FUNDINNOの実績と評判を解説。 株式投資型クラウドファンディング大手の実力とは
この記事の目次
FUNDINNO (ファンディーノ)とは?実績十分で初心者にもおすすめ
FUNDINNO(ファンディーノ)は日本で初めての株式投資型クラウドファンディング(ECF)で、東京に所在地がある株式会社FUNDINNOが運営しています。株式会社FUNDINNOは2015年に設立されており、FUNDINNOの運営を柱に事業を展開している会社です。
FUNDINNOは、株式投資型クラウドファンディングとして国内シェアNo.1を誇ります。金融庁が定める第一種金融商品取引業者登録の証券会社が運営しているので、実績と安心感があります。
累計成約額は既に92億円を超えていますし、累計契約件数は300件以上、ユーザー数は10万人を突破しており、FUNDINNOは実績も十分。
FUNDINNOは投資家登録も楽で10万円程度〜投資可能
FUNDINNOは投資家初心者にもハードルの高くない点が特徴です。投資家登録申請は約5分で完了する手軽さで、他の金融サービスと違って口座開設手続きが不要なのがポイント。
ベンチャー企業には資金調達、個人投資家には未上場株式購入の機会と、それぞれにメリットを与えるプラットフォームとなっています。
投資は約10万円くらいから可能なので、これら本格的に投資を考えたいという人にとってFUNDINNOは魅力です。
FUNDINNO
公式サイトへ
FUNDINNO (ファンディーノ)とはの評判を分析
※ECFとは株式投資型クラウドファンディングのこと
株式投資型クラウドファンディング自体に魅力を感じている方はまず、大手のFUNDINNOを利用する方が多いようです。会員数の多さゆえに案件数も多く、マーケットとしては活発で評判も上場です。
一方で破産する企業がいくつか出ており、一部ユーザーの評判としては好ましくない口コミも見られます。破産自体はどんな企業投資にもリスクとして存在するものの、それに対するフォローが必要ですね。
株式投資型クラウドファンディングとは?種類や違いを説明
FUNDINNOなどに代表される株式投資型クラウドファンディングは非上場株式を発行して、インターネットで広く多くの人達から資金を募る資金調達方法です。
個人投資家にとっては、FUNDINNOを通じてまだ上場していない企業に投資ができる方法としての魅力があります。支援を行う投資家には、投資した企業が事業で得られた収益が配当となります。
ベンチャー企業にとって資金調達は無視できないハードルですが、株式投資型クラウドファンディングであれば、個人投資家からも広く資金調達ができます。FUNDINNOに登録後、審査等を経て個人投資家から資金調達を行うことができます。
主なクラウドファンディングの4種類
クラウドファンディングは、大きく分けると4つの種類に分類できます。
- 融資型クラウドファンディング
- 寄付型クラウドファンディング
- 購入型クラウドファンディング
- 株式投資型クラウドファンディング
1つは融資型クラウドファンディングです。支援者は複数で借り手となる企業に融資をするやり方です。
2番めは寄付型クラウドファンディングで、リターンを期待するものではなく起案者の活動に共感したり、活動の支援を目的として寄付を行う形で支援します。
3番めの購入型クラウドファンディングは一般的に知られている種類で、支援額に応じて商品やサービスが受け取れます。世の中で聞くクラウドファンディングというとこちらをイメージする方が多いと思います。
4番目の株式投資型クラウドファンディングは当記事で説明している通り、株式会社を対象に、配当に期待して資金を提供する投資方法です。FUNDINNOもこれに該当します。
未上場の未公開株式を受け取る形での投資ですから、ベンチャー企業に期待できる将来性がなければ資金は集まらないです。その為、FUNDINNOをはじめとした株式投資型クラウドファンディングでは投資に値する企業か審査の上で案件化され、投資家を募るのが普通です。
関連記事:投資型クラウドファンデイングとは?
FUNDINNOに代表される株式投資型クラウドファンディングのメリット
投資家にとってのメリット
- 未上場の未公開株式がいち早く買えること
- 投資のプロによる審査を経た企業に投資できること
- 株主優待が受けられる可能性があり
- エンジェル税制の対象となる
株式投資型クラウドファンディングとしてFUNDINNOを利用することのメリットは未上場の未公開株式がいち早く買えること、投資のプロによる審査を経た企業に投資できることが挙げられます。
投資家はいわゆるキャピタルゲインを得ることができるので、投資先企業が上場やM&Aされることで大きな利益をあげることに期待が持てます。
株式を購入する形の投資方法ですから、場合によっては株主優待が受けられる可能性があります。
また、FUNDINNOなどの株式投資型クラウドファンディングはエンジェル税制の対象なので、節税をすることができます。
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chiiki/angel/structure/index.html
企業にとってのメリット
- 企業にとっては短期間に広く資金調達ができること
- 特定の投資家に経営権が握られにくいこと
企業にとっての株式投資型クラウドファンディングのメリットはFUNDINNOなどのサービスを通じて短期間に広く資金調達ができることでしょう。
また投資額に上限があることから、特定の投資家に経営権が握られにくいこともメリットの1つです。
従来のようにベンチャーキャピタルからの資金調達では、権力を持った投資家からの一存により事業の方向性や経営陣をガラッと変更せざるをえないことも多かったのですが、FUNDINNOなどの株式投資型クラウドファンディングを利用することで幅広い投資家から資金調達できるので一人の投資家の一存で状況を変動させるリスクが少なくなります。
FUNDINNOなど株式投資型クラウドファンディングのデメリットや注意点
FUNDINNOを利用することでの投資家側のデメリット
投資家視点で見ると、FUNDINNOなどの株式投資型クラウドファンディングは、ベンチャー企業に投資をするという性質上、既に上場している企業に投資する場合と比べてデメリットやリスクがあります。
- ハイリスクハイリターンであること
- 一人の一社あたりの年間投資額の制限があること
株式投資型クラウドファンディングは投資企業がIPOやM&Aという展開になれば、大きなリターンに期待できますが、そのためにはある程度長期的に運用する必要がありますし、事業計画が失敗するリスクも有るためハイリスクハイリターンになり得ます。
投資家にとってのデメリットにはもう1つ、1人が1つの会社に投資できる額が年間50万円までという上限があります。特定の企業に集中的な投資はできないので、FUNDINNOなどを通じて分散投資をすることになることがメリットにもデメリットにもなりえます。
FUNDINNOを利用することでの企業側のデメリット
- 年間資金調達額に上限があること
- 利用に当たり手数料や審査があること
企業側にとってのデメリットは株式投資型クラウドファンディングでの資金調達が1年間に1億円未満という上限があることです。また、FUNDINNO等、株式投資型クラウドファンディングサービスの利用においては手数料が発生したり審査を受けなければいけないこともデメリットの一つといえるでしょう。
日本のベンチャー投資は、本場のアメリカと比べて40分の1にも満たない規模ですが、逆に考えると規模が拡大する将来性があります。
FUNDINNOはまさにそうした投資の活性化に貢献するサービスで、いち早く株式投資型クラウドファンディング市場に参入しているのが特徴です。
クラウドファンディング関連記事
投資型クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの違いや関連記事を紹介します。
話題の株式投資型クラウドファンデイングのイークラウドについて分析し解説しました。利用者のリアルな評判は?
FUNDINNOは日本の株式投資型クラウドファンデイングの大手企業。その特徴やメリット・デメリット・評判を解説します。
貸付投資のFunds(ファンズ)。メリットやデメリットについて開設します。知っておくべき注意点もあります。
投資型クラウドファンディングのオルタナバンク(旧SAMURAI FUND)について評判や基本情報を解説。
広報・PRご担当者様へ