テックピットテックピット/プログラミング学習教材マーケットプレイスの「Techpit」、Railsチュートリアルと業務提携し、完走者向け発展教材の制作を開始
◆ 提携の目的
Railsチュートリアルは、Ruby on Railsを用いたWebアプリケーションの開発を行う方は必ず学習すると言っても良いほどRails学習者から支持を集める学習教材です。
Techpitは、Rails × ReactでSPAの開発を学ぶ教材や、Railsアプリのパフォーマンスチューニングの教材など、Railsチュートリアル学習後の学習に相性が良い教材を多数提供しております。実際、Techpitから公開されている教材「RailsとReactでUberEats風SPAアプリケーションをつくってみよう!」が、Railsチュートリアル読者を対象とした書籍リスト「読み物ガイド」に掲載されたりと、偶発的な連携事例も既に生まれております。
今回の提携により、両サービスの特徴をうまく補完し合い、Ruby on Railsを軸としてバックエンド・インフラ・フロントエンドなどを一気通貫して学べる仕組みを、学習教材を体系的に学べるユーザーに提供することが可能になります。
◆ 業務提携の内容
TechpitとRailsチュートリアルの業務提携により、Techpitに登録する執筆者の中で、Railsチュートリアル完走者向けの教材を制作する場合、次の3つが実現できるようになります。
① Techpit執筆者が、Railsチュートリアルの題材を利用可能に
Railsチュートリアルの題材となっている SNS(以下、Sample App)をベースにした実践的な教材制作が可能になります。
Railsチュートリアルの題材「Sample App」のタイムライン画面
例えば Sample App では Heroku を本番環境としたデプロイ方法が説明されていますが、同じ Sample App を題材として使いながら、AWS や GCP、Azure などのインフラ教材を制作できるようになります。インフラ以外にも、Sample App に Vue や React を組み込むフロントエンドの学習教材や、RSpec に特化としたテストの学習教材なども執筆可能となります。
また、Railsチュートリアル内で Sample App を題材としたWebアプリケーション開発の流れ、Git/GitHub の使い方、テストやセキュリティの考え方などが既に解説されているため、Techpit執筆者は、これらの基本的なスキルを押さえた学習者を前提として、より実践的な教材の制作にフォーカスできます。
② RailsチュートリアルとTechpitの両方から、完走者向け教材として紹介
Techpit編集部とRailsチュートリアル編集部から認められた教材は、RailsチュートリアルとTechpitのそれぞれから、完走者向け教材として紹介されます。
Railsチュートリアル利用者向けの紹介例(マイページ画面より一部抜粋)
Techpitの利用者向けの紹介例(教材画面にRailsチュートリアル完走者向けである旨を記載)
学習者の「次に何を学べばよいか迷ってしまう」という課題を解決するため、RailsチュートリアルとTechpitの双方で協力・連携し、より分かりやすい学習の導線を構築していきます。
③ Techpit執筆者向け、データの基づいた執筆テーマ案のイベント開催
Techpitでは執筆者向けのイベントなどを開催しております。Railsチュートリアル完走者向け教材の執筆されている方々を主な対象として、YassLab株式会社が運営する「Railsチュートリアル」や「Railsガイド」の運用知見を基にした、執筆ネタのアイデア出しイベントも開催していきます。
Techpitで開催している執筆者向けのイベント例
当日のイベントでは、Techpit執筆者がRailsチュートリアル完走者向け教材を執筆しやすくなるよう、Techpit執筆者が気になっている点や懸念点などのサポートもしていく予定です。なお、Ruby/Rails学習者の全体的な動向については、YassLab株式会社の記事「数字で見る!Ruby/Rails学習者の動向」からも一部公開されています。
参考記事:数字で見る!Ruby/Rails学習者の動向
https://note.com/yasslab/n/n4a2cbbe64eca
◆「Railsチュートリアル」とは
Webサービスを作りながら学ぶ大型チュートリアルです。SNS開発を題材として、Git/GitHubのバージョン管理、テストを使った品質改善、HerokuやAWSを使った本番サーバーへのデプロイなどが学べます。Webテキストや解説動画、質問対応サービスなども提供していて、国立大学法人や上場企業の教材としても採用されています。
また、「研修期間を短くしたい」「チーム学習を取り入れたい」といった社員研修に特化した『法人プラン』や、大学・スクールにおける教材利用に特化した『協業プラン』も提供しています。
URL:https://railstutorial.jp/
法人プラン:https://railstutorial.jp/business
協業プラン:https://railstutorial.jp/partner
◆「Techpit」とは
作りながら学ぶがコンセプトのプログラミング学習教材のマーケットプレイスです。教材執筆者は、実務で活躍するエンジニアで、編集者と共に、実務の知見を生かした実践的な学習教材を提供します。「RailsとReactでUberEats風SPAアプリを作ろう」や、「Laravelでテスト駆動開発を学ぼう!」、などの現役エンジニアが実務の知見を元にした実践的な教材で学習することができます。
URL:https://www.techpit.jp/
執筆者希望者向け登録ページ:https://author.techpit.jp/
◆株式会社テックピットについて
社名:株式会社テックピット(Techpit, Inc.)
代表取締役:山田 晃平
設立:2018年7月
所在地:〒102-0093 東京都千代田区平河町2丁目5−3 Nagatacho GRiD
URL:https://www.techpit.jp
Twitter:https://twitter.com/techpit_jp
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