株式会社ハンモックが帳票設計不要のAI-OCRサービス「DX OCR」をリリース

法人向けソフトウェアパッケージ、クラウドサービスを提供する株式会社ハンモック(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：若山 大典、以下 ハンモック/東証グロース：173A）は、AI-OCRの技術を活用してあらゆるドキュメント（帳票、手書き文字、画像等）からデータ抽出を得意とする「DX OCR」をリリースしたことをお知らせします。

1.リリースの背景

現代社会において、労働人口が減少する中、これまで人手による入力作業で行われていたデータエントリー業務は、代替手段の需要が高まっていますが、多種多様な帳票、設計図、検査表、FAX受信伝票などが存在し、OCRでデータ化する為の帳票設計が、従来のOCR製品の課題でありました。

ハンモックはこの課題解決のため、2023年12月に、帳票設計不要のAI-OCRサービスをリリースすべく、まずはユーザーニーズの把握を目的として募集したAI-OCRサービス「DX OCR」の無償評価を実施いたしました。

その結果、今日現在に至るまで、６ヶ月で合計約200件の評価を実施し、多くの企業様から高い評価をいただきました。　2023年12月より多くのお客様にご協力いただいた無償評価からの結果と、様々なご意見やご要望をもとに、長年OCRメーカーとして蓄積してきた開発ノウハウを加え、この度、「DX OCR」を正式リリースさせていただく運びとなりました。

2.約200件の無償評価による成果

１）DX OCRの機能特長である「手書き文字」や「斜め文字」の認識ができる点、「定型・非定型」を問わず、帳票設計が不要である点から、あらゆる帳票レイアウトの自動解析と仕分けに成功しました。

２）従来のAI-OCR製品で問題となっていた、白抜き文字や網掛け文字の読み取り、論文などの段落を順番通りに読み取ることも、正確な構造解析と識字に成功しました。

３）申込書や請求書、注文書などOCRで読み込むことが通例となっている帳票はもちろん、アンケートや勤怠表、契約書、ミルシートなど各業種・業界または職種に特化したものも含め、AIでレイアウトを正確に解析し、文字や文章を正確に抽出することに成功しました。

DX OCRは、従来のOCR製品の課題を解決し、習慣化された人によるデータ入力業務を改善し、時間とコストの大幅な削減、新たなデータの活用に貢献いたします。

3.【2024年9月20日(金)】DX OCR オンラインセミナーを開催いたします

リリースを記念して、AIで進化した読取り精度と帳票設計フリーのAI-OCRサービス「DX OCR」の実際の事例を交えた、製品セミナーを開催いたします。

下記のような課題をお持ちの企業様は、ぜひご参加ください

・大量の納品書や勤怠表、申込書など紙のデータ化に課題を抱えている

・手書き帳票含め大量の紙データを人手不足な中、多数スタッフが毎日長時間かけてDB入力

・現在利用しているOCR製品の品質や操作性に課題を感じている

・現在利用しているOCR製品の費用に不満を感じている

・OCRを検討したが業務に適合できなかった

■DX OCRとは

DX OCRは、帳票設計や設定が不要でありながら、手書き文字含めあらゆる画像文字をスムーズにデータ化できる、AI-OCRサービスです。DX推進の一環として、大量の帳票や画像に埋もれた情報を一括で抽出し、業務の効率化と自動化を実現します。また、あらゆるメーカーの複合機・スキャナに対応しているため、さまざまなお客様にご活用いただけます。