転倒転落予測AIシステム「Coroban®」日本転倒予防学会推奨品として認定

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転倒転落予測AIシステム「Coroban®」日本転倒予防学会推奨品として認定

ビッグデータを含む情報解析を支援する、株式会社FRONTEOの人工知能を用いた転倒転落予測システム「Coroban®」が日本転倒予防学会推奨品として認定

株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏、以下FRONTEO)は、人工知能を用いた転倒転落予測システム「Coroban®」(特許登録番号:特許第6652986号)が日本転倒予防学会推奨品として認定されたことをお知らせします。

本システムは入院患者さまの看護記録を解析し、転倒転落のリスクを予測し提示する画期的なシステムで、当社独自の自然言語解析AIである「Concept Encoder(conceptencoder®、コンセプト・エンコーダー)」の技術を活用し、エーザイ株式会社と共同で開発しました。

看護記録のテキスト情報をもとに、医療従事者の「気付き」を拾い上げる特徴や、医療安全業務の質と効率の改善に繋がる可能性が評価され、この度、本システムが日本転倒予防学会推奨品に認定されました。

FRONTEOは今後もより多くの医療関係者や患者さまに安心して「Coroban®」を使用頂けるよう、研究開発を続けます。

 

Coroban®について

Coroban®はFRONTEOがエーザイ株式会社と共に開発した、人工知能Concept Encoderを利用した転倒転落予測システムです。

Concept Encoderが電子カルテを読み込み、患者さまの状態や看護記録から転倒リスクを評価します。医療スタッフの負担を増やすことなく、従来の転倒リスク評価シートと同等の精度での予測が可能です。

特許登録番号:特許第6652986号

URL: https://lifescience.fronteo.com/operations/

Concept Encoderが自由記述の電子カルテを読み込み、転倒リスクを評価します。Corobanの画面。看護記録から転倒リスクを0~1.0のスコアで評価(左)し、特に注意が必要な患者さまをリスト化(右)しています。

 

Concept Encoder(conceptencoder®、コンセプト・エンコーダー)

「Concept Encoder(conceptencoder®、コンセプト・エンコーダー)」は、FRONTEOがライフサイエンス分野に特化して開発した自然言語解析AI(人工知能)です。自由記述のテキストデータを大量に含むメディカルデータを、エビデンスに基づいて有効に解析・活用することを目的に2018年に開発しました。

「Concept Encoder」はテキスト以外のデータとの共解析も可能であり、ライフサイエンス領域に蓄積されてきた遺伝子発現情報・バイタルや各種検査値などの数値データとの共解析の研究を進めています。

特許登録番号:特許第6346367号

URL: https://lifescience.fronteo.com/

 

FRONTEOについて

株式会社FRONTEOは、独自に開発した自然言語解析AI(人工知能)エンジン「KIBIT®(キビット)」や「conceptencoder®(コンセプト・エンコーダー)」により、情報解析を支援する企業です。

国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、デジタルフォレンジック調査を支援する企業として2003年8月に設立、自社開発のデータ解析プラットフォームなどの技術を駆使し、現在までに約1万件の国際訴訟対策を支援してきました。

また、リーガル事業で培った独自のAI関連技術を、ライフサイエンスやビジネスインテリジェンスなどの領域に展開し、創薬研究支援や診断支援、働き方改革でも実績をあげています。2007年6月26日東証マザーズ上場。資本金2,559,206千円(2019年3月31日現在)。

URL: https://www.fronteo.com/

※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。
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