バンザン/オンライン教育15周年!バンザンが目指す教育サービスの進化とは!?

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バンザン/オンライン教育15周年!バンザンが目指す教育サービスの進化とは!?

株式会社バンザンは、2007年にオンライン教育事業をスタートさせ、今年でオンライン教育事業15周年を迎えました。バンザンが運営する1対1の双方向型オンライン指導「オンラインプロ教師 メガスタ」は日本の教育格差を無くしたいという想いから生まれました。全国どこからでも指導を受けられ、また、約35,000人以上の教師から生徒に合う教師をマッチングできるため、「近くに通える塾がない」「志望校に詳しい先生がいない」「相性のいい先生に出会えない」など、日本の教育が抱える様々な問題を解決してきました。また、新型コロナウイルスの影響を受けることもなく変わらない教育を行えることも、授業を受ける生徒さんや保護者の方より喜ばれています。よりよい教育を目指して進化し続けている「バンザン」の代表にオンライン教育の進化や展望についてインタビューしました。

 

●「オンライン教育なんて、やめた方がいい」 と言われ続けた それでも続けてきたワケ
―オンライン教育を始めたきっかけ―

 バンザンは1995年の創業当時から家庭教師事業を行っています。事業を行っていくうちに気になったのが、住んでいる地域によって選べる教師の選択肢に差が出てしまうことでした。交通の便が良く、人口の多い地域には教師もたくさんいますが、地域によっては生徒の自宅に通える教師がまったくいないこともあります。これは、家庭教師だけでなく、塾や予備校でも同様の問題を抱えていると思います。

「地域によって受けられる教育のレベルに差があることはおかしい」という気持ちは、事業が大きくなればなるほど強くなっていきました。だからこそ、2007年にブロードバンドインフラが80%整ったと言われ、遠隔教育が話題にあがったときに、「これだ!」と思ったんです。「オンライン教育で日本の教育格差を解消したい」という想いは、その時に生まれました。

―オンライン教育の苦しいスタート―
 2007年当時は家庭教師だけでなく塾予備校への教師派遣、集客コンサルティングなど順調に事業を進めているところでしたが、「オンライン教育を始めるぞ」と決めてからは、家庭教師事業を残してすべての事業を辞めました。当時は、会社の未来に不安を感じて辞めていく社員も多かったです。さらに、銀行からは「オンライン教育事業は本当に伸びるのか、やめた方が良い」といった指摘もされ、取引がなくなったこともあります。それでも、「オンライン教育は世の中に絶対に必要なものだ」と確信を持っていたので、決してオンライン教育から手を引くことはしませんでした。

●「どうすればオンラインで結果が出る指導ができるのか」を模索し続けた15年間
 2017年のサービスリリース以降、「オンラインプロ教師 メガスタ」は、毎年生徒数200%超えのペースで成長を続けています。しかし、ここに辿りつくまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

たとえば、オンライン教育を始めると決めて最初に取り組んだのは、Eラーニング教材の開発でした。数学の解き方を暗記できるように3兆通りもの問題作成ができる教材など多数の教材を開発しましたが、どんなにいい教材を開発しても、子どもが教材を活用して計画的に勉強できるかどうかはまったくの別問題でした。また、2012年頃からは映像授業を制作して提供したこともありましたが、子どもの状況によって理解のしやすさが変わるため、映像授業だけできちんと身に着けられる子もいれば、そうではない子もいました。そのため、一歩通行の映像授業では教育格差を解消するサービスとは言えなかったのです。

 

こうした経験を経て、2017年にようやくたどり着いたのが、双方向型オンライン教育「オンラインプロ教師のメガスタ」です。一方通行ではなく双方向のコミュニケーションを取れる通信システムを導入し、顔が見えるカメラとは別に「手元カメラ」で教師と生徒が互いの手元が見えるようにしました。これによって、生徒がどこで躓いて何が大変だと感じているのかをリアルタイムで見ることができるため、教師が側にいて教えてくれるのと変わらないオンライン教育ができるようになりました。さらに、全国3万5千人の先生の中から、子どもに合った教師をマッチングすることで、「ベテランの先生が近くにいない」「周りにいい予備校や塾がない」という地方の生徒さんの不利を解消することを実現しました。
 このようにオンラインで一人一人の子どもに合わせた指導ができるようになったのは、2007年よりオンライン教育をやってきた積み重ねです。バンザンがやってきたオンライン指導はすべて「オンラインプロ教師のメガスタ」につながっています。クオリティの高い教育サービスを全国のどこでも受けられるようにしたいという考えは2007年当時からは変わっていません。

●教育業界の当たり前をオンライン教育で変えたい
これからもバンザンのオンライン教育で、日本の教育をどんどん進化させ続けていきます。たとえば、2020年には、「オンラインプロ教師のメガスタ」で日本初となる「AIによる指導解析」をスタートさせました。約20万回分のオンライン指導を解析したデータに基づき、生徒や教師の表情や視線、音声などから、生徒が満足できる適切な指導が行われているかどうか、すべての授業をAIでチェックすることが可能になりました。また、良いコミュニケーションや良い指導が行われている解析結果を用い、そのノウハウを他の教師にも共有することで、更に質の高い指導を目指し全教師の指導レベルの向上を図っています。

さらに、今年の1月には毎回の授業を保護者に公開する「オンライン授業参観」というサービスを新たに始めました。これは教育サービスで、常々気になっていた授業内容のオープン化を目的としています。従来の塾や家庭教師なども含めた教育サービスでは、授業内容は公開されていないため、どういうクオリティの授業を行われているかは周囲にわからない状態です。そんなブラックボックスになっている授業を毎回保護者に公開することで、教師はみられているという意識によって、授業のクオリティが上がりますし、保護者からしても、毎回授業が見られる安心感を得ることができます。今後、追従する企業が出てくれば、日本全体の教育サービスの質が向上し、今より切磋琢磨し合うよりよい授業ができると思います。

◆人物紹介
山田 博史(やまだ ひろふみ)

株式会社バンザン 代表取締役社長
・1965年生まれ(高知県出身)
・平成元年 住友銀行(現三井住友銀行)入社
・同行ではトップ営業マンとして活躍
・30歳で銀行を退職 株式会社バンザン設立
・2007年 E-ラーニング(オンライン教育)事業開始
・2012年 スタディ・タウン事業 スタート
・2017年 オンラインプロ教師事業開始 急成長中
・著者「社長は人に頼るな仕組みを作れ!」は、2009年10月にビジネス書ランキング (アマゾン、紀伊國屋書店)1位となる

◆会社概要

社名  :株式会社バンザン
設立年度:1995年12月
資本金   :1億700万円(内資本準備金 7,031,250円)
事業内容:
*【オンラインLiveの教育サービス】
オンラインプロ教師のメガスタ https://www.online-mega.com/
―メガスタ小学生 https://es.online-mega.com/
―メガスタ中学生 https://www.online-mega.com/chuugaku/
―メガスタ高校生 https://www.online-mega.com/koukousei/
―メガスタ私立   https://www.online-mega.com/shiritsu/

*【訪問型の教育サービス】
家庭教師の一橋セイシン会 https://www.hitotsubashi.net/

資本金  :1億700万円(内資本準備金 7,031,250円)
所在地  :〒163-6028 東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー 28F
電話番号 :03-6872-1776(代表) 火~土10:30~19:30

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