Visaが「ファストトラックプログラム」を拡張、「パートナーツールキット」と「Visa Ready認証」を追加

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Visaが「ファストトラックプログラム」を拡張、「パートナーツールキット」と「Visa Ready認証」を追加

 

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Visaが「ファストトラックプログラム」を拡張、「パートナーツールキット」と「Visa Ready認証」を追加

Visaが、自社のネットワークを開放して新たな決済体験を開発する幅広いフィンテック企業をサポートするためのグローバル戦略である「ファストトラックプログラム」を拡張、フィンテック企業の成長や顧客へのより良いサービスの提供を後押しする豊富な「パートナーツールキット」と認定パートナーと迅速に連携するフィンテックイネーブラー向け「Visa Ready認証」を追加した。

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<以下、リリース>

Visa、次世代フィンテックによる世界経済の回復に向け、ファストトラックプログラムを拡張

ファストトラックプログラムに、新たなパートナーツールキットおよびVisa Readyフィンテックイネーブラー認証を追加
ファストトラックプログラムは、デジタルウォレットやファイナンシャルインクルージョン、ビジネスツービジネス(B2B)、デジタル通貨決済といった急成長産業を後押しし、前年比360%の成長

※本リリースは 2020年11月18日に米国にて発表されたリリースの抄訳です。
ご参照: https://usa.visa.com/about-visa/newsroom/press-releases.releaseId.17396.html

新型コロナウイルスの感染拡大は、企業や一般消費者に 深刻な財政問題をもたらしています。資金管理のデジタル化が進む中、フィンテック企業は世界経済の復旧・復興において重要な役割を果たしています。Visa(NYSE: V)は本日、エコシステムへの支援を 拡大するため、Fintechファストトラックプログラムに新たに2つの内容が盛り込まれることを発表しました。

  1. ​フィンテック企業の成長や顧客へのより良いサービスの提供を後押しする豊富なパートナーツールキット
  2. デジタル発行やその他の重要なサービスにおいて、フィンテック企業と認定[1]パートナーとの迅速な連携を簡素化するフィンテックイネーブラー向け「Visa Ready」認証プログラム

デジタルウォレット、デジタルバンキング、後払い購入、B2B決済、海外送金、請求書決済、決済インフラストラクチャ、個人間決済といった重要分野において、世界中でますます多くのフィンテック業界のリーディングカンパニーがVisaとの連携を選択しています。最近Visaのパートナーとなったフィンテック企業には、Affirm、BillGO、Finix、Go-Jek、PayPal、Rappi、Stripe、Varo Money、Venmoなど、他にも多くの企業が含まれています。

業界をリードするVisaのファストトラックプログラムの拡張により、フィンテック企業は、それぞれの分野を制する強力なツールを手に入れることができます。ファストトラックプログラムの参加企業は前年比360%で増加しており、何百というフィンテック企業[2]が積極的にプログラムを利用しています。

Visa シニアバイスプレジデント兼フィンテックグローバル担当のテリー・アンジェロスは次のように述べています。「フィンテックパートナー企業が、当社のプログラムやネットワークを活用して金融サービスのデジタル化を図ったり、消費者の生活やビジネスの改善を行っていることを大変嬉しく思っています。当社はファストトラックプログラムを通し、サービスを実現するためのシンプルなツールセットをフィンテック企業に提供しているのです。オンラインライセンス供与やカードデザインなど、当社が提供するリソースによりファストトラックはフィンテック企業のためのリーディングプログラムとなっています。」

ファストトラック パートナーツールキットの導入

Visaは、プログラムに参加するフィンテックパートナー向けに特化した、ファストトラック・パートナーツールキットを導入しました。本ツールキットは、企業の成長を促進するために開発されており、戦略、マーケティングデザイン、リスク管理などの分野におけるVisaのエキスパートに特別にアクセスすることが可能です。パートナー企業は本ツールキットを利用することで、決済ブートキャンプのような学習用リソースを使用した業界知識の向上、重要な戦略的リソースを使用したカスタマイズされたベンチマーキングスタディの確立、またVisaのオンラインカードデザインツールを使用したカードの迅速な市場投入などを実現することができます。

Visa Readyによるデジタル発行業務の強化

「フィンテックイネーブラー」向けVisa Ready認証は、テクノロジー企業による、安全性や機能におけるVisaのグローバル基準に合致した決済ソリューションの構築、展開をサポートするためのプログラムです。テクノロジー企業はプログラムを利用する代わりに、世界中のフィンテック企業に対し、彼らが必要とするソリューションや専門知識を提供し、商品の立ち上げをサポートします。

本日利用開始となるフィンテックイネーブラー向けVisa Ready認証は、フィンテック企業が自身の商品をVisaネットワーク上に効率的に投入し、運用するために必要な能力に秀でたパートナー企業が集まる認定エコシステムを確立します。最近Visa Readyプログラムに参加した、サンパウロからシンガポールまで、世界中にわたる新たなパートナー企業をご紹介します。新たな認定プロセッシングパートナーにはBPC Radar Payments(グローバル)、Conductor(ラテンアメリカ・カリブ)、FIS(グローバル)、Global Processing Services(GPS) (グローバル)、i2c(グローバル)、Marqeta(グローバル)、NovoPayment(ラテンアメリカ・カリブ、北米)といった企業が含まれます。 Visaは同様に、フィンテック企業のための立ち上げプログラムをサポートする、世界中にわたるBINスポンサーの認証も行っています。認定スポンサーにはDock(ラテンアメリカ・カリブ)、Nium(アジア太平洋、ヨーロッパ)、Railsbank(アジア太平洋、ヨーロッパ)、Sutton Bank(北米)といった企業が含まれます。

ファストトラックエクスペリエンス

現在、何百というグローバル企業が本プログラムに参加しており、ファストトラックに参加した最新のイノベーターの一部をご紹介します。

  • デジタルウォレット:Visaは、 Careem、LINE Pay、PalmPay、Razer、VIPPSなどの企業と連携し、資金管理という分野において、変わりゆく消費者の嗜好に対応することでデジタル決済を拡張しています。また、以前は特定の地域や機能に制限されていたクローズドループシステムのいくつかをオープンなものに変換し、ユーザーのための選択肢の幅を拡大し、安全性、有用性を向上しています。
  • ファイナンシャルインクルージョンおよび社会的貢献投資の推進:世界中のあらゆる地域における消費者や企業が、自身の暮らしを向上させるための金融ツールや商品に確実にアクセスできるよう保証することがVisaのミッションの核心です。例えばCapWayのような企業は軽視されがちなコミュニティにデジタル決済へのアクセスを提供し、SoLo Funds は、月々の支払いに悩まされている米国人に良心的な融資を提供しようとしています。 X1とMPOWER Financingは、大学生や留学生といった消費者層に向けたクレジットの新たな手段を開発中   であり、Tomorrowは、気候保護、サステナビリティ、経済変化へのコミットメントを通じ、モバイルバンキング分野に変革をもたらすべく尽力しています。Daylightは、米国内の3,000万人におよぶLGBT+の財政状況の向上に焦点を当てたデジタルバンクであり、特にLGBT+コミュニティに注力した最初のフィンテック企業でもあります。
  • B2B決済:Visaは、ビジネス機会が120兆ドル規模となるB2B決済の分野の変革に取り組んでおり、当社と連携するファストトラック参加企業は世界中にわたり、以下のような企業が含まれています。Airwallex、Checkbook.io、GMO-Payment Gateway、Payhawk。
  • デジタル通貨の推進:Visaは、デジタル通貨と6100万の加盟店による既存ネットワークを結び付けるため、BlockFi、Crypto.com、 eToro Money、Fold、Ternio.io、Zap、ZenGoといった企業と密に連携しています。
  • 新たなイネーブルメントパートナー企業:ファストトラックプログラムは、フィンテック企業による商品立ち上げの基盤を構築するイネーブルメントパートナーとの連携により、より高い実現性を可能とします。本日発表された通り、Galileo、i2C、Peoples Trustが新たにカナダでのファストトラックに参加となり、世界中の25を超えるイネーブルメントパートナーの仲間に加わりました。

パートナー企業からのコメント:

BillGO Enterprise Alliances & Productのエグゼクティブバイスプレジデントであるマイク・ピント氏は次のように語っています。「今日のデジタルに精通した企業や消費者は、請求書の支払いや管理において、以前であればシステムの非効率さにより実現することができなかった、近代化かつ一元化されたエクスペリエンスを期待しています。請求書の支払いに関しては誰もが即時の支払いを望んでおり、Visaと協力することにより、当社はリアルタイムでフリクションレスな支払いを提供する能力をさらに拡張しています。」

CapWayのCEOであるシーナ・アレン氏は次のように語っています。「CapWayのミッションは、常に、より多くの金融に関する機会、アクセス、教育を、特に、従来のバンキングシステムでは十分なサービスを受けていなかったり、見過ごされがちだった人々に提供することです。私たちは、当社にとってVisaが最適なパートナーであることを理解していますが、その理由はVisaが非常に優れた技術や決済能力を保有しているという事実以外にもあります。特に重要な点は、CapWayでの日々の業務を支える社会的貢献投資に対するコミットメントを両社が共有していることです。Visaは、経済においてキャッシュレスが優勢となりつつある中、ソリューション提供に向けた当社の業務を全面的にサポートしてくれています。」

i2Cの創立者兼CEOであるアミール・ウェイン氏は次のように語っています。「ファストトラックやVisa Readyのようなプログラムに参加することで、当社は、エコシステム内の新たな企業と繋がることができ、彼らが妥協することなく商品ビジョンを実現できるようサポートすることができます。これらのプログラムは、今日のフィンテック企業が、その規模にかかわらず抱える特定のニーズに対応するものであり、エコシステム内のすべての企業が、できるだけ容易かつ迅速に市場に参入するために必要となるツールやパートナーによって成長できるよう支援していることは明らかです。」

PayPal Omni Paymentsのシニアバイスプレジデントであるジム・マガッツ氏は次のように語っています。「世界中のすべての人や企業に、シンプルでセキュアかつ信頼のおけるデジタル決済へのアクセスを提供するという当社のミッションにとって、どこで、どのように支払うのか、という選択肢をすべての人に提供することは、非常に重要です。Visaとのパートナーシップを通じて、デジタル決済の未来を推進し、より多くの顧客に、資金へのより迅速なアクセスを提供できることを非常に嬉しく思っています。」

Rappiの共同創立者兼CEOであるサイモン・ボレッロ氏は次のように語っています。「2021年は、Rappi が、Rappino配達人(Rappitenderos)やレストランパートナー、小規模事業者に、より多くの機会を提供することのできる年となるでしょう。私たちは行く手にある多くの課題と直面していますが、当社は連携、企業家精神、テクノロジーを通じてこれらの課題を打ち破り、地域に発展をもたらします。また、Visaのようなパートナーと協力することは、当社が、パートナーやユーザーのために、金融サービス全体にまたがる新たな機会を創出するために不可欠です。Visaのテクノロジーは世界中に認められており、デジタルウォレット市場の信頼のおけるブランドとして、彼らのサポートを受けることを誇りに思っています。これはラテンアメリカ・カリブ海地域における金融サービスの基準を向上させるまさに最初の一歩だからです。」

Varo BankのCEOであるコリン・ウォルシュ氏は次のように語っています。「現在、何百万という消費者、そのコミュニティが厳しい状況を迎えています。Visaのようなパートナーと協力し、顧客に、資金への 迅速でセキュアなアクセス、タッチ決済やモバイルウォレットのようなより安全な決済オプション、さらにバンキングの未来を力付けるイノベーションへの共通したコミットメントを確実に提供できることを誇りに思います。」

VippsのCEOであるルネ・ガールボルク氏は次のように語っています。「今日、デジタル決済はもはや単なる便利なものというだけではなく必要なものとなっています。Vippsは、ノルウェーにおけるデジタルウォレット業界のリーディングカンパニーとしてユーザーが380万人に達し、市民は、ボタン一つの操作で確実に送金、支払い、受領が行えるようになっております。Visaとの協力により、発行銀行は、よりスマートで簡素化されたデジタル決済サービスをヨーロッパ内外の顧客に提供することができます。Visaと共に、両社がもつ専門知識を活用し、住んでいる場所やモバイルデバイスの種類にかかわらず、消費者や企業に安全なデジタルコマースへのアクセスを提供することができます。」

フィンテックコミュニティのために作られたVisaのプログラムやリソースに関するより詳細な情報はこちらをご覧ください。https://partner.visa.com/homepage.html

[1]Visa Readyのパートナー企業は、デジタル発行やマルチテナントアーキテクチャに対する対応力、リスクマネジメント能力など、特別に定められた一連の基準に基づき、審査、認定が行われます。
[2]Visa ファストトラックプログラム グローバルデータ(2020年9月)

Visaについて

Visaは、電子決済の世界的リーダーです。Visaのミッションは、最も革新的で信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。Visaが保有する最先端のグローバルなプロセシングネットワークであるVisaNetは、毎秒65,000件を超す取引を処理することができ、世界中に安全かつ信頼のおける電子決済を提供します。デバイスにかかわらず、誰でもどこでも利用できるデジタル・コマースの急速な発展を目指し、Visaは常にイノベーションの追求に邁進しています。世界がアナログからデジタルに移行しつつある今、Visaは自社のブランド、商品、人材、ネットワーク、および企業スケールを活かして商取引の未来を形作っていきます。詳しくは、https://usa.visa.com/about-visa/our_business.html(英語サイト)またはhttps://www.visa.co.jp/(日本語サイト)をご覧ください。

<参照元>

<リリース>

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