KEIアドバンス/2022年版 科目別(研究分野別)QS世界大学ランキング – QS World University Ranking by Subject 2022-発表

アバターVOIX編集チーム ニュース
KEIアドバンス/2022年版 科目別(研究分野別)QS世界大学ランキング – QS World University Ranking by Subject 2022-発表

ロンドン発、2022年4月6日:
2022年度版科目別(研究分野別)QS世界大学ランキングを本日発表しました。同ランキングによれば日本の高等教育分野は研究への投資停滞と国際的な競争激化により、アジア地域や全世界勢の競合との歩調合せに苦戦しています。
2022年度版のQS世界大学パフォーマンス比較は、日本の51大学における、51科目5学問領域(芸術・人文学、工学・技術、生命科学・医学、自然科学、社会科学・経営)486科目(プログラム)のパフォーマンスに関する独自のデータを発表しています。
日本地区サマリー

  • 398のアジア地区の大学の科目が、上位50位にランク入りをしており、この中の105は中国より、76が香港から、また、72が日本からとなっています。
  • 48%の日本の該当科目は今年順位が下がっており、32%は順位ステイ、16%のみ順位を上げました。
  • 学科領域の世界上位50大学にランク入りした日本の大学の学部数は、2019年には79でしたが、2022年には72まで減少しています。
  • ますます多様化する海外の競争校とは異なり、日本の高等教育分野は依然として単独フラグシップ大学である東京大学によって上位を占められています。
  • 日本の15科目が科目別の世界上位20位以内にランク入りしています。昨年より3科目減少し、1科目を除き、全て東京大学のものとなります。
  • 日本の高等教育が困難に直面する中、日本の上位大学はアジアの最高峰の一部であり続けています。東京大学の41科目は学部別の世界上位50大学にランク入りしており、アジアのどの大学よりも多い結果となりました。

 

 

科目別(研究分野別)QS世界大学ランキング2022年度版:アジア上位10校
大学名(国/上位100位以内の科目数)
東京大学(日本/41)
ソウル大学校(韓国/38)
北京大学(中国/37)
シンガポール国立大学(シンガポール/30)
清華大学(中国/27)
香港大学(香港/27)
南洋理工大学(シンガポール/25)
香港中文大学(香港/21)
京都大学(日本/16)

香港科技大学(香港/16)
© QS Quacquarelli Symonds 2004-2022 https://www.TopUniversities.com/ 無断複写、転載を禁じます。
※上記集計には、5つの学問領域のテーブルへのランク入りも含まれています(芸術・人文学、工学・技術、生命科学・医学、自然科学、社会科学・経営)。

日本の大学の最上位の5つの科目は以下の通りです。
大学名(科目/順位)
東京医科歯科大学(歯科学/6位)
東京大学(現代語学/7位)
東京大学(物理学・天文学/10位)
東京大学(化学工学/15位)
東京大学(地球海洋科学/15位)

医科学は日本の大学の科目の中で最もランク入りしている科目であり、31の科目(プログラム)がランク入りしておりますが、その一方で、東京大学の医科学は昨年の29位から下がり42位となりました。日本の化学では24科目、生物科学では23科目ランク入りしました。

QS社のSVPであるベン・ソーター(Ben Sowter)は、次のように述べています。「日本がQS世界大学ランキングで、成績不振になっている一因は、科学・技術の研究に対する日本の支出が過去10年間に世界の多くの競合校に遅れを取ったという事実にあるとQS社は考えています。大学ファンドなどの新たな政策イニシアチブは正しい方向に向かう一歩であるものの、少なくともこの先5年は、それらの効果が私たちのランキングで可視化される可能性は低いと思われます。」
また、ソーターは次のように続けています。「中国は、博士号課程の学生数を安定的に増加させていて、2025年までにSTEM教育を専攻する学生はアメリカの約2倍になると予想されています。これに対し日本は、博士号候補者に十分な資金を提供してこなかったので、ここ20年、博士号候補者数の一貫した減少が見られます。イノベーション、イノベーター、大学への限られた投資が結果的に研究成果減少となり、QS世界大学ランキングの結果に直接的に現れています。」

このランキングは、世界各地88個所にある1543大学の学生が受講している15,200の各大学の個別科目のパフォーマンスについて、独立した比較分析を提供しています。調査対象は51の科目と5つに大別した学部学問領域となります。

評価方法
QSは4つの主要な指標を利用して当ランキングを編纂しています。各指標の正確な重み付けは、学科間の論文出版文化の相違を反映させるため、分野によって異なります。例に挙げると、計量書誌学のデータベースであるスコーパス(Scopus)/エルゼビア(Elsevier)による分析は、研究の普及に大きく依存している医学分野において、職業的な特徴を持つ舞台芸術分野と比較し、より研究成果の強みを示す指標とみなされています。
追加の指標として、初めて大別学部学問領域(芸術・人文学、工学・技術、生命科学・医学、自然科学、社会科学・経営)におけるInternational Research Networkを提供し始めました。

2022年版 科目別(研究分野別)QS世界大学ランキングに関するウェビナー開催
QSの日本地区オフィシャルパートナーである株式会社KEIアドバンスとQS社の共催にて4月27日(水)17時00分から、主に高等教育機関の皆様方向けに2022年版科目別QS世界大学ランキングに関する概要説明に加え、アジア諸国と比較した日本の大学の動向に関してQSから説明してもらいます。
※ウェビナーのお申込みはこちらより
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_Ycfbtj_hQ–zR8kr49IGjQ

評価に関する詳細は、下記のリンクより閲覧可能です。
https://www.TopUniversities.com/subject-rankings/methodology

全ランキングは、4月6日の18:00(日本標準時間)から、下記のリンクより閲覧可能です。
https://www.TopUniversities.com/subject-rankings/2022

さらなる詳細やQSアナリストへのインタビューは下記の連絡先にご連絡ください:
Simona Bizzozero 
Director of Communications 
QS Quacquarelli Symonds 
simona@qs.com 
+44 (0) 7880620856 

William Barbieri 
Communications Manager 
QS Quacquarelli Symonds 
william.barbieri@qs.com 
+44 (0) 7880620856 

【補足情報】
QS Quacquarelli Symondsについて
QS Quacquarelli Symondsは世界中の高等教育部門に、サービス、アナリティクス、インサイトを提供する世界有数の企業であり、世界各国の人々が、教育の成果、国際的モビリティ、キャリア開発を通じて個々の潜在能力を発揮できるようにすることをミッションに掲げています。
2004年よりQS世界大学ランキングポートフォリオの発表が開始され、大学のパフォーマンス比較データとして世界で最も多く参照される情報源となっています。ランキングを掲載しているフラッグシップとなるウェブサイトwww.TopUniversities.com は、2021年に1憶4700万回以上閲覧され、QSの調査結果は、世界中の報道機関にて紹介されており、同年QSに関連する、またはQSに言及した96,000件以上の記事が掲載されました。

Scopus(スコーパス) について
スコーパスは、世界最大級の学術文献に関する包括的な妙録、引用データベースです。スコーパスは、関連し且つ権威ある研究を迅速に見出し、信憑性の高いデータ、メトリクス、解析ツールへのアクセスを提供しています。
進行中の研究、教育、研究方針、優先順位の重み付け―全てのデータベースを一つの購読できます。https://www.scopus.com/home.uri

Elsevier(エルゼビア)について
エルゼビアは科学、医療分野のプロフェッショナル向けに、パフォーマンスを強化する情報ソリューションを提供します。出版のルーツから140年以上に渡り、研究者や医療従事者がより良い意思決定を行い、より良いケアを提供できるようにするとともに、知識や分析を提供することで、画期的な社会的発展を実現する力をもたらしています。エルゼビアはScienceDirect, Scopus, SciVal, ClinicalKey and Sherpath等のデジタルソリューションを提供し、研究管理、研究開発成果や臨床意思決定サポートの支援を行っています。
エルゼビアはThe Lancet and Cellを含む2,650以上のジャーナルと、42,000の電子書籍Gray’s Anatomyのような代表的な参考文献を出版しております。エルゼビアは、各業界のプロフェッショナルやビジネス顧客に世界有数の情報ソリューションを提供する、レレックスRELXの一員です。www.elsevier.com

関連:進研ゼミ 中学講座 料金・受講料を分析

※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。

広報・PRご担当者様へ

記事選定/ライター
アバター

VOIX編集チーム

ランキングニュースを中心に、今話題になっているリリース情報や・ビジネス情報を特集します。
リリースをご希望の方
取材をご希望の方
ページトップへ