国内スタートアップ想定時価総額ランキング(2020年2月)

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国内スタートアップ想定時価総額ランキング(2020年2月)

成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社は、継続的に調査を行い、「STARTUP DB (スタートアップデータベース)」に調査結果を公開しています。今回は、2020年2月3日時点での国内スタートアップ想定時価総額ランキングを発表しました。

以下リリース。

2020年1月16日にSpiberは、荏原製作所との業務提携および出資を受けたことを発表しました。

荏原製作所がSpiberに出資した金額は約10億円で、この調達によりSpiberの想定時価総額は約1,005億円となり、現時点における国内7社目のユニコーン企業となりました。その他にも、2019年12月に、総額53.8億円の大型資金調達が実施されていたことが登記簿情報より確認できました。

荏原製作所とSpiberはこの業務提携を機に、Spiberの構造タンパク質素材の開発・製造における卓越した技術の製造プロセス効率化に向けて協業していく予定。素材産業の変革に挑み、産業機械分野における製品の画期的な機能性向上と用途拡大を追求していきます。

また、後払い決済サービス運営のPaidyが9位に新規ランクインしました。
2019年11月1日にPaidyは、シリーズCエクステンションラウンド並びに、金融機関による融資で総額156億円の資金調達の完了を発表。2019年の国内スタートアップ資金調達額ランキングでは、人気施設の予約受付サイトを展開するEPARKの200.6億円に次いで2番手でした。

Paidyの調達した資金の内訳は、第三者割当増資と融資があります。第三者割当増資の引受先は、Paypal Venturesのほか、Soros Capital ManagementやJS Capital Management、Tybourne Capital Management、および匿名の投資家が含まれます。融資は、Goldman Sachs Japan(ゴールドマン・サックス・ジャパン)やみずほ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行からのものです。

https://voix.jp/biz/news/249/

ピックアップ企業

Spiber
人工合成クモ糸「クモノス(QMONOS)」の開発を手掛けるスタートアップ。“ポリエステル以来の大革命”と言われた同社の「クモノス」は組み替えた蜘蛛の遺伝子からなる合成タンパク質を発酵、高分子合成する。米国の軍事研究機関である米国国防研究計画局(DARPA)も巨額の資金を投じる夢のテクノロジーを展開。

Paidy
カードのいらないカンタン後払い決済サービス「Paidy」を提供するスタートアップ。
「Paidy」は、オンラインショッピングで購入する際のクレジットカード番号入力や、事前登録をせずに、氏名とメールアドレスを入力するだけで購入が完了するオンライン決済サービスです。

当社は、今後も成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB」を通じて、スタートアップ・エコシステムの活性化を行い、国内成長産業の発展に貢献してまいります。

※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。
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