名古屋鉄道がタッチ決済とQRコード乗車ができるキャッシュレス改札実証実験を13駅に拡大
QRコードとタッチ決済による改札通過実験、観光客にも利便性を提供
名鉄ミューズカード キャンペーンが好評の名古屋鉄道株式会社は、2024年3月から実施していたキャッシュレス決済システムの実証実験を、2024年10月1日から対象駅を3駅から13駅に拡大しました。このシステムは、QRコードやクレジットカード、スマートフォンを使用したタッチ決済を活用し、改札の通過をスムーズにするものです。この技術の導入により、観光客や沿線住民の利便性が向上し、窓口の混雑が解消されると期待されています。
- 名古屋鉄道がQRコードとタッチ決済の実証実験を13駅に拡大
- 2024年3月から3駅で開始された実験が評価され、10月1日から拡大
- QRコードやクレジットカード、スマートフォンでの改札通過が可能に
- 利便性向上とともに、窓口混雑の緩和を目指す
「QRコードおよびタッチ決済改札」とは
名古屋鉄道が導入を進めているキャッシュレス改札システムです。これは、QRコードやクレジットカード、スマートフォンを用いて、改札機を通過する新しい方法です。利用者は専用のアプリや既存のスマホ決済システムを使うことで、切符や定期券を購入せずにスムーズに改札を通過できるため、旅行者やビジネスマンにも適したシステムとなっています。2024年10月から13駅に拡大される予定です。
キャッシュレス乗車のメリット
- 利便性の向上
QRコードやクレジットカードでの決済が導入されることで、利用者は紙の切符を購入する手間が省け、より簡単に改札を通過できるようになります。 - 窓口混雑の緩和
タッチ決済の普及により、窓口での切符購入の必要が減り、特に観光客や繁忙期の窓口混雑が解消されると期待されています。 - 観光客への利便性
外国人観光客などが、現金を持たずとも簡単に交通手段を利用できるようになり、地域へのアクセスが向上します。
キャッシュレス乗車のデメリット
- デジタル技術への対応負担
一部の高齢者やテクノロジーに不慣れな利用者にとって、QRコードやスマホ決済の使用が難しく感じる可能性があります。 - 端末故障やトラブルのリスク
スマートフォンやカードリーダーの故障時、即座に対応できないと、利用者が改札を通過できないトラブルが発生するリスクがあります。 - 導入コストの負担
システムの導入や拡大に伴うコストが、最終的に運賃やサービス価格に転嫁される可能性があります。
キャッシュレス改札拡大の背景
名古屋鉄道は2024年3月から、QRコードやクレジットカードを使った改札通過の実証実験を開始しました。この取り組みは、名古屋地域でのキャッシュレス化促進の一環であり、観光客やビジネスマンの利便性を向上させることを目的としています。特に、名古屋エリアは観光資源が豊富であり、訪日外国人客の利用を見込んだサービスとしても注目されています。10月からはさらに10駅に対象が拡大され、鉄道利用者の多様なニーズに対応する試みが続いています。
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<以下リリース>
QRコードおよびクレジットカード等のタッチ決済による改札通過の実証実験対象駅を13駅に拡大します
名古屋鉄道は、キャッシュレス・チケットレス改札の取り組みとして、2024年3月28日より3駅で実施しているQRコードおよびクレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による改札通過の実証実験について、10月1日より対象駅を拡大し、13駅の対応改札機において実施します。 本実証実験を通して、決済手段の充実を図ることで、沿線住民だけでなくインバウンドを含む当地域への来訪者に対してシームレスでストレスフリーな移動環境を提供するとともに、窓口業務の混雑緩和を目指します。 詳細は下記のとおりです。
1. 対象駅
・追加対象駅(計10駅)
東岡崎駅、神宮前駅、国府宮駅、名鉄一宮駅、新木曽川駅、笠松駅、名鉄岐阜駅、
犬山駅、知多半田駅、西尾駅
・実証実験中の中部国際空港駅(※)、名鉄名古屋駅(※)、金山駅(※)の3駅と合わせて計13駅
(※)2024年3月28日より有人改札口にて実施しています。
2. 実証開始日
2024年10月1日(火)初列車より
3. 実証内容
(1)QRコードによる改札通過
エリア版MaaSアプリ「CentX」およびインバウンド向け乗車券を販売するWebサイト上にて本実証実験の対象となるデジタルチケットを購入後、スマートフォンなどに表示されたQRコードを、入出場時に対応改札機にかざすことで通過できます。
<利用イメージ>
デジタルチケットを購入
スマートフォンでQRコードを表示
対応改札機にかざして乗車
(2)クレジットカード等のタッチ決済による改札通過
タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を、対応改札機にタッチすることで通過できます。
※詳細については、当社、三井住友カード、ジェーシービー、日本信号、QUADRACによる連名リリースをご参照ください。
4.QRコード表示を使用したデジタルチケットの発売
発売開始日 2024年10月1日(火)から2025年3月31日(月)まで
※(1)②および(2)は2025年2月28日(金)までの発売です。
(1)CentX Webチケット
①名古屋・金山特別きっぷ(CentX版)
発売金額 : 名鉄岐阜駅発4,200円、新木曽川駅発3,900円、名鉄一宮駅発2,800円
内 容 : 下記区間の片道乗車券が10枚綴りとなった回数券です。
・名鉄岐阜駅~名鉄名古屋駅または金山駅
・新木曽川駅~名鉄名古屋駅または金山駅
・名鉄一宮駅~名鉄名古屋駅または金山駅
※発駅はどちらからでも可能です。
②犬山城下町きっぷ(CentX版)
発売金額 : 1,520円
内 容 :
・名鉄名古屋駅~犬山駅の往復割引乗車券
・犬山城入場券引換券
・有楽苑入苑券割引券
・犬山城下町クーポン
③名鉄名古屋~中部国際空港QRきっぷ
発売金額 : 980円
内 容 : 名鉄名古屋駅~中部国際空港駅の片道乗車券
※発駅はどちらからでも可能です。
④金山~中部国際空港QRきっぷ
発売金額 : 910円
内 容 : 金山駅~中部国際空港駅の片道乗車券
※発駅はどちらからでも可能です。
(2)インバウンド向け
犬山城・明治村きっぷ
発売金額 : 3,960円
内 容 :
・名鉄名古屋駅→犬山駅の片道乗車券
・岐阜バス(犬山駅東口~明治村間)2DAYフリーきっぷ
・明治村入村券
・犬山城入場券引換券
※海外の旅行代理店などで事前購入が可能なきっぷです。
※リンクティビティ株式会社提供の Webチケットシステムを活用しています。
5.その他
QRコード表示を使用したデジタルチケットは、新規商品の造成に向けた検討を段階的に
進める予定です。※QR コードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
<以上>