静岡キャピタル株式会社、静岡中小企業支援６号ファンドを設立

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静岡キャピタル株式会社、静岡中小企業支援６号ファンドを設立

静岡キャピタル株式会社（社長 水谷林蔵、静岡市清水区草薙北２番１号）が、第 6 号となる「静岡中小企業支援ファンド」を設立、地元中小企業の再生を通じて地域経済の活性化につなげる。

「静岡中小企業支援６号ファンド」概要

• 設立日：2021年1月28日（木）
• ファンドの名称：静岡中小企業支援 6 号投資事業有限責任組合(第 6 号支援ファンド)
• 出資期間：10 年（ただし、２年を超えない範囲内で延長）
• ファンドの規模：50 億円(従来より１０億円を増額)
  ・コロナ禍において事業継続が困難な状況にある中小企業への対応を強化するため、従来よりファンド規模を増強。
  ・独立行政法人中小企業基盤整備機構が出資し、地域金融機関が主導して運営するファンドとしては、全国で初めて 6 号目を迎えるファンドとなり、1 号から 6 号までの合計で 270 億円の規模となる。
• 投資先企業：
  ・静岡県内に主たる営業所を置く中小企業等で、過剰債務等により業績不振に陥っているものの、本業には相応の収益力があり、経費圧縮、事業見直しおよび財務リストラ等により再生の可能性がある企業で、主として静岡県中小企業再生支援協議会が推薦した企業
  ・新型コロナウィルス感染症の影響による経営環境の悪化を背景として、一時的に業況が悪化しているものの、主として地域の経済活力や雇用について大きな役割を果たす企業
• 出資者：
  ・独立行政法人中小企業基盤整備機構
  ・静岡県信用保証協会
  ・地方銀行４行（静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行、静岡中央銀行）
  ・信用金庫８庫（三島信用金庫、沼津信用金庫、富士信用金庫、しずおか焼津信用金庫、静清信用金庫、島田掛川信用金庫、浜松磐田信用金庫、遠州信用金庫）
  ・静岡キャピタル（株）

「静岡中小企業支援６号ファンド」の投資形態および再生支援手法

• デット（貸付債権）投資：
  本ファンドが金融機関から対象企業の貸付債権を買い取り、過剰債務を軽減する等、財務体質を強化・事業の見直しを行い、再生計画の実行を進める。
• エクイティ（株式）投資：
  本ファンドが対象企業の株式引受、あるいは貸付債権を株式に振り替えて株式を取得（デットエクイティスワップ：DES）し、経営に参画して事業・財務リストラ等により企業価値を高めた上でビジネスパートナー等への株式譲渡等を通じ、株主として再生を支援する。
• リスクマネー供給：
  再生計画に基づくリスクマネーを融資・社債引受等で対応するとともに、ファンドが債権者として関与し、再生計画の実行を進める。

「静岡中小企業支援６号ファンド」（スキーム）