アメックスビジネス ゴールドとプラチナの違いを教えてください。 クレカの知恵袋

アメックスビジネスのゴールドとプラチナカードの違いについて、詳しく解説いたします。両カードの特徴や特典を比較しながら、それぞれのメリットとデメリットを明らかにしていきます。
年会費で11万円差がありますが、月換算で1万円以下です。特典次第で「プラチナ」という選択肢も全然有りだと思います。

アメックスビジネスゴールドとプラチナの基本的な違い

アメックスビジネスゴールドとプラチナは、どちらも法人や個人事業主向けのプレミアムカードですが、年会費や特典内容に大きな違いがあります。

• ゴールド：年会費55,000円（税込）
• プラチナ：年会費165,000円（税込）

プラチナカードは年会費が高い分、より充実した特典やサービスが提供されています。

ポイント還元率の比較

両カードともアメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」に参加できますが、還元率に違いがあります。

• ゴールド：最大4倍（上位2カテゴリーで4倍、その他1倍）
• プラチナ：最大5倍（アメックストラベルでの航空券・ホテル予約で5倍、その他1倍）

ゴールドカードは、ビジネス関連の支出に強い還元率を誇ります。一方、プラチナカードは出張や旅行での利用に強みがあります。

空港ラウンジアクセス

空港ラウンジの利用に関しては、両カードで大きな違いがあります。

• ゴールド：プライオリティ・パスの年会費無料（利用料は別途必要）
• プラチナ：プライオリティ・パス、アメックスのセンチュリオンラウンジ、デルタスカイクラブなど多数のラウンジに無料アクセス可能

プラチナカードは、世界中の1,200以上のラウンジを無料で利用できる特典があり、頻繁に海外出張する方に大きなメリットとなります。

ホテル優待プログラム

ホテル関連の特典も、プラチナカードの方がより充実しています。

• ゴールド：アメックス・ファイン・ホテル＆リゾート・プログラムの利用可能
• プラチナ：上記に加え、マリオットボンヴォイ、ヒルトン・オナーズのゴールド会員資格付与

プラチナカードは、世界中の高級ホテルでアップグレードや特典を受けられる可能性が高くなります。

航空券予約サービス

両カードとも、JALのビジネスフレックス運賃を利用できる「アメリカン・エキスプレス JALオンライン」サービスが利用可能です。これにより、予約変更や払い戻しが柔軟に行える航空券を予約できます。

保険補償の違い

旅行保険や携行品損害補償などの保険サービスも、プラチナカードの方がより充実しています。

• ゴールド：海外旅行傷害保険最高5,000万円、携行品損害補償最高50万円
• プラチナ：海外旅行傷害保険最高1億円、携行品損害補償最高100万円

カードデザインと素材

カードのデザインと素材にも違いがあります。

• ゴールド：プラスチック製のゴールドカラー
• プラチナ：メタル製のプラチナカラー

プラチナカードは高級感のあるメタル製で、ビジネスシーンでより強い印象を与えることができます。

追加カード発行

従業員用の追加カード発行にも違いがあります。

• ゴールド：追加カード年会費13,200円（税込）
• プラチナ：4枚まで無料で追加カード発行可能

プラチナカードは、複数の従業員にカードを持たせたい企業にとってコスト面でメリットがあります。

おすすめの使い分け

ビジネスの規模や出張頻度によって、どちらのカードがより適しているかが変わってきます。

• 国内中心の中小企業：ゴールドカード
• 海外出張の多い企業や大企業：プラチナカード

ゴールドカードは年会費が比較的低く、ポイント還元率も高いため、多くの中小企業に適しています。一方、プラチナカードは高額な年会費以上の価値を、頻繁な出張や高額な経費支出で得られる企業に向いています。

まとめ

アメックスビジネスのゴールドとプラチナは、どちらも優れたビジネスカードですが、その特徴は大きく異なります。ゴールドカードは費用対効果に優れ、幅広い企業に適していますが、プラチナカードはより豪華な特典と高いステータスを求める企業向けです。自社のニーズと予算を慎重に検討し、最適なカードを選択することが重要です。