中途採用における、リファレンスチェック実施状況調査をエンワールド・ジャパン株式会社が発表

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中途採用における、リファレンスチェック実施状況調査をエンワールド・ジャパン株式会社が発表

エンワールド・ジャパン株式会社、中途採用における、リファレンスチェック実施状況調査を発表

リファレンスレポートサービス「ASHIATO(アシアト)」を提供し、日本最大級のグローバル人材に特化した人材紹介会社 エンワールド・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ヴィジェイ・ディオール)が、 中途採用における「リファレンスチェック」の実施状況について、外資系企業、およびグローバルにビジネスを展開している日系企業にアンケートを実施し公表した。

リファレンスチェックの認知率は「外資系企業93%、日系企業73%」、リファレンスチェックの実施率「外資系企業58%、日系企業23%」、7割の企業が「リファレンスチェックの回答内容が採用の判断に影響する」、リファレンスチェックを行っているタイミングは「最終面接の後が最多で62%」などのリファレンスチェックに関するアンケート結果に関する貴重な資料となっている。

<以下、リリース>

【中途採用における、リファレンスチェック実施状況調査】実施率は外資系企業 58%、日系企業23% 7割が「採用判断に影響」

外資系企業・日系グローバル企業の中途採用における、リファレンスチェック実施状況調査
日本最大級のグローバル人材に特化した人材紹介会社 エンワールド・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ヴィジェイ・ディオール)は、 中途採用における「リファレンスチェック」の実施状況について、外資系企業、およびグローバルにビジネスを展開している日系企業にアンケートを実施し、303社から回答を得ました。

【調査結果 概要】

  • リファレンスチェックの認知率、外資系企業93%、日系企業73%
  • リファレンスチェックの実施率、外資系企業58%、日系企業23%
  • 7割の企業が「リファレンスチェックの回答内容が採用の判断に影響する」
  • リファレンスチェックを行っているのは、約5割が「人事・採用担当者」
  • リファレンスチェックの良い点、第1位「面接官が受けた転職希望者の人物像や能力に間違いがないかの判断に役立つ」
  • リファレンスチェックの欠点、第1位は外資系企業「回答の信憑性が判断しづらい」、日系企業「回答者の属性によって回答に偏りが生じる可能性がある」
  • リファレンスチェックを行っていない企業の7割は「導入の予定はない」、導入しない理由の第1位は「回答の信憑性に懐疑的」

◆リファレンスチェックとは

採用の過程で、転職希望者の勤務状況や人物などについて、前職、または現職の関係者に問い合わせること

【調査結果 詳細】

1.リファレンスチェックの認知率、外資系企業は93%、日系企業は73%(図1)
「リファレンスチェックについて知っていますか」と伺ったところ、84%が「知っている(内容も知っている)」と回答しました。外資系企業の回答は93%となり、日系企業の回答を20ポイント上回りました。(外資系企業:93%、日系企業:73%)【図1】「リファレンスチェック」について知っていますか。

2.リファレンスチェックの実施率、外資系企業は58%、日系企業は23%(図2)
リファレンスチェックの内容を説明した上で、「貴社では、中途採用においてリファレンスェックを実施していますか」と伺ったところ、41%が「実施している」と回答しました。外資系企業の回答は58%となり、日系企業の回答を35ポイント上回りました。(外資系企業:58%、日系企業:23%)

【図2】貴社では、中途採用においてリファレンスチェックを実施していますか。

3.7割の企業が「リファレンスチェックの回答内容が採用の判断に影響する」(図3、図4)
「リファレンスチェックを実施している」と回答した企業に、リファレンスチェックで得た情報が採用の判断にどの程度影響しているか伺いました。「採用の判断に影響している」(大きく影響している、少し影響している)と回答した企業は68%でした。日系企業の回答が外資系企業の回答を19ポイント上回り(外資系企業:62%、日系企業:81%)、リファレンスチェックを行っている割合は外資系企業が高い一方で、採用判断への影響度は日系企業の方が高いことが見て取れました。

【図3】「中途採用でリファレンスチェックを実施している」と回答した企業に伺います。リファレンスチェックで得た情報は、採用判断にどの程度影響していますか。

リファレンスチェックを行っているタイミングは、最終面接の後が最多で62%でした。(同:65%、55%)日系企業では、45%が「最終面接より前」(一次面接の後、二次面接以降~最終面接より前)と回答し、外資系企業の回答を22ポイント上回りました。(同:23%、45%)日系企業では、外資系企業と比較して、選考のより早い段階でリファレンスチェックを実施している企業が多いことが分かります。

【図4】どのタイミングでリファレンスチェックを実施していますか。

4.リファレンスチェックを行っているのは、約5割が「人事・採用担当者」(図5、図6、図7)
「リファレンスチェックを行っている」と回答した企業に、誰がリファレンスチェックを行って いるか伺いました。もっとも多いのは「人事・採用担当者」(外資系企業:51%、日系企業39%)、次いで「外注・アウトソーシング」(同:26%、30%)でした。

リファレンスチェックを依頼する対象者の選び方は、「転職希望者からの推薦」が最多で63%(同:67%、52%)でした。「企業が独自に探している」と回答したのは、日系企業が外資系企業を18ポイント上回りました。(同:21%、39%)「1人の転職者につき、リファレンスチェックを行っている人数」は「2人」が最多で58%(同:61%、48%)でした。

【図5】リファレンスチェックは、誰が行っていますか。

【図6】リファレンスチェックを依頼する人を、どのように選んでいますか。

【図7】1人の転職希望者につき、何人にリファレンスチェックを行っていますか。

5.リファレンスチェックの良い点、第1位「面接官が受けた転職希望者の人物像や能力に間違いがないかの判断に役立つ」(図8)
「リファレンスチェック実施している」と回答した企業に、リファレンスチェックの良い点を伺いました。第1位は「面接官が受けた転職希望者の人物像や能力に間違いがないかの判断に役立つ」でした。コメントも一部紹介します。

【図8】リファレンスチェックの良い点はどの様な点だと思いますか。(複数回答可)

▼リファレンスチェックの良い点に関するフリーコメント
・個人別のオンボーディングプランに活かしている(外資系企業)
・リファレンスチェックで全て分かるとは考えていないが、しないよりは良い(外資系企業)
・解雇が難しい日本において、ベンチャー企業では採用ミスが命取りかねず、リファラル採用、もしくはリファレンスチェックを重視している(日系企業)
・入社後に不幸な判断をすることがなくなる(日系企業)

6.リファレンスチェックの欠点、第1位は外資系企業「回答の信憑性が判断しづらい」、日系企業「回答者の属性によって回答に偏りが生じる可能性がある」(図9)
「リファレンスチェック実施している」と回答した企業に、リファレンスチェックの欠点を伺いました。第1位は外資系企業で「回答の信憑性が判断しづらい」 、日系企業で「回答者の属性によって回答に偏りが生じる可能性がある」でした。コメントも一部紹介します。

【図9】リファレンスチェックの欠点はどの様な点だと思いますか。(複数回答可)

▼リファレンスチェックの欠点に関するフリーコメント
・個人情報保護のため、アクセスに限りがある(外資系企業)
・良い回答を出す人のみが、リファレンスチェック回答者として推薦される可能性がある(外資系企業)
・転職希望者の弱点を言ってくれるとは限らない(外資系企業)
・転職希望者の心象に響く(日系企業)
・社内の人と繋がりが薄い方の場合、忌憚ない意見がもらえない可能性がある(日系企業)
・リファレンス先が見つからず、実施できないケースが多い(日系企業)

7.リファレンスチェックを行っていない企業の7割は「導入の予定はない」、導入しない理由の第1位は「回答の信憑性に懐疑的」(図10、図11)
「リファレンスチェックを実施していない」と回答した企業に、今後リファレンスチェックを導入する予定があるか伺ったところ、71%が「導入の予定はない、導入しない」と回答しました。 (外資系企業:59%、日系企業:78%)「導入の予定はない、導入しない」と回答した企業にその理由を伺ったところ、第1位は「回答の 信憑性に懐疑的」でした。

【図10】 「リファレンスチェックを実施していない」と回答した企業に伺います。今後リファレンスチェックを導入する予定はありますか。

【図11】 「リファレンスチェックを導入の予定はない、導入しない」と回答した企業に伺います。その理由は何ですか。(複数回答可)

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【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:303社
調査実施期間:2021年1月15日~1月21日
回答者所属企業:外資系企業社員  52%、日系企業 48%
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「活躍の足跡」を可視化するリファレンスレポートサービス『ASHIATO』

(https://ashiatohr.com/)

ASHIATO(アシアト)は、エン・ジャパンによる新しい「リファレンスレポート」サービス。候補者の現職や前職の上司・同僚によるレビューを集め、過去の活躍ぶりを可視化します。
ネガティブチェック的な要素が強かった従来の「リファレンスチェック」とは異なり、採用上のネックだけでなく「活躍のためのヒント」まで可視化できるのが特徴。企業にフィットする人材の採用から活躍まで支援するオンライン完結型のサービスです。

導入に関するお問い合わせ 担当:水野(ayumu.mizuno@enworld.com)

エンワールド・ジャパンについて(https://www.enworld.com/)
1999年に創業した、アジア太平洋地域4ヵ国に拠点のある、グローバル人材に特化した人材紹介会社です。外資系企業・日系グローバル企業の、ミドル~ハイクラスのポジションの採用支援を専門としています。正社員、エグゼクティブ人材紹介、プロフェッショナル人材派遣、採用代行サービス(RPO)を通し、あらゆる方面から人材採用や転職に関する支援を行っています。

<リリース>

 

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