クレジットカードのタッチ決済の デメリットやメリットとは?
クレジットカードのタッチ決済は、Visa、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブのクレジットカードブランドが対応しています。
タッチ決済は海外で先に普及し始めていたのですが、1年ほど前から始まった新しい生活様式に合わせて日本でも急速に普及しはじめた、お店でクレジットカードを使うときの新しい支払い方法です。 各カード社は、三井住友カード(NL)ナンバーレス、エポスカード、三菱UFJカード のようにカードデザインやブランドリニューアルに合わせてタッチ決済対応のクレジットカードを主力カードとして位置づけ順次リリースし始めており、2021年12月から JCBもデザイン変更と同時にJCBのタッチ決済 を標準搭載することになった。
タッチ決済のマーク
クレジットカードのタッチ決済を使う場合は、店舗の決済端末やカードリーダーとクレジットカードがタッチ決済に対応している必要があり、それぞれにタッチ決済のマークが書かれています。
タッチ決済のメリット
タッチ決済は支払いが簡単
クレジットカードを使ったキャッシュレス決済は、現金に比べ支払いが簡単ですが、タッチ決済は、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードのようにカードリーダーにクレジットカードをタッチするだけ、サインは不要、4桁の暗証番号も不要なので驚くほど簡単です。
タッチ決済は支払いがスピーディ
クレジットカードのタッチ決済は、カードを店員に渡すこともなく、カードリーダーに差し込むこともなく、サインも暗証番号も不要なので、スピーディに支払いが可能です。 Visa調べでは、現金払いとの比較で支払い時間が半分になっています。 タッチ決済が主流になればコンビニのレジで待つこともなくなると思います。
タッチ決済は安全、安心
クレジットカード自体の根本的なデメリットとして一番大きいのは不正利用です。 特に支払い時に店員にカードを渡したり決済端末にカードを差し込むときに、店員や他の客にカード番号を見られてしまいます。 タッチ決済であれば一瞬だけタッチするだけなのでカード番号を盗まれる心配が大幅に下がります。 最近はカード番号を表面ではなく裏面に印字するカードやカード番号そのものをクレジットカードに印字しないナンバーレスというクレジットカードが増えてきており、そのような形式のカードでタッチ決済すれば不正リスクはほぼ無くなります。
タッチ決済の技術的な仕組みも、Europay、Mastercard、Visaの3社が開発したICの世界標準規格世界基準のセキュリティ技術であるEMVの採用により、高度な偽造防止などの対策が施されています。
詳しく⇒ 三井住友カード(NL)ナンバーレス
詳しく⇒ ナンバーレスクレジットカード おすすめ比較
タッチ決済は非接触で清潔
特に日本において急速に普及し始めた理由が、新しい生活様式に合わせてタッチ決済が店員やカードリーダーと接触せず、清潔であることが大きな後押しになっています。 スマホ決済、交通系ICカード決済、そしてクレジットカードのタッチ決済に慣れると、特に飲食店舗においては誰にも、何にも接触しないで済むので安心感が大きいです。
クレジットカードのメリットも得られる
クレジットカードのタッチ決済で見逃せないのは、その他の決済手段と違い、事前にチャージが不要、専用アプリでの設定も不要、支払い(引き落とし)も後日、ポイントが貯まり、会員サイトなどの登録も不要 という点も大きなメリットになっています。
タッチ決済のデメリット
タッチ決済のデメリットは利用者側には基本的にありません。
クレジットカード会社にとっては「NFCType A/B」という近距離無線通信の国際規格であるタッチ決済用の仕組みをクレジットカードに組み込むためのコストが増えます。
店舗側もタッチ決済対応のカードリーダーを用意するためコストが増えるのと「タッチ決済で」と来店客に言われた時に店員の対応が必要な点が挙げられますが、メリットと比較すると大きな影響がないので、タッチ決済に対応した店舗が急増しています。
特に2021年4月からコンビニ大手で唯一タッチ決済に対応していなかったファミリーマートがタッチ決済を導入したことで、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートにおいてタッチ決済が利用できるようになったことはとても大きいです。
詳しく⇒ ファミリーマート、クレジットカードのタッチ決済を全店導入
Visaのタッチ決済
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されており、既に2020年9月末時点でVisaの対面取引の43%がタッチ決済となっています。
日本においては、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社と三井住友カード株式会社が主導し普及に努めており、Visaのタッチ決済対応カード発行数が2020年12月末時点で3,670万枚を超え、スーパー、コンビニ、ファストフードなど店舗が急拡大、三井住友カード(NL)では、コンビニ大手2社などやマクドナルドでVisaのタッチ決済を利用するとポイント還元率5%になるなど特典も多く大人気になっています。
詳しく⇒ Visaのタッチ決済 について
詳しく⇒ 三井住友カード(NL)ナンバーレス
アメックスのタッチ決済(コンタクトレス決済)
アメリカン・エキスプレスもタッチ決済の普及に積極的であり、2019年1月以降において一度でもタッチ決済を利用したことがあるタッチ決済利用累積会員数をこの2年で31倍にも伸ばしています。
詳しく⇒ アメックスのタッチ決済(コンタクトレス決済)について
ファミリーマート全国約16,600店においても4月からタッチ決済が可能になったので、アメックスが20%還元の「ファミリーマート タッチ決済キャンペーン」を4月13日(火)から実施しています。
詳しく⇒ アメックス20%還元「ファミリーマート タッチ決済キャンペーン」
JCBのコンタクトレス決済
JCBコンタクトレスは、JCBブランドのクレジットカードやJCBカードを登録したスマートフォンなどを店舗の決済端末にかざすだけで、非接触で支払いができるサービス。 JCBの他に、イオンカード、ジャックス、楽天カードが先行してJCBのタッチ決済を搭載したクレジットカードを発行していたが、2021年12月よりプロパーカードである JCB ORIGINAL SERIES がデザイン変更し JCBのタッチ決済が標準搭載されることになった。
詳しく⇒ JCBが新デザインに変更しリニューアル、JCBのタッチ決済も搭載
Mastercardタッチ決済
Mastercardも、新しい生活様式において求められているため、ICカードによるMastercard®タッチ決済とスマートフォンなどのデバイスをかざすことで支払いができるモバイル決済を積極的に展開しており、世界では2020年第3四半期時点で対象店舗の45%が非接触決済に対応、クレジットカードによる取引のうち非接触決済が41%を占めて、前四半期比で37%増加している模様です。 カード情報は暗号化により厳重に保護され、誤って2回タッチしてしまっても、1回分のみが請求されるなど安全対策も万全です。
日本においても、Mastercardコンタクトレス決済促進キャンペーンに、大坂なおみ選手、リオネルメッシ選手、リーチマイケル選手をアンバサダーとして起用し積極的に展開を開始しています。
詳しく⇒ Mastercardコンタクトレス決済促進キャンペーンに、大坂なおみ選手、リオネルメッシ選手、リーチマイケル選手を起用
タッチ決済ができるおすすめのクレジットカード
タッチ決済対応クレジットカード一番のおすすめは、三井住友カード(NL)ナンバーレスです。
セブン-イレブン、ローソンなどとマクドナルドでタッチ決済で支払うと、もれなく”5%還元”になります。
キャンペーンではなく、ずっと継続して5%還元になるので、コンビニとマクドナルドを多用する方はメリットが大きくおすすめです。
詳しく⇒ 三井住友カード[公式]ページ
詳しく⇒ 三井住友カード(NL)ナンバーレス
USJ(ユニバーサル スタジオ ジャパン)がJCBのタッチ決済を導入
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