「QBRIDGE」がネットプロテクションズの後払い共通インターフェース接続を導入開始

ネットプロテクションズの後払い共通インターフェース接続とは
「後払い共通インターフェース接続」とは、ネットプロテクションズの「NP後払い」「atone」とシステム接続するための新仕様です。
従来の方法では「NP後払い」と「atone」に関してそれぞれの接続をするための開発が必要でしたが「後払い共通インターフェース接続」を活用することにより一度の開発で「NP後払い」「atone」の両サービスとの接続ができるようになります。
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「QBRIDGE」が後払い共通インターフェース接続により「atone」を導入
株式会社KBKプラスが株式会社ネットプロテクションズの「後払い共通インターフェース」を活用し、販売管理システム、WEBマーケティングシステム、分析システムの3つのシステムの連携により、PCDAサイクルを回して、売上UPに貢献する通販システムである「QBRIDGE」と「atone」の連携を開始しました。
「後払い共通インターフェース接続」によるメリット
「後払い共通インターフェース接続」は開発工程が大幅に短縮される以外にも多くのメリットがあります。
「NP後払い」のサービス品質が向上
「後払い共通IF」に接続することで、「atone」の一部の仕組みを「NP後払い」においても転用可能となるため、以下のメリットを享受できます。
- 与信審査の精度向上、ブランド毀損リスクの削減
現行の与信審査においては、住所/氏名/電話番号の情報のみでは見抜けない不正利用や、プラスαの情報があれば審査OKにできた取引が存在します。「後払い共通IF」に接続することで、「atone」の仕組みを転用した追加情報(IPアドレスや端末情報など)の取得と認証が可能になるため、不正検知力が向上し、転売によるブランド毀損のリスクが低減するほか、審査通過率の改善も可能です。 - 審査保留時の対応工数削減、カゴ落ちの防止
現行の運用においては、住所不備などによる審査保留が発生した場合、お買い物後に加盟店様から購入者様に情報を確認する対応が発生していました。「後払い共通IF」に接続することで、モーダル表示(※1)のご利用が可能となるため、お買い物の途中で購入者様ご自身で審査保留の対応が可能となり、加盟店様の対応工数が削減できるほか、カゴ落ち率も減少します。
※1) 決済画面上にポップアップを表示し、注意文言の表示をしたり、追加情報の入力を誘導したりする仕組み - 審査NG理由の問い合わせ削減
現行の運用においては、購入者様に審査NGの理由を当社から直接回答することが即時でできず、加盟店へ問い合わせが発生するケースが存在しました。「後払い共通IF」に接続することで、即時与信審査とモーダル表示のご利用が可能となるため、審査NG時に購入者様へ直接理由を開示することや当社への直接の問い合わせ誘導が可能となり、加盟店様の対応工数が削減できます。
520万人の会員基盤へのアクセスが簡易化
「後払い共通IF」により「atone」の導入が簡便化します。会員基盤へのアクセスを得意とする会員制の「atone」に対応することで、以下のメリットを享受できます。
- 初回利用顧客の再購入の促進
「NP後払い」で初回利用した顧客を、ポイントプログラムをもとに「atone」へ誘導し、再購入を促進できます。「atone」で銀行口座を登録すれば支払いが自動化され継続率も向上できます。 - 送客による新規顧客の獲得
「atone」を介して、既存の後払い会員520万人(※2)にポイントやクーポンを用いた販促が可能です。クレジットカードではなく、あえて後払いを選択するユニークな顧客層を新規顧客として取り込む機会を創出します。
※2) 2022年3月31日時点におけるNP会員数(退会を除く)
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