島根県島根県／島根県立しまね海洋館　アクアスで「temi」を使ったリモート校外学習を実施します

１．日時　　2021年11月30日（火）13：40～14：25

２．場所　　島根県立しまね海洋館 アクアス

３．参加者　島根県立江津清和養護学校 小学部5・6年生（2名）

４．事業概要
・テレプレゼンスロボット「temi（テミ）」をアクアスに持ち込み、学校の教室と繋いでリモート校外学習を実施します。
・アクアス職員から観察のポイント等を教わりながら、教室から「temi（テミ）」を遠隔操作して主体的に見学を行います。

「temi」を利用したリモート校外学習の様子

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５．リモート校外学習に至る経緯
島根県立江津清和養護学校在籍の児童生徒は、身体の障がいや病状により生活に制限があるため、体験的な活動や、実際に現地へ出かけて学ぶ経験が少なくなる傾向にあります。また、医療的ケアを必要とする児童生徒も在籍していることから、感染症等には細心の注意を払う必要があり、コロナ禍にある現在は、以前に比べて校外学習に出かける機会が減少しています。

このような現状を改善するための取組の一つとして、島根県では島根県教育委員会、島根県立大学、NTTドコモ中国支社島根支店と連携し、ICTを活用することによって、それぞれの子どもたちに合った学びの実現をめざした先端技術トライアルを実施しています。ここで得た経験を発展させて、江津清和養護学校では遠隔操作が可能なtemiを利用し、校内での使用実績を積み重ねながら、校外での活用を模索してきました。

この取組にアクアスが協力し、試行的なプログラムとして今回のリモート校外学習が実現しました。

アクアスでも、施設を活用した地域連携の取組みを進めており、今回のリモート校外学習を実施することで、参加する児童生徒の社会への参加意欲が育まれ、学習意欲の向上にもつながればと考えています。

■島根県立江津清和養護学校について
江津市渡津町にある県立の特別支援学校です。県西部の肢体不自由教育と病弱教育の拠点として、地域のセンター的機能の役割を担っています。現在は、小・中・高等部あわせて25名の児童生徒が、学習に取り組んでいます。

■テレプレゼンスロボット「temi」について

テレプレゼンスロボットとは、カメラ、マイク、ディスプレーなどが搭載され、遠隔地からパソコンやスマートフォンなどで操作ができるロボットのことを指し、temiは上記の機能に電動式の車輪を加え、移動操作をすることも可能です。リアルタイムでロボットが伝送する映像や音声によって、自身がその場にいるかのように他者とコミュニケーションをとることができ、オフィスのテレワークや遠隔授業などに役立つとして注目を集めています。
※説明文章は一部「知恵蔵mini」から引用

【当日の取材申込について】
・連絡先：（公財）しまね海洋館　経営課　企画広報係
・申込方法：申込先アドレスまたは電話にて、1.所属　2.代表者氏名　3.連絡先　4.人数をお知らせください。
・申込先アドレス：chikashige-h@aquas.or.jp
・電話：0855-28-3611
・申込期限：2021年11月29日（月）17:00まで
・取材参考資料：https://prtimes.jp/a/?f=d36130-20211125-6d01e5c49bf854b8f33e3ca9bcb37f75.pdf

※江津清和養護学校では、新型コロナウイルス感染症対策のため、学校に来校しての取材はご遠慮いただいております。

※島根県報道発表資料
　https://www3.pref.shimane.jp/houdou/articles/155572

※NTTdocomoリリース資料
　https://prtimes.jp/a/?f=d36130-20211125-54d2efb0dce939eaa672826fc5e68873.pdf