増進会ホールディングス/災害時の行動、新型コロナで「変わった」 保護者の4割弱 避難所以外の避難方法を検討、備蓄品にマスク・消毒液を準備

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増進会ホールディングス/災害時の行動、新型コロナで「変わった」 保護者の4割弱 避難所以外の避難方法を検討、備蓄品にマスク・消毒液を準備

株式会社栄光(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2020年8月12日(水)~8月19日(水)に、小中高生の家庭の防災に関する調査を実施し、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者896人の有効回答が得られました。
  • 子どもと災害時の対応を「話したことがある」 保護者の9割以上
  • 子どもと災害について話すきっかけは「災害の報道があったとき」 高校生では「進学など子どもの環境変化」も
  • 災害時の子どもとの連絡 高校生の保護者は「チャットアプリ」が8割以上
  • 子どもの外出先の大人に求めることは「安全な場所への誘導」
  • 災害時の行動や考え 新型コロナで「変わった」 保護者の4割弱

栄光ゼミナール調べ

災害に関して考えるときや子どもと話すとき、どのような災害を想定していますか。
(n=896、総回答数2560、複数回答方式(あてはまるものすべて))

災害に関して考えるときや子どもと話すとき、どのような災害を想定しているかを聞いたところ、小中高生の保護者の98.7%が「地震」と回答し、「地震」への防災意識が高いことが明らかとなった。
また、「台風」「豪雨」「河川の氾濫」など、近年、発生の頻度が高い災害についても、多くの保護者が想定していることがわかった。

子どもと災害時の対応について話をしたことがありますか。
(n=896(うち小学生204、中学生204、高校生194)、単一回答方式)

 

 

子どもと災害時の対応について話した経験を聞いたところ、小学生の保護者の93.8%、中学生の保護者の90.7%、高校生の保護者の91.8%が、災害時の対応について子どもと話したことが「ある」と回答した。

どのような機会に子どもと災害時の対応について話をしましたか。
(n=828(うち小学生466、中学生184、高校生178)、総回答数2075、複数回答方式(あてはまるものすべて))

災害時の対応について、子どもと話したことが「ある」と回答した保護者に、そのきっかけを聞いたところ、「災害の報道があったとき」が最も多く、高校生の保護者では74.7%にのぼった。小学生の保護者では「学校や地域で防災訓練があったとき」も多く、48.5%だった。
また、高校生の保護者の44.9%が「進学などで子どもの環境が変わったとき」と回答しており、進学等で子どもの行動範囲が広がるときも、災害について親子で話すきっかけになっていると考えられる。

災害時に備え、家庭で実践していることは何ですか。
(n=869(うち小学生480、中学生199、高校生190)、総回答数2690、複数回答方式(あてはまるものすべて))

保護者に、災害時に備えて家庭で実践していることを聞いたところ、最も回答が多かったのは、「非常持ち出し品・家庭内での備蓄品を用意している」で7割弱の保護者が実践していた。
そのほかの対策も、多くの家庭で取り組んでおり、防災への意識が高いことがうかがえる。

災害時に【保護者から子どもに】連絡を取る際、どのような連絡方法を想定していますか。
(n=869(うち小学生480、中学生199、高校生190)、総回答数869、複数回答方式(あてはまるものすべて))

災害時に、【保護者から子どもに】連絡を取るときに想定している方法を聞いた。
最も多かったのは、「子どもの携帯電話にかける」で、小中学生の保護者では7割以上、高校生の保護者では約9割にのぼった。
また、「LINE等のチャットアプリを利用する」についても、高校生の保護者では84.2%と高い割合となった。
子どもの年齢が高くなるにつれて、携帯電話やスマートフォンを所有している割合が高くなることがその理由と考えられる。
「災害用伝言ダイヤル・災害用伝言版を活用する」と回答した割合は、2018年調査(小学生保護者23.9%、中高生保護者38.7%)と2019年調査(小学生保護者25.5%、中高生保護者42.2%)と比べ、減少していることも明らかとなった。

災害時に【子どもから保護者に】連絡を取る際、どのような連絡方法を想定していますか。
(n=869(うち小学生480、中学生199、高校生190)、総回答数869、複数回答方式(あてはまるものすべて))

同様に、災害時、【子どもから保護者に】と連絡を取るときに想定している方法を聞いた。
「保護者の携帯電話にかける」が最も多く、小学生・中学生・高校生とも9割弱にのぼった。
「チャットアプリを利用する」に関しても、【保護者から子どもに】連絡を取る際と同様、高校生の保護者の割合が高く、80.5%だった。
「災害用伝言ダイヤル・災害用伝言版を活用する」と回答した割合は、【保護者から子どもに】連絡を取る際と同様、2018年調査(小学生保護者13.8%、中高生保護者28.0%)と2019年調査(小学生保護者17.0%、中高生保護者33.5%)と比べ、減少していた。

子どもと離れているときに災害が起こった場合に備え、学校以外の子どもの外出先(塾・習い事・学童保育など)の大人に対し、どのようなことを実践してほしいですか。
(n=869(うち小学生480、中学生199、高校生190)、総回答数869、複数回答方式(あてはまるものすべて))

塾や習い事、学童保育等子どもが学校外で過ごす場所の大人に、災害時に備えてどのようなことを実践してほしいかを聞いたところ、約8割の保護者が、「災害発生時に避難が必要となった場合、適切に安全な場所に子どもを誘導してほしい」と回答した。
また、小学生の保護者では、「災害発生時に子どもの不安を和らげてほしい」が6割弱となり、子どもの精神面を気にかける保護者も多いということがわかった。

新型コロナウイルス感染拡大をうけて、災害時の行動や考えに変化はありましたか。
(n=869(うち小学生480、中学生199、高校生190)、単一回答方式)

 

新型コロナウイルス感染拡大をうけて、災害時の行動や考えに変化があったかを聞いたところ、小学生の保護者の41.7%、中学生の35.2%、高校生の35.3%が「変化があった」と回答した。
変化の内容については、「自宅避難など、避難所以外の避難方法を考えるようになった」「マスクや消毒液などの感染症対策グッズを備蓄品に追加した」など、避難所での感染リスクを不安に感じて、行動や考えに変化があったようだ。

【栄光の災害時対策】
栄光では災害時に備え、以下の対策を行っています。

<全教室への災害用備蓄品設置> 
栄光では、全教室に「災害用備蓄品」を設置しています。災害時に教室が安全だと判断された場合、生徒が保護者のお迎えを約12時間程度安心して待つことができる備品を、想定される通塾者分揃えています。防災ずきんやホイッスル、ラジオやアルミシート型毛布等に加え、特定アレルギー物質27品目不使用のアレルギーフリークッキーや氷砂糖、子どもでも使いやすい簡易トイレなど、生徒が使用することを考慮した内容になっています。
<毎月の緊急避難場所・指定病院の伝達>
栄光に通っている生徒に毎月配布している「教室スケジュール」には、災害時の緊急避難場所と指定病院を記載し ています。毎月のスケジュールに記載することで、生徒や保護者の目に入ります。
<災害による休講情報のメール配信>
災害等で休講が決まった場合、塾生ポータルサイトに登録している生徒や保護者のメールアドレスに、休講メールを配信しています。メールでの配信により、いつ、どこでもタイムリーに休講情報を得ることができます。 

◆調査概要
調査対象:小学1年生~高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020 年8月12日(水)~8月19 日(水)
回答者数: 896 人(小学生保護者:498 人 中学生保護者:204 人 高校生保護者:194 人)

◆株式会社栄光 会社概要
中学受験、高校受験対策の進学塾「栄光ゼミナール」や個別指導で目標達成へ導く学習塾「栄光の個別ビザビ」、高校生対象の大学受験対策塾「大学受験ナビオ」等、首都圏を中心に全国約600教室を展開しています。生徒の学ぶ意欲を引出し、自ら学ぶ姿勢を育てることはもちろん、豊富なデータや経験を活かして効果的に指導を行い、中学受験・高校受験・大学受験合格へ導きます。
本社:東京都千代田区富士見二丁目11番11号
代表:代表取締役社長 下田勝昭
設立:1980年7月

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Z会ホールディングス広報 大久保・渡辺
電話:03-5275-1685
Fax :03-5275-1679
Mob :070-4036-1980  
メールアドレス:proffice@zkai-hd.co.jp

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