株式会社マリが総額3億円の資金調達を実施、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の解決を目指す
VOIX編集長 虎さん
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株式会社マリが第三者割当増資による総額3億円の資金調達を実施、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の解決を目指す
京都大学発ベンチャーの株式会社マリ（京都市、代表取締役：瀧宏文、以下マリ）が、ベンチャーキャピタル３社を引受先とする第三者割当増資を実施した。
株式会社マリが引受先3社から総額3億円を調達
引受先は、既存投資家であるMedVenture Partners社が運営するＭＰＩ－２号投資事業有限責任組合、京都大学イノベーションキャピタル社が運営するイノベーション京都2021投資事業有限責任組合、グローバル・ブレイン社が運営するKIRIN HEALTH INNOVATION FUNDの3社から各々1億円、総額3億円を調達した。
株式会社マリは睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対するヒトに優しい解決ソリューションを開発中
株式会社マリは、日本において治療が必要な患者が約500万人いるとされる睡眠時無呼吸症候群(SAS)において、非接触・ディジタル技術を駆使してに対するヒトに優しい解決ソリューションを開発している。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、自覚症状に乏しく、本人が気づかない間に高血圧、動脈硬化などをもたらし、放置すると心不全、脳梗塞など重篤な疾患につながるが、治療の第一選択肢である持続陽圧呼吸療法（CPAP）は受け入れや治療継続面での課題が顕在化していることから、これらの課題に対して、ミリ波レーダ等を用いた非接触センシングと非接触刺激の組み合わせにより、患者への負担が少なく受け入れやすい完全非接触の診断・治療法の提供を目指しているという。
株式会社マリが開発中のSAS治療機器の使用イメージ
株式会社マリ 会社概要
- 会社名：株式会社マリ (英文名：MaRI, Co., Ltd.)
- 代表者：代表取締役兼CTO 瀧 宏文
- 所在地：〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町91 京都リサーチパーク９号館104号室
- 設立日：2017年11月
- 事業内容：非接触センシング・ディジタル信号処理技術による睡眠呼吸障害の診断・治療等医療機器の開発、製造、販売及びミリ波レーダを活用した非接触ヘルスケアモニターの開発、製造、販売並びに技術ライセンス事業。
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