楽天カード”サインパネルレス”とは、カードレスやナンバーレスと何が違う？

楽天カードが”サインパネルレス”にリニューアル

楽天カードが2023年12月11日より「楽天カードサインパネルレス（署名欄なし）」の発行を開始しました。　楽天カードの”サインパネルレス”とはなにか、”カードレス”や”楽天カードナンバーレス”とは何が違うかを解説します。

楽天カードの”サインパネルレス”とは

楽天カードの”サインパネルレス”は単にカードの裏面にある「サインパネル（署名欄）」をなくしただけのデザインの変更になります。

楽天カードの表面のデザインはそのままで、裏面だけ変更されます。　新旧のデザインの違い画像を見ればその違いが簡単にわかります。

クレジットカードの”サインパネル（署名欄）”とは

クレジットカードのサインパネル（署名欄）は、カードの裏面の黒い帯状の磁気データを読み取ってカード決済をするときに、カード利用伝票に使用者のサインをしてサインパネルのサインと照合し（単に見比べるだけですが）、不正防止を行うためのものでした。

しかし、最近ではICカードを読み取って4桁の暗証番号を入力したり、タッチ決済によるカード払いやデジタルクレジットカードとスマホを使ったタッチ決済、そしてオンライン決済が主流になり”磁気データ＋サイン”の組み合わせによるカード決済はほとんど行われていないのが実情です。

そのため、主に安全性の向上を目的に使われていない利用者の大切な情報をクレジットカードに表記しない「サインパネル（署名欄）」をなくしたカードが、三井住友カードやセゾンカードなどから発行され始め、普及しつつありその流れで楽天カードの新たなメリットとしてサインパネルレスカードへのリニューアルに踏み切ったと言えるでしょう。

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