ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社が第一種資金移動業者の認可を取得

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ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社が第一種資金移動業者の認可を取得

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「Wise」が日本で第一種資金移動業者の認可取得

タッチ決済ができるWiseデジタルカードなどのフィンテックサービスを提供するWiseの日本法人であるワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社が、金融庁より第一種資金移動業者の認可を取得し、日本におけるサービス拡大を加速します。

認可の取得により、1億5000万円までの海外送金が可能となり、50か国以上への送金サービスを隠れコスト無しで提供できるようになり、海外送金の市場において、個人および法人顧客にさらなる選択肢を提供し、送金コストの引き下げを目指すとしています。

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このニュースのポイント
  • 第一種資金移動業者の認可を金融庁より取得
  • 1億5000万円までの海外送金が可能に
  • 50か国以上へ隠れコストなしで送金

 

<以下リリース>

Wiseが日本で第一種資金移動業者の認可を取得

次の成長段階に向けサービスの拡大を加速

グローバルに海外送金サービスを提供するフィンテック企業のWise(本社:イギリス・ロンドン、読み方:ワイズ)の日本法人であるワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、以下「ワイズ・ペイメンツ・ジャパン」)は2023年3月12日、金融庁より第一種資金移動業者の認可を取得したことを発表しました。
  • Wiseが早期に日本で第一種資金移動業者の認可を取得した外資系国際金融サービス会社のうちの一社に。
  • 50か国以上(米ドル、英ポンド、ユーロ、オーストラリア・ドルを含む)へ、隠れコストのないミッドマーケットレートで最大1億5000万円の送金が可能に。

グローバルに展開するテクノロジー企業で、世界中で資金を移動させる最善の方法を構築するWiseが、早期に日本で第一種資金移動業者の認可を受けた外資系国際金融サービス会社のうちの一社となりました。

第一種資金移動業者の認可を受けたことにより、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社(以下Wise)は、2016年から第二種資金移動業者として課されていた海外送金における一取引あたり100万円の上限をまもなく完全に撤廃できます。

Wiseの当該認可の取得により、最大1億5000万円の国際送金を行う、または受け取ることを検討している個人および法人のお客様の市場にさらなる競争をもたらすこととなります。送金可能通貨はユーロ、英ポンド、米ドル、韓国ウォン、シンガポールドルを含む40種類以上の通貨で、隠れコストのないミッドマーケットレートを使用します。

世界銀行によると、日本はG20の参加国の中でも最も国際送金コストが高い国の一つとなっています。これは、日本では取引額に上限のない海外送金が、平均手数料が0.67%のWiseに対して、最大10倍もの7%以上の手数料がかかる銀行等でのみ提供されてきたことによります。(https://remittanceprices.worldbank.org/sites/default/files/rpw_main_report_and_annex_q323_1101.pdf)

World Bank Remittance Prices WorldWide Quarterly Report. September 2023World Bank Remittance Prices WorldWide Quarterly Report. September 2023

2016年のサービス開始以降、Wiseは日本国内拠点および日本の顧客に合ったサービスを順調に成長・拡大させています。

  • 2016年にWiseは「TransferWise(トランスファーワイズ)」として個人の送金向けサービスの提供を開始
  • 2018年に法人向けサービス「TransferWise for Business」の提供を開始し、国際的な法人送金のニーズに対応
  • 2020年にオンライン本人確認および登録手続きを先駆けて導入し、送金にかかるコストを24%削減
  • 2020年7月に「Wiseアカウント」および「Wise法人アカウント」の提供を開始し、オーストラリア、イギリス、ユーロ圏、アメリカを含む国・地域の現地口座情報の開設が可能に
  • 2021年1月に「Wiseデビットカード」および「Wise法人デビットカード」の提供を開始
  • 2021年9月に日本で送金にかかるコストをさらに15%削減
  • 2021年12月に従業員用の経費カードを追加することにより「Wise Business」の機能を拡張
  • 2023年5月に日本で初めてのパートナーとなるGMOあおぞらネット銀行との提携により「Wise Platform」の提供を開始

ワイズ・ペイメンツ・ジャパンのカントリーマネージャー、勢井 美香は次のように述べています。

「日本では個人・法人のお客様がますますグローバルに展開する中で、100万円の上限に縛られない、より速く、より安く、より透明性の高い送金サービスへのニーズに応えることがこれまでになく重要となっています。

日本でのサービス開始以降、私たちは日本の個人・法人のお客様にも、世界中の数百万人を超えるWiseのお客様が他国で利用いただいているサービスと同水準の国際送金サービスの提供に常に努めてきました。当該認可の取得はこれを可能にするものとなります。また、このサービスの提供の開始においては、海外送金市場における競争を高め、国連のSDGs目標(持続可能な開発目標)の一つである『国内及び各国家間の不平等を是正する』送金コストの引き下げに貢献するものと自負しています。

今後も『国境のない金融』というミッションの実現に向けて、さらに日本でのコミットメントを強めていきたいと考えています。」

Wiseについて

Wiseはグローバルなテクノロジー企業で、世界中で資金を移動させる最善の方法を構築しています。

WiseアカウントやWise Businessをご利用いただくことで、個人や法人のお客様は40種類以上の通貨を保有し、海外送金や海外での支払いに資金を使えます。大企業や銀行も、国境を超えた新しい決済ネットワークであるWiseのテクノロジーを取り入れています。Wiseはクリスト・カーマンとターベット・ヒンリクスを共同創業者として、TransferWise(トランスファーワイズ)という名のもと2011年に設立されました。世界で最も急速に成長しているテクノロジー企業の一つで、「WISE」の証券コードでロンドン証券取引所に上場しています。

現在、Wiseを利用する個人や法人のお客様は1600万人を突破しています。2023年度の取引額は約1050億ポンド(約19兆7700億円)を超え、お客様は約15億ポンド(約2800億円)を節約しています。

メディア関連のお問い合わせ
  • press@wise.com

<以上>

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