paildとは
paild(ペイルド)は、従業員が経費を使用するときに生じる小口現金の管理をなくしたり、電子帳簿保存法やインボイス制度に関わる業務を中心に、主に日々の経費に関わる煩雑な経理業務を大幅に削減したいなどの理由で中小企業から大企業が導入を進めている、新時代を担うクラウドサービス一体型の高機能な法人プリペイドカードです。
審査がない法人カードなので導入が簡単、クラウドサービスが充実
まず、paildは一般的な法人カードと比べ与信審査がないことから導入手続きがとても楽であることも特徴です。
そしてカードを多くの従業員に配布して管理したり、カードを利用した領収書を回収し管理するなどの運用がスムーズにできるクラウドサービスが一体化している点が強みとなっています。
さらには、paildのクラウドサービスとfreee会計とマネーフォワードクラウド会計はAPI連携もできるなど、現代のビジネスニーズに寄り添った機能が豊富であることが特徴です。
- 【こんな経理担当者におすすめ】
- 拠点や人員の増大などで小口現金の管理負担が大きい
- 領収書など証憑の回収に大変な思いをしている
- 電帳法とインボイス制度への対応で業務量が増大中
- 決算スピードを速めたい、月次決算に対応したい
- 法人カードを従業員に配布する際のリスクが怖くて未導入
- 謄本や決算書類など審査書類の準備が負担で手続きできない
大規模法人から小規模法人まで導入する企業が増加中
paildは有名な大手企業から小規模法人まで導入する事業者が急増しており、現在導入事業者は5,000社を突破しております。 ”しまむら”や”Gunocy”などの上場企業など導入事例やサービスの詳細は公式ページに紹介されています。
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今回はクラウド型法人カード「paild(ペイルド)」の特徴を紹介していきます。
「paild(ペイルド)カード」の主な特徴。現代のビジネスに特化した高機能。
株式会社ペイルドが提供するpaild(ペイルド)は現代のニーズにあった年会費無料の法人カードとして2020年にデビューしました。ユニークな特徴ゆえにニュースにも取り上げられるなど、多くの話題になり、複数の大手ベンチャー企業でも採用される実績をもっています。
まず、大きな特徴について①カードスペック、②クラウド管理の2面から見ていきます。
①カードスペックの特徴
カードスペックを見たときに従来の法人カードと違うのはチャージ式(プリペイド)のカードであること。チャージ式であることにより、発行枚数や発行スピード、審査の不安や限度額の不足を解消しビジネス機会拡大を逃さないメリットを与えられます。
また、チャージ式にも関わらず3Dセキュア対応しており、利用可能なサービスの幅はかなり広いです。
カードスペックの主な機能
- 年会費永年無料
- 無制限の発行枚数
- 最短即日利用可能
- 与信限度額や与信審査なし
- プリペイド方式
- Visaのタッチ決済に対応
- 3Dセキュア対応
②クラウド管理
クラウド管理(オンライン上でカードを一元管理できる)機能が従来のカードより進んでいます。書面での申請や審査、専用のソフトのダウンロードの必要がなく、場所や時間にとらわれずに操作可能などリモートワークの会計/経理担当者さんも対応できます。
特にカードの追加発行や管理、ほかサービスとのデータ連携は秀でたものがあり、人材や部門において流動性の高い企業には好まれるでしょう。
クラウド管理機能の主な機能
- クラウド管理画面での主な機能
- 部門/従業員カードの追加発行
- 部門/従業員カードの即停止
- 部門/従業員カード毎の限度額管理
- 部門/従業員カード毎の利用明細
- 発行カード毎の任意の名称設定
- リアルタイム明細管理
- クラウド会計ソフトとの連携
- Saasサービスとの連携
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paild(ペイルド)のメリットや注目ポイントを解説。
上述の特徴のうち、主だったメリットや機能をピックアップして説明していきます。
年会費永年無料で利用できる
初期費用は10万円(税別)ですが年会費、月額利用料は無料です。法人カードにおいて年会費や、月額利用料、追加カードの年会費が無料のカードというのは珍しい部類に入ります。
法人カードの年会費や限度額の相場は?
年会費 | 利用限度額 | |
---|---|---|
一般カード | 0〜1500円程度 | 0〜100万円程度 |
ゴールドカード | 5000円〜1万円程度 | 100〜数百万円 |
プラチナカード | 数万円程度 | 100〜数百万円 |
paild(ペイルド) | 無料 | 無制限※ (ウォレット残高内) |
カードブランドにより大きく差がありますので上記は相場の概数です。
※paild(ペイルド)はチャージ式なので与信による利用限度額がなく、ウォレットにチャージした金額残高内なら限度額なしで利用可能です。
従業員カードの発行・管理がクラウドで自由自在
部門や従業員用のカードももちろん無料。面倒な書類が不要で、管理画面からカード発行・限度額管理・利用停止がすぐ行えます。カードの発行枚数は無制限。
管理画面上でカード毎の名称が任意に設定できるので部門や利用者名、用途などに分けて明細や設定の管理がしやすいのも特徴です。
便利なバーチャルカードで最短即日発行可能
バーチャルカードの発行が可能で最短即日からオンライン決済が利用可能です。(必要な場合、申請すれば後日プラスチック製のリアルカードも受け取ることができます。店舗でも通常のクレジットカードと同様に利用できます。)
登録後WEB上で発行されるカードのこと。送付や受け取りの必要がないため、すぐオンライン決済で利用できるメリットがある。カード番号やセキュリティコードはWEB上で確認することができる。
クラウド一括管理で会計・経理が楽
会計では会計freee、マネーフォワードクラウド会計と提携済み。他の会計システムにもCSVをダウンロードすればすぐに登録可能。領収書の添付機能もあり、決済と簡単に紐付けができるので電子帳簿保存法にも効率よく対応できます。
新機能やアップデートも続々
これらの機能を含めて、日々、新機能の搭載やアップデートが充実しているpaild(ペイルド)。直近のサービスリリースをみるだけでも従来のクレジットカードにはないスピード感があり、進化を続けている。
直近の新規サービス/アップデート内容
(更新:2022年9月27日)
リリース日 | リリース内容 |
---|---|
2022年9月7日 | メールでの証憑添付機能の提供 |
2022年8月9日 | 証憑添付・支出の承認機能提供 |
2022年8月5日 | タクシーアプリ「GO」で登録可能 |
2022年3月10日 | 仕訳用に「タグづけ」機能を拡充 |
2022年2月18日 | 3-Dセキュアに対応 |
2022年2月2日 | IC化・Visaのタッチ決済対応 |
2021年12月15日 | カードごとの利用制限機能を拡充 |
2021年11月17日 | SaaS支払い管理機能をリリース |
2021年5月13日 | クラウド会計ソフトfreeeと提携 |
2021年5月10日 | マネーフォワード クラウド会計と提携 |
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paild(ペイルド)の仕組み。なぜ与信審査がなく、完全無料なのか?
チャージ式である仕組み
従来のクレジットカードの支払いの仕組みは与信取引がベースとなっています。経営者や法人の信用をベースに利用限度額(利用枠)を与え、それを上限として決済を行います。
ただし、この「限度額」がスタートアップや中小法人においては十分に与えられないことも多く、制限としてビジネス拡大の足かせとなる側面もでてくるようになりました。
paild(ペイルド)はチャージ式(プリペイド式)であるためウォレットにチャージした金額の残高内であれば上限なしで利用可能です。多くの利用限度額を必要とするWEB広告や商品の仕入れなどにおいて制限を受けない仕組みができています。
年会費無料の仕組み
法人カードにおいて年会費や追加カード発行の手数料無料というのは極わずかです。paild(ペイルド)においては、年会費無料で利用できる数少ないカードです。
この年会費無料の仕組みは、カード利用時にVisa経由で得られる加盟店手数料や今後ローンチする別のサービスなどでサービスを成立させる算段だと思われます。
paild(ペイルド)の疑問!CEOに直接質問してみました
※回答内容は2022年9月27日時点のものです。
paild(ペイルド)のメリット、従来の法人カードと違いはなんですか?
年会費のかからないビジネスカードを無制限で発行できます。用途毎にわけて柔軟に支給できるので「いつ、どこで、誰が、何のために決済したか」を把握しやすいカードといえます。
チャージ式という特徴をもっていますが、使い方はどのようなものでしょう?
まず、会社の銀行口座からpaild(ペイルド)の「ウォレット」に振り込みます。このウォレット上の残高を各カードに共有しながら決済する形です。
どのような層が多く利用されていますか?
特定の業種に関わらず、広い層に利用されています。利用企業の人数としては、数十人〜数百人まで幅広く利用しています。ビジネスカードを部署/従業員ごとに多く発行したい企業や、多店舗展開している企業から特に高い評価をいただいています。
多店舗展開サービスでは店舗毎に発行し、小口現金の支払いの際に利用するケースもあります。
paild(ペイルド)はどこでも使えますか?使えないサービスなど多いのでしょうか?
Visaの使える店であれば基本的には使えます。paild(ペイルド)はセキュリティ認証の「3Dセキュア」を取得しているのでWEBサービスでも多く使えることが特徴です。
※一部利用できない加盟店もあります。
個人や個人事業主は利用できますか?
paild(ペイルド)のコンセプトとして複数利用者の決済において、明細や利用状況が煩雑になることを改善すること=「経理のDX」という視点をもってサービスを作っています。そのため現状は個人を対象としたサービス展開の予定はありません。
バーチャルカードという形態について評判はどうでしょう?
paild(ペイルド)はバーチャルカードで発行され、必要であれば追加でプラスチックカードの発行も選択できるという形態をとっています。
バーチャルカードはSaaSやオンラインストアでの支払いで使用が可能であるため「バーチャルカードのみ」で利用されるケースはかなり多いです。
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paild(ペイルド)のニュース&最新情報
paild(ペイルド)が仕訳機能をアップデート
クラウド型法人カード「paild(ペイルド)」が仕訳機能をアップデートを行い、よりタイムリーに従業員が経費精算できるように、カード決済後に届くメールから、領収書と利用用途をまとめて登録可能な機能をリリースしました。
新しい仕訳機能により解決できる課題
- 紙の領収書を経理に提出するために、出社や郵送の手間が発生
- 領収書と利用明細を目視で確認し、手動の紐付け作業に時間がかかる
- 会計処理に必要な情報を従業員に確認するのが大変
- インボイス制度対応のため、登録番号の確認など新たな作業が発生
新しい仕訳機能はスマホから領収書と利用用途をまとめて登録できる
カード決済後すぐに従業員宛に届く領収書提出依頼メールに、入力画面へのリンクが追加され、メール経由で領収書と費目の登録ができるようになり、決済から1時間以内であればログイン不要で登録ページへのアクセスが可能です。
また「paild」は領収書に記載された適格請求書発行事業者登録番号をAI-OCRが自動で読み取るため、登録番号の入力や照合作業の手間を省くことが可能です。
費目については、カード利用者が利用用途を申請する際に使う項目であり、勘定科目や税区分の設定ができます。例:切手/郵送代、出張費、会議費(5000円以下) など
paild(ペイルド)がJIIMA「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」を取得
クラウド型法人カード「paild(ペイルド)」の証憑管理機能が、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の令和3年改正法令基準「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」を取得しました。 証憑(しょうひょう)は、取引が成立したことを証明する書類のことで領収書や請求書、レシートなどがそれにあたります。
「paild」は、電帳法に対応した「証憑管理機能」と決済時に通知されるメールに返信することで証憑ファイルを提出できる「証憑提出アラート機能」をリリースしており、証憑機能を含めてより安全に利用できるようJIIMA認証を取得しています。
JIIMA認証制度とは
JIIMA認証制度は、JIIMAが市販のソフトウェア機能の仕様を確認し、電子帳簿保存法(電帳法)の法的要件を満たしていると判断したものを認証する制度です。
電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証とは
「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」は、その中でスキャナ保存を行う市販ソフトウェアが同様に電帳法の法的要件を満たしていることが認証条件となり、認証を取得したソフトウェアは、複雑な内容を含む「電帳法」のスキャナ保存の要件について、導入時に利用企業が個別に確認する手間を省略することができます。
また、電帳法の要件を満たさない市販ソフトウェアを導入した場合、国税当局の税務調査が入った際は不備を指摘されるリスクがあるとされています。
「paild(ペイルド)」がメール証憑添付機能の提供を開始
「paild(ペイルド)」が従業員にカードを配布しやすくするためにカード利用時に決済通知メールを送付し、このメールに証憑を添付して返信するだけで「paild」へアップロードできる「メールでの証憑添付機能」をリリースしました。
さらに、従業員に個別にリアルカードを発行する際、カード別に送付先住所を設定できるようになり、テレワークなど拠点が離れている場合でも直接郵送することが可能になっています。
株式会社ペイルド(旧 株式会社Handii)に社名を変更しテレビCMを放映開始
会社名とサービス名が別々だった「paild(ペイルド)」を提供する「株式会社Handii」が「株式会社ペイルド(英語名:paild, Inc.)」に社名を変更し、サービス名と社名を同一名称に統一しました。
さらに「paild(ペイルド)」のテレビCMを関東エリアで放映開始、元プロ野球選手 斎藤佑樹氏を起用しています。
プロ野球引退後に会社を設立し、実際に経費精算や決済管理などの業務に課題を感じた経験をもつ斎藤佑樹氏が、「paild」を活用した支出管理の魅力について野球の球種を交えながら紹介する作品となっています。
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