atama plus株式会社のAI教材「atama＋」が全国47都道府県で利用可能に

atama＋を活用した学習風景、提供元＝学習塾　まなび島、次世代型個別指導　おがわ塾

GIGAスクール構想による学校でのタブレット端末利用、自宅や学習塾でのICT教材の使用やオンライン学習など、テクノロジーを活用した教育は、居住地域などの教育環境の違いに関わらず、全ての子どもたちに自分に最適化された教育を提供する方法の一つとして近年広まりを見せています。

AI教材「atama＋」は、AIが生徒の理解度や学習履歴を分析し、生徒一人ひとりに合わせた学習カリキュラムを作成するプロダクトです。atama plusは、テクノロジーを活用して全国の子どもたちに個別最適化された教育を届けることを目指し、2017年より学習塾を通じて生徒にatama＋を提供してまいりました。

atama＋の導入が全47都道府県へと広がったことを受けて、全国学習塾協会が定めた「塾の日（10月9日）」に合わせて、atama＋を導入している学習塾　まなび島（鹿児島県大島郡　代表：田畑　香織）、次世代個別指導　おがわ塾（静岡県浜松市　代表：小川　雅弘）に、atama＋を活用した学習方法や教育へのICT活用について話を伺いました。

学習塾　まなび島（鹿児島県大島郡）田畑　香織塾長

「与論島の教育現場は人材不足が深刻で、まなび島はコーチと私の2名で運営しており、さらに兼業もしているため運営準備に使える時間は限られています。atama＋では、AIが子どもたち一人ひとりに合わせた学習カリキュラムを人では実現できない高い精度で提供してくれます。ティーチングに時間を使う必要がなくなったので、少人数でも効率的に運営でき、すべての子どもたちに個別最適化された学習を提供できるようになりました。また、空いた時間でコーチングを行い、学習目標を一緒に決めれば、時間と場所を選ばず、自宅などで自律的に学習を進めることができます。
人材不足の課題を抱える地域こそ、atama＋をはじめとするICTツールを取り入れたらいいと思います。」

次世代型個別指導　おがわ塾（静岡県浜松市）　小川　雅弘塾長

「学習を個別最適化するには、子どもたちを観察してつまずいているポイントを見つけることに多くの時間を割かなければいけません。atama＋はAIが苦手を特定してどの単元から学習を始めたらいいかを提案してくれるので、私一人で運営するおがわ塾でも20人以上の生徒に個別最適化された学習を提供できるようになりました。
一方で、教育にいくらICTツールが活用されても、学習するのは子ども本人です。子どもたちが自律的に学習できるように、学習の振り返りや習慣づけなどをコーチングすることも行っています。」

ヒアリングを通じて、学習塾でのatama＋の活用はテクノロジーと人の強みを活かした、より質の高い個別最適化学習の提供を可能にし、塾運営や島嶼部特有の人材確保に関する課題の解決にも寄与していることがわかりました。今後もatama plusは、教育を通じて社会を新しくするというミッションの実現に向けて、居住地域や個々の生活スタイルなどに関わらず、より多くの生徒にatama＋を通じて個別最適化された教育を届けてまいります。

atama 株式会社 会社概要

「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに、テクノロジーを活用して「基礎学力」の習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指しています。現在は、教育を一人ひとりに最適化するAI教材「atama＋」を全国の塾・予備校3200教室以上（2022年8月時点）に提供しています。

• 所在地　　：東京都港区三田1-4-1住友不動産麻布十番ビル3階
• 設立　　　： 2017年4月
• 代表者　　：代表取締役　稲田 大輔
• 事業内容　：AIを活用した教育プロダクトの開発・提供
• URL　　　 ：https://corp.atama.plus/