成学社／【続報】関関同立即日分析、今年も無事終了。結果まとめ公開、明日から。

■即日分析とは
例年2月1日から10日の日程で行われる「関関同立」の4大学の入試問題を、最終日である2月10日を除いて、毎日試験終了直後に入手し、のべ100名のスタッフを動員し、その日の夜に、英語の模範解答は塾生に、全科目の出題内容などの分析はブログを通じて全受験生に提供するというサービス。今年も代々木ゼミナール（学校法人高宮学園）の世界史の佐藤幸夫講師、日本史の重野陽二郎講師の協力を頂き、より詳しい解説と以降の日程に向けてのアドバイスも提供。

■即日分析を終えて
開成教育グループ　入試情報室長　藤山正彦からのコメント

昨年はコロナ禍の影響で入試問題の受け取り制限もあり、入試問題の入手が遅くなるなど、十分な分析時間が取れませんでしたが、今年は大学側のご協力と好天に恵まれ、余裕を持った分析と情報提供ができました。

試験直後に4大学の入試問題全科目に目を通すことで、その共通点や変化を即座に発信する事ができます。関西学院大学の日本史は今年から大問が1つ減少しましたが、初日にその事を発信することで、受験生は以降の日程での解答ペース調整に役立てていただいたことでしょう。

同志社大学の2月7日の生物、大問1はアポトーシス（細胞死）に関するものですが、大学入学共通テストでもよく見られる会話文形式になっており、文字数が多くなっていました。

英語に関しては、「お店でポイントカードを作ることを勧められる」といった日常的な場面設定の会話文（立命館大学2月1日）や「イルカの頭の良さ」に関する長文（関西大学2月6日）など読みやすい素材文を使った作問が増えた一方、「プロパガンダとは」といった世界史や政治経済に関する一般教養も求められている長文（関西学院大学2月4日）や現代の社会問題への関心も問われるかのような「食品ロス」に関する長文（同志社大学2月7日）など、英語を使って一般教養を問う出題もありました。

受験生はそのような「変化球」に対しての対応が十分でなく、「今日は失敗した」と不安になることも考えられますが、即日分析ではそのような問題に「やや難」等のコメントを付けることで、「点数が取れなかったのは自分だけではない」と気持ちを切り替えるきっかけししてもらえるような工夫も行いました。

次年度以降の受験生に向けても、出題傾向と生徒個人の得意分野を掛け合わせて合格の可能性が高くなる受験校を提案するなど、適切な進路指導と合格率の向上に利用することができます。

学習塾としては受験生に学力と自信を付けて試験会場に送り出すことも大切ですが、我々は入試が始まってからもさらに力を出し切ってもらえるよう、受験生の「伴走者」として今後もこのような活動を続けていきたいと考えています。
 

関西大学

関西学院大学

同志社大学

立命館大学

■イベント概要
名称：関関同立英語入試問題即日分析
期間：2022年2月1日〜2月9日（即日分析期間）
　　　2022年3月1日〜（結果まとめ公開）
対象：大学受験生
情報公開先：
https://www.kaisei-group.co.jp/nyusiblog?tm1533

■個別指導学院フリーステップについて
定期テストの点数アップと大学受験に強いフリーステップは、個別指導のために厳選された講師、生徒・保護者としっかり向き合える仕組み、グループ全体が保有するデータを駆使した科学的な指導システムという3つの強みを生かし、オーダーメイドのカリキュラムで、無理なく、無駄なく目標達成にむけて、生徒、保護者と一緒に歩んでいく、個別指導の学習塾です

【入塾及びカリキュラムに関するお問合せ先】
株式会社成学社／個別指導学院フリーステップ
お問合せフォーム：https://www.kaisei-group.co.jp/freestep/request/
TEL：0120-88-0656 (9:00-22:00)
 ※取材及び本リリースに関するお問い合わせ先は下記の通りです