ゆうちょ銀行から新たなVisaデビットカード「ゆうちょデビット」が登場。 使えるお店や使えない場所、申し込み方・作り方まで解説します。
この記事の目次
株式会社ゆうちょ銀行と三井住友カード株式会社が連携し「ゆうちょデビット」の発行を開始
株式会社ゆうちょ銀行(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 池田 憲人)が、キャッシュカード一体型 Visaデビットカード「ゆうちょデビット」の受け付けを、2022年5月6日 金曜日の 9:00am から開始します。 また、同時に「ゆうちょデビット キャンペーン」も開催します。
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● 「ゆうちょデビットカードキャンペーン」開催中
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「ゆうちょデビット」とは
「ゆうちょデビット」は、”ゆうちょ銀行の ICキャッシュカード”と”Visaデビットカード”を一体化したデビットカードです。
ゆうちょ銀行の口座残高の範囲であれば、ネットショップを含めた世界中の Visa加盟店で支払うことができ、即時に口座から引き落とされるため現金感覚で安心して利用できるカードです。
尚、Visaデビットカードシステムの業務やシステム運営は、国内初のアプリにデジタルカードを発行する中小企業向けの法人カードや最短5分で即日発行してすぐ使えるクレジットカードなど 先進的なクレジットカード事業を展開する 三井住友カード株式会社が受託しています。
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「ゆうちょデビット」のメリット、デメリット
「ゆうちょデビット」のメリット
「ゆうちょデビット」のメリットは、”VISA”の”デビットカード”という点から以下のような内容になっています。
- 現金代わりに使え、支払いの手間やATM手数料
- 口座残高の範囲内の金額しか払えないので安心
- オンライン完結で簡単申し込み
- 使った金額に応じてキャッシュバックあり、現金よりオトク
- 世界中のVISAの店舗やネットで使える
- Visaのタッチ決済でスピーディー・清潔・カンタンにお支払い
- ナンバーレスカードなのでセキュリティ性が高い
- ゆうちょ銀行のキャッシュカード一体型
「ゆうちょデビット」のデメリット
「ゆうちょデビット」のデメリットは、”デビットカードのデメリット”という点が多いのですが、一番大きいのは「JP BANK カード(キャッシュカード一体型)」利用者は作れないという点だと思います。
- 「JP BANK カード(キャッシュカード一体型)」利用者は、「ゆうちょデビット」の申し込みができないので、JP BANK カード(キャッシュカード一体型)を解約する必要がある。 ⇒ 「ゆうちょデビット」の注意点 参照
「mijica」と「JP BANK カード(キャッシュカード機能がない単体型)」の利用者は、「ゆうちょデビット」の申し込みができる。 - 「ゆうちょデビット」は、”VISA”しかないので、”JCB”や”Mastercard”などのブランドを選択できない。
- 「ゆうちょデビット」は、個人用のみなので 法人・事業用口座では利用できない。
- Apple Pay や Google Pay には対応していない。
- クレジットカードとは違い、銀行口座に残高がないと利用できず、使用したタイミングで引き落とされてしまう(クレジットカードは支払いしてから約1ヶ月後に口座引き落とし)
- ボーナス払い、分割払い、リボ払い、キャッシングができない。
- ポイント還元率(キャッシュバック率)がクレジットカードより低い。 「ゆうちょデビット」は0.25%キャッシュバック、クレジットカードは一般的に0.5~1%程度のポイント還元率。
- 国内旅行傷害保険、海外旅行傷害保険、空港ラウンジ無料利用などの特典がほとんどない。
「ゆうちょデビットカード」が使える場所
新しい「ゆうちょデビット」は、”ゆうちょデビットカード使えない場所一覧”に記載されている場所以外のVISA加盟店であれば原則的に国内・海外どこでも使えます。
「ゆうちょデビットカード」が使えない場所
新しい「ゆうちょデビット」は、VISAの加盟店であれば基本的に国内・海外どこでも使えますが、一部利用できない場所があり、”使えない場所”は以下の通りです。
ゆうちょデビットが使えない場所一覧
通信・電話
- NTTドコモ
- NTT東日本
- NTT西日本
公共料金・放送
- NHK
公共料金・水道
- 東京都水道局
- 武蔵野市水道部
- 京都市上下水道局
- 大阪市水道局
- 神戸市水道局
- 尼崎市水道局
公共料金・ガス
- 北海道ガス
- 東京ガス
- 大阪ガス
- 東邦ガス
- 広島ガス
- 西部ガス
公共料金・電気
- 北海道電力
- 東北電力
- 東京電力
- 中部電力
- 北陸電力
- 関西電力
- 四国電力
- 九州電力
- 中国電力
- 沖縄電力
新聞
- 読売新聞
- 毎日新聞
- 産経新聞
交通機関
- 高速道路料金
- 飛行機の機内販売サービス
- ガソリンスタンド
ネットサービス・プロバイダー
- BIGLOBE
- ツタヤディスカス
- ヤフージャパン
- @nifty
- ケイ・オプティコム
- So-net
- hi-ho
- AOL
- IIJ(インターネットイニシアチブ)
- UQ WiMAX
- QTNET-BBIQ
- BIC WiMAX
- GMOとくとくBB
- エヌディエス Tiki Tiki
- nojima WiMAX
- YAMADA Air Mobile WiMAX
- エディオンネット
- モバオク
- Gyao
- フュージョン・コミュニケーションズ
- ワイヤレスゲート
- タイムズプラス
- お名前ドットコムレンタルサーバ
- NTTPCコミュニケーションズ
- FeBe
- Hi-Bit
※2022年5月4日現在
【ゆうちょデビットのキャンペーン】
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キャッシュバック還元
「ゆうちょデビット」は2種類のナンバーレスカードデザイン
ゆうちょデビット のデザインは、表面にカード番号や通帳記号番号などのカード情報を記載しない”ナンバーレスカード”仕様となっており、ゆうちょ銀行のコーポレートカラーであるグリーンをベースにした「ゆうちょデビット ブラック」と「ゆうちょデビット ホワイト」の2種類のデザインが選択できます。
【ナンバーレスカードとは?】
ナンバーレスカードは、専用のカードアプリにバーチャルなデジタルカードが発行され、後から郵送されるプラスチック製 クレジットカードにはカード番号などの情報が印刷されない セキュリティ性が極めて高い新世代のキャッシュレスサービス。 クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどで ナンバーレスカードが続々と登場しています。
「ゆうちょデビット」はVisaのタッチ決済も搭載
また、「Visa のタッチ決済」も搭載しており、店舗で利用する時に非接触で決済ができるため、簡単・清潔・スピーディーに支払いができます。
【Visaのタッチ決済とは?】
Visaのタッチ決済は、2020年頃から日本においても急速に普及した最新のクレジットカード支払い方法となり、利用者はVisaタッチ決済対応の決済端末にタッチ決済対応のカードをかざすだけで支払いが完了します。
交通系の電子マネーと同じようにサインも暗証番号の入力も不要なためICチップを使った決済より素早く簡単に支払いができる上、非接触であることから清潔であるという点も大きなメリットになっている最新の決済方法です。
「ゆうちょデビット」の年会費
「ゆうちょデビット」の年会費は永年無料です。
「ゆうちょデビット」の還元率や特典
「ゆうちょデビット」の特典として、毎月のショッピングご利用金額の0.25%が、毎月25日(金融機関が休日の場合は翌営業日)に支払口座へ自動的にキャッシュバックされることで還元されるようになっています。
「ゆうちょデビット」の利用限度額
国内・海外ショッピングの利用限度額
1回:50万円(初期設定は10万円)
1日:50万円(初期設定は10万円)
1か月:100万円(初期設定は30万円)
海外ATMでの現地通貨引出の利用限度額
1回:10万円(初期設定は5万円)
1日:10万円(初期設定は5万円)
1か月:30万円(初期設定は10万円)
「ゆうちょデビット」の注意点
「ゆうちょデビット」の注意点として、一つのゆうちょ銀行口座で、「JP BANK カード(キャッシュカード一体型)」と「ゆうちょデビット」の両方を利用することはできないので、解約してから「JP BANK カード(単体型)」と「ゆうちょデビット」を申し込み作り直す必要があります。 新しく作った「JP BANK カード(単体型)」はカード番号が変更になり、発行に約1ヶ月かかります。
「mijica」と「JP BANK カード(キャッシュカード機能がない単体型)」の利用者は、そのまま「ゆうちょデビット」の申し込みができます。
海外ATM利用手数料は110円かかり、加えて別途ATM設置機関による所定の手数料が必要となる場合があります。
カードを紛失してしまった場合などの再発行手数料は1,100円です。
「ゆうちょデビット」の対象者
「ゆうちょデビット」の対象者は、「キャッシュカードの利用がある、日本国内に在住の個人のゆうちょ銀行 通常貯金総合口座」のみとなっています。
また、15歳未満、または15歳で中学生の場合も、「ゆうちょデビット」は利用できません。
「ゆうちょデビット」の作り方・申し込み方法
「ゆうちょデビット」の申し込みは本人確認書類不要、オンライン完結
「ゆうちょデビット」は、本人確認書類等の準備も不要なので、スマホやPCからオンラインで申し込み手続きが完結します。
奇数月の第二土曜日21:00~翌7:00は、システムメンテナンスにより申し込み不可になっています。
「ゆうちょデビット」の申し込み電話認証有り
「ゆうちょデビット」の申し込みの際に、”ゆうちょ総合口座に登録している電話番号で電話認証を行い” なりすましなど不正防止が行われるので、申し込み後は電話に出られる状態にしておいてください。
「ゆうちょデビット」の良くある質問
Q
「ゆうちょデビット」の申し込み方法は?
A
「ゆうちょデビット」の申し込みは、公式ページから2つあるデザインのうち1つを選び申し込み手続きをします。
詳しく⇒ 「ゆうちょデビット」の作り方・申し込み方法
Q
「ゆうちょデビット」が使えない場所はありますか?
A
あります、「ゆうちょデビット」が使えない場所や使えるお店は以下にまとめてあります。
使えるお店はこちら
⇒ 「ゆうちょデビットカード」が使える場所
使えないお店はこちら
⇒「ゆうちょデビットカード」が使えないお店
Q
「ゆうちょデビット」を作った後古いキャッシュカードはどうすればよいですか?
A
新しい「ゆうちょデビット」が届くまでは、お手元のキャッシュカードを使うことができます。
新しい「ゆうちょデビット」を使ったり、一定期間が過ぎると古いキャッシュカードは使えなくなるので廃棄します。
Q
「ゆうちょデビット」とキャッシュカードの暗証番号は同じ?
A
「ゆうちょデビット」の暗証番号は申し込みするときに新たに設定しますが、キャッシュカードと同じ番号にすることもできます。
Q
「ゆうちょデビット」キャッシュカードとしても使えますか?
A
「ゆうちょデビット」はキャッシュカードとしても使えるデビットカードです。
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