ファーウェイ・ジャパン華為技術日本/「テクノロジーとサステナビリティ:インクルージョンはすべての人のために」フォーラムが持続可能な開発におけるテクノロジーの役割を考察

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ファーウェイ・ジャパン華為技術日本/「テクノロジーとサステナビリティ:インクルージョンはすべての人のために」フォーラムが持続可能な開発におけるテクノロジーの役割を考察

[2021年7月8日、中国深セン] ファーウェイは国際自然保護連合(IUCN)との共催で、Tech & Sustainability: Everyone’s Included(テクノロジーとサステナビリティ:インクルージョンはすべての人のために)フォーラムを開催しました。ファーウェイ、IUCN、世界経済フォーラム、環境保護団体であるカーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)、Global Enabling Sustainability Initiative(GeSI)、独立系シンクタンクであるシンガポール国際問題研究所からの代表者がイベントに出席し、サステナビリティを推進するに当たってテクノロジーの果たせる役割、そしてよりインクルーシブでエコフレンドリーな世界を共に構築していく方法について議論しました。

ファーウェイはフォーラムで2020年サステナビリティレポートも公表し、当社が今後5年での人材育成に1億5,000万米ドルを拠出し取り組む「Seeds for the Future プログラム 2.0」(未来のための種)についても発表しました。このプログラムでは、さらに300万人以上の人々をその対象とすることを見込んでいます。ファーウェイはまた、テクノロジーのイノベーターおよび自然保護活動化を取り上げた「イノベーション:血と汗と夢の結晶」と題したドキュメンタリーシーリーズも公表しました。

教育と人材開発の機会平等を促進

デジタルエコノミーにおいては、デジタル人材がデジタルトランスフォーメーションと経済成長においてますます重要な役割を果たすこととなり、より技術力のあるデジタル人材を育成するにはどうするべきかについて注目が集まっています。

ファーウェイは、事業を展開する国におけるデジタル人材開発の支援に取組んでいます。2008年、ファーウェイは奨学金、テクノロジーコンペティション、デジタルスキルトレーニングなどの人材開発プログラムを立ち上げ、以来150カ国154万人以上の人々にその機会を提供してきました。ファーウェイはこれらのプログラムに、1億5,000万米ドル以上を投資してきています。

本日のフォーラムでは、ファーウェイ会長 梁華(リャン・ファ)が「Seeds for the Future プログラム 2.0」を発表し、次のように述べています。「デジタルスキルおよびデジタルリテラシーはデジタルエコノミーの礎であるだけでなく、国連により定められた基本的人権でもあります。Seeds for the Future プログラム 2.0 は当社が継続して取り組む人材開発への取組であり、向こう5年で1億5,000万米ドルの投資を予定しています。学生や若き実業家のデジタルスキルの向上を目指していきます。このプログラムでは、さらに300万人の人々をその対象とすることを見込んでいます。」

Tech & Sustainability: Everyone’s Includedフォーラムでのインクルージョンはすべての人のために」フォーラムを共催

ユニセフおよび国際電気通信連合(ITU)の2020年報告書によると、現在25歳以下の若年層のうち22億人が十分ではない家庭でのインターネット環境に置かれています。これはデジタルデバイドが悪化し、世界で最も脆弱な環境の蔓延が進んでしまっていることを示しています。Ban Ki Moon Center for Global Citizenshipの理事および全ユネスコ事務局長のイリナ・ボコヴァ氏はフォーラムでのスピーチでこのことを取り上げ、次のように述べています。「デジタルデバイドは男性より女性に大きく影響しています。女性はインターネットへのアクセスがより限られ、このギャップは拡大を続けています。女性は現状、男性に比べデジタルに関する知識習得の機会が4分の1ほどになっており、ソフトウェア開発者に占める女性の割合はわずか6%になっています。性差における経済格差を埋めるには、170年が必要になります。」

ファーウェイGlobal Government Affairs部門のシニア・バイスプレジデントであるAfke Schaartもイベントで、デジタルテクノロジーがインクルージョンと平等を推進するために果たす中心的な役割について講演し、次のように述べています。「当社の2020年サステナビリティレポートから読み取れるように、ファーウェイは HUAWEI4HER(女性のためのファーウェイ)や TECH4HER(女性のためのテクノロジー)などのプログラムを立ち上げ、女性の情報通信技術におけるスキル向上、および業界における性差解消の推進に取り組んでいます。」

スウェーデン国立研究所(RISE)のシニア・アドバイザーおよび Mission Innovation による Net-Zero Compatible Innovation Initiative 責任者であるデニス・パームリン氏は、デジタル化により教育及び情報へのアクセスコストが大きく削減されたこと、またデジタルソリューションは世界中の教育システムを変革することができることを指摘しています。オンライン授業はニュー・ノーマルとしてすでに実践されており、世界の教育システムにおいて新たな機会を創出しています。

環境課題への対応およびグリーンな発展の実現

気候変動と環境問題は、世界規模の課題となっています。昨年に渡り続いた経済の失速と世界規模のロックダウンにより炭素排出は減少したものの、経済再加速に伴い排出量が急速に戻り始めています。循環経済への以降、持続可能な開発の達成は、今ではあらゆる国の共通目標となりました。

「グリーンかつサステナブルな開発は、世界経済にとって最優先事項となりました。」と梁は述べています。「ファーウェイは5G、クラウド、AIでの技術的見識に加え電力およびエネルギー保存の分野での多岐にわたる経験を活かし、デジタル電力事業の発展と様々な業界へのデジタル電力ソリューションの提供に取り組んできました。2020年12月時点で、ファーウェイのデジタル電力製品とソリューションは3,250億 kWh の電力を再生可能資源から生み出し、累計100億 kWhの電力を節減してきました。こうした努力により、1億6,000万トンのCO2の排出が削減されることとなりました。」

情報通信技術は、他の産業でのエネルギー資源の保存と排出量削減を実現する重要な要素です。他の産業で、情報通信技術により実現した炭素排出量の削減は、情報通信技術産業自体で排出した炭素量の10倍になると見積もられています。ファーウェイの役員、および企業持続可能発展委員会の会長である陶景文(タオ・ジンウェン)は、次の通り述べています。「ファーウェイは、グリーンを取り込んだ情報通信技術ソリューションで他産業によるエネルギー資源の保存と排出削減を推進することに取り組み続けます。当社は、エネルギー効率が高く、エコフレンドリーかつ低炭素社会の構築において積極的にその役割を果たしていきます。」

UCN事務局長であるBruno Oberle博士はフォーラムでのスピーチで、生物多様性の保存および絶滅危惧種の保護においてデジタルテクノロジーが果たせる役割を強調し、次のように述べています。「人類と自然の間のバランスそして調和を実現することはできるのでしょうか?私達は可能であると信じており、ソリューションの重要な部分を占めるのがテクノロジーとなり、正しくそしてスマートに活用すれば私達が地球規模の課題を解決する助けとなるでしょう。」2020年以来、IUCN とファーウェイはデジタルテクノロジーを活用し世界の自然をより効率的に保護することを目指す Tech4Nature(自然環境のためのテクノロジー)プロジェクトに共同で取り組んでいます。

炭素排出の検証において、ビッグデータも大きな役割を担っています。環境保護団体であるCDPのエグゼクティブ・チェアのポール・ディッキンソン氏は、デジタルテクノロジーにより炭素フットプリントが追跡可能なものとなり、産業を炭素排出削減目標達成に導くことになると指摘しました。

フォーラムでは他にも、世界経済フォーラムの執行委員である Dominic Waughray 氏、GeSI のグローバル CEO である Luis Neves 氏、シンガポール国際問題研究所の所長および前シンガポール国家環境庁長官である Simon Tay 氏、世界経済フォーラムの執行委員である Sean de Cleene 氏が参加しました。

 

「テクノロジーとサステナビリティ:インクルージョンはすべての人のために」フォーラムへのリンク

http://www.huawei.com/en/events/tech-sustainability

ファーウェイ 2020 年サステナビリティレポートへのリンク

http://www.huawei.com/en/sustainability/sustainability-report

「イノベーション:血と汗と夢の結晶」ドキュメンタリーシリーズへのリンク

http://bloodsweatanddreams.economist.com

-以上-

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