株式会社すむたすが5億円の資金調達を実施、UPSIDER BLUE DREAM Fundが融資を実行
UPSIDER BLUE DREAM Fundが革新的不動産テックスタートアップの成長を支援
VisaブランドのビジネスカードUPSIDER法人カードやクレジットカードを活用した請求書カード払い”支払いドットコム”などを提供する株式会社UPSIDERとみずほフィナンシャルグループの合弁事業であるUPSIDER Capitalが運営する「UPSIDER BLUE DREAM Fund」が、株式会社すむたすに5億円のデットファイナンスを実行しました。
すむたすは、不動産テック企業としてAI査定を用いたマンション売却サービスを提供しており、国内の住居に関する社会課題の解決に取り組んでいます。UPSIDER Capitalは、革新的な技術と効率的な不動産取引を推進するすむたすを支援することで、スタートアップの成長を加速させることを目指しています。
- すむたすへの5億円の融資:不動産テック企業すむたすに対し、5億円の大規模なデットファイナンスを実行。
- 革新的なAI技術の活用:すむたすの提供するサービスは、AI査定を活用した迅速なマンション売却が特徴です。
- UPSIDERの与信モデル:独自のAIを用いた与信モデルにより、短期間で大規模な融資が可能に。
「UPSIDER BLUE DREAM Fund」とは
「UPSIDER BLUE DREAM Fund」とは、株式会社UPSIDERとみずほフィナンシャルグループの合弁事業であるUPSIDER Capitalが運営し、2023年12月にリリースされた100億円規模となる日本初のグロースステージスタートアップ向けデットファンドです。特にミドル・レイターステージのスタートアップを対象とし、迅速かつ大規模な融資を提供することを目指しています。このファンドは、スタートアップの成長を支援するために設立され、AI技術を駆使した独自の与信モデルと、みずほフィナンシャルグループの専門知識を活用して、スタートアップ企業に対する新しい選択肢を提供します。
このニュースは、日本のスタートアップエコシステムにとって非常に意義深いものです。特にグロースステージにある企業にとって、大規模なデットファイナンスは今後の成長を左右する重要な要素となります。しかし、資金調達が容易になる反面、企業側には慎重な資金運用と戦略が求められます。すむたすのように革新的な技術を駆使し、社会課題の解決を目指す企業がさらに成長することは、日本全体のイノベーションの加速にも寄与すると期待されます。
<以下リリース>
UPSIDER BLUE DREAM Fund、株式会社すむたすに5億円の融資を実行
日本初のグロースデットファンドとして、最大・最速の融資でスタートアップの非連続な成長を支援
株式会社UPSIDERと株式会社みずほフィナンシャルグループの合弁事業である、株式会社UPSIDER Capital(代表取締役:石神直樹、本社:東京都港区、以下「UPSIDER Capital」)を運営会社とした日本初のグロースステージスタートアップ向けデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」は、株式会社すむたす(本社:東京都中央区、代表取締役:角高広、以下「すむたす」)に5億円の融資を実行いたしましたので、お知らせします。
融資先企業概要
すむたすは「住まいの理想的な選択ができる社会」の実現を目指し、いつでも好きなタイミングで、適切な価格で、余計な中間コストがない、透明性の高い取引きを提供する不動産テックスタートアップです。
すむたすが提供する「すむたす売却」は、AI査定などのテクノロジーを活用したマンション売却サービスです。オンラインで最短1時間で売却価格がわかり、最短2日後から好きなタイミングで確実に現金化できます。2018年のサービス提供開始以降、ユーザーからの査定依頼の累計件数は40,000件、累計金額は1兆1,300億円を突破しています(2024年7月時点)。
また、すむたすが提供する「すむたす直販」は、リノベーションマンションを仲介手数料ゼロで買えるポータルサイトです。仲介会社を介さずに、余計なコストをかけず安価に中古マンションを手に入れられる機会を提供しています。
UPSIDER Capitalは、同社が革新的なデジタル技術を駆使することで、効率的かつ透明性のある不動産取引を実現し、国内の住居に関する社会課題の解決に取り組まれていることに対し、支援をさせていただきたいと強く感じ、今回のデットファイナンスを実施する運びとなりました。
・株式会社すむたす コーポレートサイトURL:https://sumutasu.co.jp/
今後の展望について
株式会社UPSIDERが持つAI技術を用いた与信モデルと、株式会社みずほフィナンシャルグループが持つ深い専門知識とネットワークを掛け合わせたデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」は、特にミドル・レイターステージのスタートアップを対象に、「ともに、速く、遠くに」をキャッチコピーに最大規模の融資を最短1週間で実行することを掲げています。実際に、2023年12月にリリースした100億円規模のグロースデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」は、2024年7月時点で約70億円超の融資実績を持っています。
今回、株式会社UPSIDERが提供する法人カード「UPSIDER」が培ってきたAIを用いた独自の与信モデルによって、5億円という大きな規模のデットファイナンスをすむたすに対して実現することができました。
今後もスピード感を持って、ベンチャーデット市場に新たな風を送り込む存在として、従来大きなデットファイナンスができなかったグロースステージ企業に新しい選択肢を提供していきます。
株式会社すむたす 代表取締役 角高広様よりコメント
この度、「UPSIER BLUE DREAM Fund」から更なる事業成長を加速させるために5億円融資いただきました。
不動産売買はスタートアップ企業に多いサブスク型のサービスと異なり、お客様にとって一生に何度も取引が発生するものではありません。そのため、与信判断においては将来キャッシュフローが推測しづらいという側面があります。今回の審査では、同ファンドが培われてきたAI技術を用いた与信モデルをベースに、AIのみで判断できない部分については、UPSIDER Capitalの皆様との対話を通して検討を進めていただきました。同ファンドが大切にされている「ともに 速く 遠くに」の通り、弊社と向き合って進めて下さったのがとても印象的でした。
同ファンドが起点となり日本のベンチャーデット業界が発展していくことを期待するとともに、今回の資金をサービスの更なる拡大に活用し、一人でも多くのお客様が「住まいの理想的な選択」を実現できる社会に貢献してまいります。
株式会社UPSIDER Capital 代表取締役 石神直樹よりコメント
住まい選びは、多くの方にとって不安を伴うものです。お客様と業界の間に存在する情報の非対称性により、お客様からは中古住宅の適正な資産価値が見えづらく、業界には情報の透明性と信頼性の向上が求められています。
すむたす様は不動産テック企業として、住まいの売り買いをもっと簡単にするためにAI査定を用いて売買の透明性を高めています。AI査定というと乾いたように感じますが、お客様のニーズに合わせたタイミングで適切な価格での売買が出来る仕組みだけでなく、お客様一人ひとりの理想に向き合っていらっしゃる社員皆様の真摯な姿勢にも感銘を受けています。お客様の声に耳を傾けて細やかな対応を心掛けること、それが住宅という大きな買い物をされるお客様との信頼を築く上で最も大切なことと考えています。これからも同社のAI技術と人の力を融合させた快進撃を期待しています。
私たちUPSIDER BLUE DREAM Fundは、すむたす様の新しい未来を全力で応援して参ります。
UPSIDER Capitalについて
- 所在地:東京都港区六本木七丁目15番7号
- 事業内容:UPSIDER BLUE DREAM Fundの運営、及び企業のサステナブルな成長に資する新たな金融サービスの開発・提供
- 代表者:代表取締役 石神 直樹
- URL:https://upsidercap.com/
- 株主:株式会社UPSIDER、みずほイノベーション・フロンティア株式会社
本件およびUPSIDER Capitalに関するお問い合わせ先
ご導入のご相談や、取材申し込み、提携のご連絡は、contact@upsidercap.com までご連絡ください。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
<以上>
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