Afterpay(アフターペイ)世界中で人気の決済サービス。日本への対応や買収についても

Afterpay(アフターペイ)とは?分割後払いが若者に人気
Afterpayは、商品を購入してから後で支払いをすることができるサービスです。このサービスを利用すると、商品の価格を4回に分割して支払うことができます。
Afterpayを利用するためには、まず参加しているオンラインショップや店舗で、Afterpayを支払いオプションとして選択します。Afterpayを選択すると、商品代金を4回に分割して支払うことができます。最初の支払いは購入時に行い、残りの支払いは2週間ごとに行います。
Afterpay(アフターペイ)のサービスURL:https://www.afterpay.com/
世界中で利用可能
Afterpayは、オーストラリアを本拠とする会社で、現在はアメリカやイギリス、カナダなど世界中で利用されています。Afterpayを利用すると、クレジットカードの審査を受ける必要がないため、クレジットカードがない人でも利用することができます。
Afterpayは以下の国で利用できます。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- アメリカ
- カナダ
- イギリス
- スペイン
- フランス
- イタリア
ただし、各国でのサービス提供状況や利用できる店舗などは異なる場合があります。また、国によってはサービスが開始されたばかりで、まだ利用できない場合もあります。最新の情報については、公式ウェブサイトなどで確認することをおすすめします。
2023年時点日本で利用可能できない
2023年2月現在、Afterpayは日本でのサービス提供を行っていません。Afterpayはオーストラリア発祥のサービスで、現在はオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリス、スペイン、フランス、イタリアのいくつかの国で利用できますが、日本ではまだ展開されていません。ただし、今後の展開については不明ですので、将来的には利用できるようになる可能性もあるかもしれません。
Afterpayのメリット
Afterpayのメリットは以下のようになります。
- 簡単な支払い方法
Afterpayは商品代金を4回に分割して支払うことができるため、一度に全額を支払う必要がありません。また、支払い期限が2週間ごととなっているため、長期間にわたって支払いをすることができます。 - クレジットカード不要
Afterpayは、クレジットカードを所有していなくても利用することができます。代わりに、銀行口座を登録するだけで利用できます。 - 利用可能な店舗が多い
Afterpayは、世界中の多くのオンラインショップや店舗で利用できます。特に、若年層をターゲットにしているため、若い世代の好むファッションやビューティー製品、家具などが利用可能なショップが多いです。 - 返済の柔軟性
Afterpayは、支払い期限が2週間ごととなっており、返済スケジュールを変更することができます。また、支払い期限が近づいた場合は、リマインダーメールを受け取ることができるため、返済の煩わしさを減らすことができます。
これらのメリットにより、Afterpayは、特に若い世代に人気があります。ただし、利用前には注意点も確認しておく必要があります。
関連記事:[法人向け]請求書をカード払いにして資金繰りが改善できるサービスの仕組みとは
Afterpayのデメリット
Afterpayのデメリットは以下のようになります。
- 利用制限がある
Afterpayは、利用可能な店舗や商品に制限があるため、必ずしも全ての商品で利用できるわけではありません。また、過去に支払い遅延などの問題があった場合、利用制限がかかることがあります。 - 利息がかかる
Afterpayは、商品代金を分割して支払うため、利息がかかる場合があります。そのため、元々の商品価格よりも高くなってしまうことがあります。 - 返済期限に遅れると追加料金がかかる
Afterpayは、支払い期限が2週間ごととなっており、返済期限を遅れると追加料金がかかります。そのため、支払い期限を守ることが大切です。 - 信用スコアに影響する
Afterpayを利用することで、返済遅延などの問題があった場合、信用スコアに影響する可能性があります。そのため、利用前には自分の返済能力をしっかりと考える必要があります。
これらのデメリットにも注意しながら、Afterpayを利用することで、簡単な分割払いができるという利点があります。
Afterpayは払い遅れるとどうなる?
支払い期日に遅延があった場合は、遅延料金がかかりますので、返済スケジュールを守ることが大切です。ただし、Afterpayを利用するには、参加している店舗でのみ利用できるため、利用可能な店舗を確認する必要があります。
Afterpayでは、分割払いの各期限に遅延が生じた場合、利用者に対して遅延損害金が請求されることがあります。遅延損害金の金額は、遅延期間や未払いの金額に応じて変動するため、具体的な金額については、Afterpayの公式サイトやサポートセンターで確認することが必要です。
また、遅延が長期化した場合、Afterpayは、利用者に対して債権回収のための措置を講じることがあります。具体的には、信用情報機関に情報が登録され、クレジットスコアに影響が出る可能性があるほか、法的措置が取られることもあります。
したがって、Afterpayを利用する場合は、各期限に遅れないように十分な注意を払い、返済計画を立てることが大切です。また、返済に関する問題が発生した場合は、早めにAfterpayのサポートセンターに相談することをおすすめします。
Afterpayの評判 若者を中心に人気
Afterpayの評判は、概ね良好です。特に、若年層を中心に人気があります。その理由としては、簡単な分割払いができること、クレジットカードを持っていなくても利用できること、利用できる店舗が多いことなどが挙げられます。
ただし、一部のユーザーからは、返済期限の管理が難しいことや、追加料金が高いこと、利息がかかることなどのデメリットが指摘されています。また、過去に支払い遅延などの問題があった場合、利用制限がかかることもあります。
一般的には、Afterpayは、簡単な分割払いをしたいという人にとって、便利なサービスと言えるでしょう。ただし、自分の返済能力をしっかりと把握し、利用には注意する必要があります。
Afterpay(アフターペイ)は2022年にSquareに買収される
Afterpayは、オーストラリアに拠点を置く、主にeコマースにおける分割払いや後払いのサービスを提供する企業です。2021年8月30日、米国の決済企業であるSquareは、Afterpayを約29億ドルで買収することを発表しました。この買収により、Squareは、Afterpayの顧客層を取り込むことができ、同時に、Squareの顧客にもAfterpayのサービスを提供することができるようになります。また、Afterpayは、Squareのグローバルな展開において、オーストラリアやニュージーランド、英国などの市場での強みを持つことになります。
Squareは、Afterpayの買収により、自社のビジネスを拡大することができます。Afterpayの顧客層は、若い世代を中心に幅広く、Squareにとっては新しい顧客層の獲得につながると考えられています。さらに、Afterpayを利用することで、Squareは、従来のクレジットカード決済よりも安全であるとされる、分割払いや後払いの決済方法を提供することができます。
※Squareは2021年12月にBlockに社名変更
Squareがblockに会社名を変えた理由には、いくつかの理由があります。一つ目は、現在の名称が顧客に適切な印象を与えていなかったことです。Squareは、支払い処理に特化した企業でしたが、その名前によって、より一般的なビジネスのために使われることが適していなかったのです。そして、blockに変更することで、よりビジネスに適した名称に変更されました。
二つ目の理由は、拡張性を持たせるためです。blockという名前は、より広い範囲のビジネスに適しています。Squareは、主に支払い処理に特化していたため、拡張性に欠けていました。しかし、blockという名前は、より一般的なビジネスにも適しており、将来的には、新しい業界や市場にも進出することができる可能性を秘めています。
最後に、blockという名前は、ブロックチェーン技術に関連しているため、より現代的で響きのある名前になりました。Squareからblockに変更することで、より現代的で革新的な印象を与えることができました。
Afterpayを利用するときの注意点
Afterpayを利用する際には、以下の点に注意してください。
- Afterpayはクレジットカードではありません。商品の購入代金を分割払いするサービスであることを理解しておきましょう。
- Afterpayは、利用可能な金額に制限があります。あなたのアカウントで承認された最大金額がわからない場合は、アカウント画面を確認してください。
- Afterpayは、利用者が遅延利息を支払うことなく、スムーズにサービスを利用できるよう、支払い期限を守ることを求めます。支払い期限を過ぎた場合は、追加料金がかかる場合があります。
- Afterpayで購入した商品を返品する場合は、まずは販売元に返品の手続きを行い、その後Afterpayアカウントから返金申請を行ってください。ただし、マーチャントの返品ポリシーによっては、Afterpayの返品ポリシーと異なる場合があります。
- Afterpayは、支払いが不可能な場合には、信用情報機関に通知することがあります。支払いができなくなる前に、必ず返済計画を立て、支払い期限を守るようにしてください。
上記に注意していただくことで、よりスムーズにAfterpayのサービスを利用することができます。
Afterpayの他の後払い競合サービスとは
Afterpayの競合サービスは、以下のようなサービスが挙げられます。
- Klarna:スウェーデン発祥のアフターペイサービスで、アメリカや欧州の多くの国で利用可能です。Klarnaは、アフターペイのほか、分割払いやオンライン決済なども提供しています。
- Affirm:アメリカ発祥のアフターペイサービスで、オンラインや実店舗での決済が可能です。Affirmは、分割払いや買い物ローンのほか、個人間送金や株式投資などのサービスも提供しています。
- Sezzle:アメリカ発祥のアフターペイサービスで、小売店やオンラインストアでの決済が可能です。Sezzleは、商品購入代金の分割払いや、金利や手数料が無料という特徴があります。
- Quadpay:アメリカ発祥のアフターペイサービスで、主にオンラインストアでの決済が可能です。Quadpayは、商品購入代金の分割払いや、金利や手数料が無料という特徴があります。
これらのサービスは、Afterpayと同様に、商品代金を分割払いできるサービスを提供しており、多くの場合、利用者に対して金利や手数料が発生しないなどのメリットがあります。ただし、各サービスには特徴や利用条件が異なるため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
関連記事:[法人向け]銀行振込をクレジットカード払いに変更して資金繰り改善できるサービスとは
【後払い法人サービスのおすすめ 利用企業急増中!】
”手形”や”掛け払い”ではなく”法人カード”でもでもない、新しい形態の法人向けの後払いサービスが増加しています。 特にビジネスローンやファクタリングに代わり、”請求書をカード払い”にできる手軽な資金繰り対策として小規模の事業者に人気です。
フリーランスや個人事業主にも人気がある「支払いcom」 や「INVOYカード払い」、「ラボルカード払い」に代表される”後払いサービスをいままでの後払い方式との違いや複数の類似サービスと比較し、まとめて紹介しています。
- 法人後払いとは。仕組みやメリットなどおすすめ後払い法人サービスについて
- 「請求書カード払い」とは。法人カードで支払いを先延ばし
- 銀行振込をカード払いにできるサービス。銀行振込とクレジットカードの違いとは。
- 建設業向けカード決済サービスとは
- 建設業向け法人クレジットカード「建設スマートカード」とは
- 即日開設もOK! 法人口座開設におすすめのネット銀行とネットバンクを徹底比較
- 独自審査の極度型ローン GMOあおぞらネット銀行のビジネスローン「あんしんワイド」
- URIHO(ウリホ)のメリット・デメリットを評判から分析、導入事例もご紹介
- 三井住友カードの「請求書支払い代行サービス」とは
- 「DGFT請求書カード払い」とは
- 「JCB請求書カード払い」とは
- 「1click(クリック)後払い」とは
- INVOYカード請求とは
- PayPay後払いとは
- 後払いエポス(あと払い by EPOS)とは
- 「BlueBank(ブルーバンク)請求書あと払いサービス」とは。請求書の支払いをあと払い&分割払いにできる