weclipweclip/”協育”と”共育”により「生きる力」を育む 〜(公社)川越青年会議所主催のイベントでセミナーを実施しました〜

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weclipweclip/”協育”と”共育”により「生きる力」を育む 〜(公社)川越青年会議所主催のイベントでセミナーを実施しました〜

株式会社weclip(本社:埼玉県川越市、代表取締役:横田泰成)は、10月、11月と公益社団法人川越青年会議所(以下「(公社)川越青年会議所」という)主催の2つの事業「想いを込めてみんなにとどけ〜未来をその手で切り拓こう〜」(ウェスタ川越)と「小江戸川越スカイランタンナイト2021〜ランタンに願いや想いを描いて、今こそ希望の光を高く掲げよう!〜」(川越水上公園)に協働パートナーとして参加しましたのでお知らせいたします。

 

  • 想いを込めてみんなにとどけ〜未来をその手で切り拓こう〜

■「社会に開かれた教育課程」と「学校・家庭・地域の連携・協働」
現在、文部科学省が定めている学習指導要領では、基本的な考え方として「社会に開かれた教育課程」という理念が提唱されています。これは変化が激しく先の読めないこれからの新しい時代に求められる資質・能力、いわゆる「生きる力」を子どもたちに育むことを目的としたものです。そのためには、”より良い学校教育を通じてより良い社会を創る″という目標を学校と社会が共有すること、そして「学校・家庭・地域」の連携・協働が必要であると述べています。

■「生きる力」を育む「協育」と「共育」
私たちweclipは、まさに「子どもたちが『生きる力』を身につけ、より豊かな明日を手に入れてほしい」と願っています。私たちもこの「生きる力」を育むには、学校教育だけではなく社会とのつながりや多世代交流が非常に重要であると考えています。しかしながら、昨今においてはコロナ禍の影響もあり、子どもと地域社会や大人たちとの接点はむしろ減ってしまっているのが実態ではないでしょうか。
こうした課題認識から、学校教育、家庭教育、地域社会教育の3つの教育で子どもたちを育む「協育」と、そこに関わる大人も共に成長する「共育」の実現こそが、我々の使命であり付加価値であると考え日々活動しています。

■本事業の開催趣旨と参加の背景
(公社)川越青年会議所主催の本事業は、「子どもたちにまちの未来を切り拓く人財へと成長して欲しい」という想いから開催されました。子どもたちの主体性を育むきっかけとなる体験提供を目的とした訳ですが、その背景にはコロナ禍において人々の触れ合いや繋がりが減少し、子どもたちの育つ環境も大きく変化していく中、大人たちにできることは何なのか、という課題認識があった様です。
このような背景のもと(公社)川越青年会議所から参加打診を受け、weclipとしては本事業の理念に強く共感し、協働パートナーとして参加する運びとなりました。

■本事業の概要
当日は、幼稚園児から小学校6年生までの幅広い年齢層の子どもたちが主体となり、まちの人々と力を合わせて脱穀・袋詰したお米を、フードパントリーや子ども食堂へ贈呈しました。

weclipは、子どもたちが主体的に脱穀や袋詰に取り組めるように、イベント冒頭の重要なアイスブレークのパートを担当し、初対面の子どもたちが協働できるような雰囲気づくりや、子どもたちに本事業への参加の動機付けを促
すプレゼンテーションを行いました。具体的には、フードパントリーや子ども食堂とは何か、その概要や存在意義、なぜ自分たちが脱穀と袋詰をするのかといった内容を、クイズなどを交えながら子どもたちの理解を深めていきました。最初は緊張した面持ちの子どもたちでしたが、いざ脱穀体験が始まると徐々に緊張もほぐれ、楽しそうにかつ真剣に取り組んでいました。
参加した子どもたちにとっては、(公社)川越青年会議所の方々やweclipメンバー、フードパントリーと子ども食堂の代表の方など、様々な大人や地域社会との繋がりを感じる貴重な機会となりましたし、我々大人にとっても、子どもの変化を肌で感じることのできた非常に有意義な時間となりました。

▼登壇者プロフィール
⻄⽥ 雅史 Adviser
weclipアドバイザー。東京都内公⽴⼩学校教員。初任者の頃、『作家の時間(ライティング・ワークショップ)』と出合い、⼦どもたちが学びを展開していくワークショップのとりこになる。2021年7⽉、共著『社会科ワークショップ〜⾃⽴した学び⼿を育てる教え⽅・学び⽅』を出版。⼦どもたちが学習のコントローラーを握り、⾃⽴して学んでいく姿をどの教科でも実現しようと⽇々奮闘中。モットーは「徹底的に⼦ども⽬線」。まずは⼦どもの⽬線まで降りて、⼦どもたちの声に⽿を傾けることを⼤切にしている。
 

  • 小江戸川越スカイランタンナイト2021〜ランタンに願いや想いを描いて、今こそ希望の光を高く掲げよう!〜

200個のLEDスカイランタン一つひとつにそれぞれの願いや想いを込めて空高くへと放ち、川越水上公園を幻想的に照らす体験をし、未来に対する期待とともに将来の明るい見通しの一助としていただく本イベント。
weclipはイベントステージでの事業紹介と、ブース出店を実施しました。ステージでは、参加された親御さまを対象に協育、共育の重要性をプレゼンテーションしました。あわせて、私たちの掲げる子どもたちの基礎運動能力の重要性と、その強化を目指したco-ed SPORTSのアクティビティの一部を実施しました。ブース出店でも、同じくco-ed SPORTSの異なる種目を、子どもたちやその親御さまに体験頂きました。当日ステージ上でプレゼンテーションした内容の一部を紹介します。

■子どもたちの「選択できる力」をどう育むか
「子どもにどんな力を付けてほしいか?」こう聞かれたらどう答えるでしょうか。語学、コミュニケーション能力、プログラミングスキル、運動能力、リーダーシップ…などなど。これらは将来自分の子どもに幸せになって欲しいから出てくるものでしょう。では「幸せ」の定義とは…これもまた人それぞれ異なるものですが、weclipの考える「幸せ」とは、「子どもたちだけでなく、大人も含めた皆が夢を抱き、それらを実現するために自らの進む道を“選択できる力”を持つこと」と定義しています。
なぜ”選択できる力”が重要なのか、それには2つの理由があります。
1つ目は、「自己決定」が幸福度への大きな影響因子の一つであるというこです。健康や所得といった要素ももちろん大きな影響因子ですが、「自己決定」も重要であることが研究から明らかになっています。スポーツや習い事、仕事も、人からやらされているものはつまらなく時間も長く感じ、成果も今ひとつなことが多いのではないでしょうか。一方、自ら望んで取り組んでいるものは無意識に没頭でき、時間もあっという間で、成果も得られ充実感や幸福感を覚えた経験は誰しもあるのではないでしょうか。
2つ目は、「時代の変化」への対応です。
現代は、「VUCA(ブーカ)の時代」と呼ばれています。V(Volatility:変動性)、U(Uncertainty:不確実性)、C(Complexity:複雑性)、A(Ambiguity:曖昧性)の頭文字からできた造語で、一言で言うと「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。かつては正解に対しいかに早く効率よくたどり着けるかが優秀であるとされていました。しかしVUCAの時代においては、そもそも正解がわからない、もしくは正解が無い中で、課題を見つけ自分たちで答えを見つけ出す能力が求められています。    
ではこの”選択できる力”を、今の学校教育の中だけで育むことは可能なのでしょうか。不確実性が叫ばれる今、多様化する課題へ対応するために、果たして学校教育だけに頼っていていいのでしょうか。私たちは学校教育と家庭、地域社会が連携、協力し合い教育に関わっていくことで、学校教育では学べないことを私たち大人が子どもに提供していくことが解決策の1つになると考えています。
こうした考えのもと、weclipは、学校教育、家庭教育、地域社会教育の3つの教育で子どもたちを育む「協育」と、そこに関わる大人も共に成長する「共育」の実現を目指しています。そして、子どもも大人も”選択できる力”を身につけ、より幸せなより豊かな明日を手に入れて欲しいと心から願っています。

■⼦どもたちの未来を育む運動の習慣化
運動は成長の原点、しかし今の子どもたちの運動機会は大きく減少し、その成長を脅かす事態も起きています。「ロコモティブシンドローム(以下「ロコモ」という)」という⾔葉をご存知でしょうか?⽇本語でいうと「運動器症候群」、つまり⾻や関節の機能が低下し、基本的な運動能力が衰えている状態を指します。高齢者には耳慣れた言葉かもしれませんが、実は近年、⼦どもたちにもこのロコモが起きているといわれています。運動不足による運動器機能の不全/不調だけではなく、特定のスポーツに偏った運動過剰による運動器疾患やケガ、スポーツ障害からもいわゆるロコモ状態となり、運動だけでなく⽇常⽣活、学校⽣活にも⽀障をきたしています。 顕著な事例として、現代の5歳児は25年前の3歳児と、現代の3・4年⽣は25年前の5歳児と同等の運動発達段階であるという調査結果が出ていたり、⼦どもの⾻折発⽣率が1970年からの40年間で2倍以上に増えている、というデータもみられたりします。 また、運動と脳の発達の相関から運動不足が脳に悪い影響を与える可能性も否定できないともいわれています。
では、そのように子どもたちの成長を脅かしかねない「⼦どもロコモ」を解消するためには何が重要であるか。我々weclipは、「⼦どもたちの現状を理解し、特定動作に偏らずに基礎運動能⼒を⾼め、運動を習慣化することが重要である」と考えています。 

基礎運動能⼒が⾼まれば、「出来るが増え、運動が楽しくなり、運動が習慣化する」といった好循環が⽣まれ、⼦どもロコモが解消されることはもちろん、様々なスポーツにおいても重要な⼟台となり、子どもたちの可能性がより広がっていきます。また、学びに対してもいい影響が生じるため、まさに「運動は成長の原点」、子どもたちが心身ともに成⻑することが期待出来ます。weclipは、⼦どもたちの基礎運動能⼒を⾼める機会提供や環境づくりを進めることで運動を習慣化し、⼦どもたちの将来の選択肢を広げる⽀援を⾏っていきます。

▼登壇者プロフィール
横⽥ 泰成 Chief Business Director
weclip共同代表。2003年に東急電鉄グループの⼩売事業である東急ストアに⼊社。1年半の現場経験を経て、本社経理・財務・経営企画を担当、東急電鉄専務を兼務する社⻑の秘書として社⻑塾で学ぶ。
2013年、スポーツビジネスを学ぶため、Under Armourの⽇本総代理店である(株)ドームへ転職。スポーツアパレル(Under Armour)・スポーツニュートリション(DNS)・スポーツメディカル(D-Medical)・スポーツパフォーマンス(DAH)とスポーツに関する包括的な事業を展開する(株)ドームでスポーツビジネスの本質に触れながら、財務戦略や事業戦略を担当。現職は、Vice Head of Corporate Div. & Head of CFO office。
全⽶エクササイズ&スポーツトレーナー協会 Kids Hight Performance Specialist、スポーツメンタルトレーナー

⼤澤 彰裕 Chief Business Planner
weclip共同代表。デジタル・IT技術を活⽤して様々なお客さま、エンドユーザの当たり前を変えることで、より豊かな⽣活作りに貢献したいという想いから、⽇⽴製作所に⼊社。⼊社以来国内⼤⼿鉄道事業者、及びそのグループ会社等のアカ ウント営業に従事。約8年間営業系基幹システムの担当として、交通系ICカードや旅⾏販売システムなどのミッションクリティカルなシステムを幅広く担当。その後、2016年よりITインフラ担当としてデータセンター等プラットフォームインフラを担当。また、並⾏してIoT、ロボット・AI、デジタルサイネージ、メンテナンス領域におけるデジタルデータの利活⽤や業務コンサルティングを幅広く担当。あるものを売るのではなく、お客様とともに今ない価値を創出したいと奔⾛。2018年にはお客様と共同開発した指令⽀援システムで2018年グッドデザイン賞受賞。システムあわせてMaaS領域においては、新規事業計画等上流からの事業企画に参画。
 

  • 株式会社weclipについて

学校教育、家庭教育、地域社会教育の3つの教育で子どもたちを育む「協育」と、そこに関わる大人も共に成長する「共育」の実現を目指しています。

■ 持続的な教育文化をコエドから生み出す協育プロジェクト
<協育プラットフォーム「coedu (コエデュ)」>

【地域とともに作り上げるニューノーマルな教育基盤】
1.学校と民間企業との連携強化
2.学校と児童館各他団体との連携強化
3.先生と先生、先生と保護者の連携強化
4.地域住民主体型の課外授業
5.子どもたちの(最低限の)基礎学力強化
6.基礎運動能力の向上
7.教育に関する情報発信

▼企業理念・経営方針

VISION:子どもたちにより豊かな未来を
学校、家庭、地域、企業と連携した教育機会を子どもたちに提供することで気づきを与えます。
子どもたちがより豊かな人生を歩むためのサポートをします。

MISSION:人生を伝える Experience is treasure
教員免許がなくても、塾講師の経験がなくても、教えられることはたくさんあります。
私たちの経験を伝えることが、子どもたちの未来を明るく照らします。

VALUE:共に育つ Share anything
地域に住む人々と子どもたちをつなぐ。
「協育基盤」をつくることで子どもと一緒に大人も育つ。
そんな未来を描いています。
 

  • 会社概要

・会社名:株式会社weclip
・所在地:埼⽟県川越市宮元町30-52
・共同代表:横⽥ 泰成、松原 吉輝、⼤澤 彰裕
・事業内容:教育⽀援事業
・会社HP: https://weclip.jp/
・お問い合わせ:info@weclip.jp

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