする。

株式会社南三陸ワイナリー ワイナリー（醸造施設）概要

• 所在地：南三陸町志津川
• 主な施設：ワイン醸造設備、ワインショップ、オープンテラス
• 醸造予定のワイン（ブドウの産地）：
  シャルドネ（南三陸町）
  シャルドネ（山形県）
  スチューベン（山形県）
  デラウェア（山形県）
  メルロー（山形県）
  マスカット・ベーリーA（山形県）
  その他南三陸町産りんごのシードル

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＜以下、リリース＞

2020 年 1 0 月 6 日
仙 台 銀 行
日本政策金融公庫
（仙台支店、石巻支店）

南三陸の地域資源を活かしたワイン醸造を支援

～仙台銀行・日本政策金融公庫が協調融資～

仙台銀行と日本政策金融公庫（仙台支店、石巻支店）は、株式会社南三陸ワイナリー（南三陸町、代表取締役：佐々木道彦）に対し、ぶどう畑の整備と醸造施設建設に必要な資金について、協調融資による支援を行いました。
このたび施設が完成し、10 月 7 日にオープンいたします。空き工場をスタイリッシュに改装した建物で、志津川湾まで 70 メートルの海風を感じられるワイナリーです。三陸の海の幸とマッチするフレッシュな辛口のワインを用意してお客様をお迎えします。

プロジェクトのこれまで

現地にぶどう苗木 100 本が植えられたのは 2016 年。人口減少・産業衰退という地域課題に対して、ミネラル豊富な土壌と三陸の海の幸という地域資源を活かしたワイン醸造で立ち向かうチャレンジのスタートです。翌 2017 年に「南三陸ワインプロジェクト」として本格始動、2019 年にはプロジェクトが法人化して南三陸ワイナリーが設立されました。同年の「JapanWine Competition（日本ワインコンクール）2019」では、同社の「DELAWARE 2018（デラウェア 2018）」が宮城県のワインでは初めて奨励賞を受賞。同ワインは研修先の株式会社仙台秋保醸造所に委託醸造して初めて世に送り出したワインでした。そして今回ようやく自前の醸造施設が完成し、新たなステージの幕開けとなります。
当初 100 本だった小さな苗木は、今や 3,000 本に増え、昨年からぶどうの収穫もできるようになりました。

地域金融機関と政策金融が協調して支援

ぶどうを苗木から育成しワイン醸造をするという息の長い事業であることから、政策金融と民間銀行との協調融資のスキームで支援することとし、日本公庫（石巻支店国民生活事業）は運転資金、日本公庫（仙台支店農林水産事業）は設備と運転資金、仙台銀行は設備資金で融資支援を行いました（事業費及び融資額は非公表）。

＜ワイナリー（醸造施設）概要＞

＜ヴィンヤード（ブドウ畑）概要＞

【育成中の様子】

【田束山圃場からの風景（奥が志津川湾）】

【完成イメージ図】

【製品】

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