SBJ DNXのクラウドバンキングシステム、きらぼしデジタルバンク設立準備会社が設立予定のデジタルバンクへ提供
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株式会社SBJ DNXのクラウドバンキングシステム、株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社が設立予定の新たなデジタルバンクへの提供が決定
株式会社SBJ銀行(本店:東京都港区、代表取締役社長:富屋 誠一郎)のシステム子会社 株式会社SBJ DNX(本社:東京都港区、代表取締役社長:平岡 秀之)が使用するクラウドバンキングシステムが、株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社(代表取締役:田中 俊和)にて設立予定の新たなデジタルバンクへの提供が決定した。
株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社 会社概要
- 会社名: 株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社
- 本店所在地: 東京都港区南青山3-10-43
- 代表者氏名: 田中 俊和
- 資本金: 4億5千万円
- 出資比率: 東京きらぼしフィナンシャルグループ100%
<以下、リリース>
2020 年 10 月 30 日
国内初!(*1) 他金融機関への自行クラウドバンキングシステム提供のお知らせ
ー 株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社でのシステム採用が決定 ー
株式会社SBJ銀行(本店:東京都港区、代表取締役社長:富屋 誠一郎)は、システム子会社である株式会社SBJ DNX(本社:東京都港区、代表取締役社長:平岡 秀之、以下「SBJ DNX」)が、当行の使用するクラウドバンキングシステムについて、株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社(代表取締役:田中 俊和、以下「準備会社」)にて設立予定の新たなデジタルバンクへの提供が決定しましたので、下記の通りお知らせいたします。
なお、国内銀行が自行で使用するクラウドバンキングシステムが、同一金融グループに属さない他の地域金融機関に対して提供される取り組みは、国内初となります。
※1 株式会社SBJ DNX調べ
記
1.今回提供するクラウドバンキングシステムの概要
今回提供が決定したシステムは、SBJ DNXが開発・運用するオープン系バンキングシステム「AiTHER(アイテル)」(※2)を中心とした、銀行業務に必要なコアバンキングシステム及びサブシステムの機能を有するシステムです。各種外部チャネルとGW(※3)を通じて柔軟に連携し、多様なサービス拡張に対応するほか、「最先端テクノロジーのモバイルバンキング機能」および「オープンAPI(※4)を備えた軽量かつ効率的なクラウドバンキングシステム(以下「当行クラウドバンキングシステム」)のプラットフォーム」を提供することが可能です。
※2 AiTHER(アイテル)とは、SBJ DNXが開発・運用するバンキングシステムの呼称です。
※3 GW(Gateway:ゲートウェイ)とは、コンピュータネットワークをプロトコルの異なる他のネットワークと接続するためのネットワークノードのことです。
※4 API(Application Programming Interface:アプリケーション・プログラミング・インターフェース)とは、あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約のことです。
※株式会社SBJ DNXホームページ:https://www.sbjdnx.co.jp/
2.今般のクラウドバンキングシステム採用までの経緯
SBJ DNXは、当行100%出資のもと、当行システム開発・保守・運用、並びにクラウドバンキングシステムの金融機関向け販売、システム関連コンサルティングサービスの提供を目的として、今年4月1日に設立いたしました。
当行と株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ(代表取締役社長:渡邊 壽信、以下「東京きらぼしフィナンシャルグループ」)および株式会社きらぼし銀行(取締役頭取:渡邊 壽信、以下「きらぼし銀行」)は、昨年7月の業務提携契約締結以来、取引先の海外進出支援などで相互に連携を深めてまいりましたが、さらなる関係深化の一環として、SBJ DNXと東京きらぼしフィナンシャルグループが今年6月に業務委託基本契約を締結し、当社クラウドバンキングシステムの採用に向けた協議・検討を重ねてまいりました。
斯かる検討の結果、今般、準備会社が設立を予定する新たなデジタルバンクにおいて、開発生産性が高く、API連携や外部システム接続の柔軟性に優れた当社クラウドバンキングシステムの提供が決定した次第です。
また、今般のシステム提供に合わせ、SBJ DNXは、東京きらぼしフィナンシャルグループとDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略策定・推進に向けたコンサルティング契約を締結いたしました。当社は、当行および親銀行である新韓銀行の先進的な取り組み事例やノウハウを生かしながら、今後、東京きらぼしフィナンシャルグループ全体のDXをサポートする予定です。
<「AiTHER」を中心としたクラウドバンキングシステム(イメージ)>
■株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社の概要(2020年10月30日現在)
■株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループの概要(2020年7月1日現在)
■株式会社きらぼし銀行の概要(2020年3月31日現在)
以 上