「Deeper Japan」が金沢・加賀近郊での新たな体験商品をリリース

VOIX編集部VOIX編集部 公開 注目のリリース
「Deeper Japan」が金沢・加賀近郊での新たな体験商品をリリース

旅⾏系スタートアップの「Deeper Japan」が、金沢市・加賀市を中⼼に金沢エリアを拡充。石川県の協力を受けて、九谷焼、山中漆器、純米酒蔵見学などを新規造成。地方での事業展開を加速。

主に欧⽶豪からの個人訪⽇旅⾏客をターゲットとした⾼付加価値体験サービスを⼿掛けるDeeper Japanが、九谷焼や山中漆器の工房見学、医王山探訪など、金沢・加賀近郊での新たな体験商品をリリースした。

⽇本各地の職⼈やアーティスト、⾃然ガイドと連携し、訪⽇外国⼈向け伝統⽂化体験オンライン予約サービスを提供する
Deeper Japan(本社:東京都世⽥⾕区/代表 ⽯川光)は、金沢市・加賀市を中⼼に金沢近郊エリアの新しい商品をリリースしました。豊かな自然に囲まれ、重層的に各年代の歴史を感じながらも全⾝で地域の魅⼒を体感できる商品群です。

Deeper Japan 金沢エリア
+⾃治体やDMO,観光協会等のお⼿伝いについて

⼤宮盆栽協同組合による、訪⽇外国⼈向け盆栽体験商品の企画・販売⽀援

地域の宝ものを発掘し、伝統を担う職⼈やアーティストとの関係づくり、⽇本⼈と外国⼈どちらにも傾きすぎない視点からの体験商品づくり、磨き上げ、各地での通訳ガイドの採⽤・研修、クリエイティブチームによって地域・⼈・モノの魅⼒が継続的に伝わっていくビジュアル・仕組みづくりをワンパッケージで進めます。

Deeper Japanは、訪⽇旅⾏客が通常はアクセスするのが難しい⽇本の伝統⽂化体験を、簡単にオンラインで予約ができるサービスです。質の⾼い⽂化体験を厳選し、最前線で活躍する職⼈やアーティストと直接提携することで、⾔語や⽂化、価値観の違いを越え、旅を通した異なる⽂化間の相互理解、伝統と多様性の保全、共感と寛容に満ちた社会を⽬指します。対象を原則として少⼈数のゲストに絞り、⼤⼈数向けの画ー的な体験ではない、職⼈とゲストがより深く接する時間を提供します。 また、独⾃に採⽤し研修を重ねた通訳ガイドが同⾏することで、可能な限りゲストの⺟国語での通訳を⾏っています。

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金沢エリアでの大きな商品群のリリースは、昨年に続いて今回が2度目。現地調査のタイミングから、石川県、金沢市、加賀市より、主に情報提供の面で協力を受けてきた。石川県は、バラエティ豊かな県内各地域の特色を最大限に生かした観光に取り組むべく、各地の事業者の関係づくりを行っている。Deeper Japanの事業や求めるものを最大限に汲み取り、情報提供いただくことで効率的・効果的な調査、商品造成に繋がった。

今回の商品リリースにについて、石川県観光戦略推進部国際観光課 専門員 名村 理恵氏よりコメントが寄せられている。

「石川県には、数世紀にわたり受け継がれてきた伝統工芸や街並み、食文化が今も生活の中に息づいており、また、海や山の豊かな自然に恵まれています。このような魅力的な素材をDeeper Japan様のプロフェッショナルな視点により厳選し、磨き上げ、ここだけでしかできない体験に仕上げていただきました。石川の文化との出会いがお客様にとって忘れられない旅の思い出となるとともに、これらの文化の次世代への継承にもつながることを願っております。」

金沢・加賀エリアは、前田家の時代やそれ以前から、数百年にわたって戦災を逃れ、江戸時代から続く文化を重層的に残している側面がある。歴代の前田家藩主は豊かな財力と、文化的な土壌を最大限に活用し、加賀藩の財力や文化水準を高めることに労を惜しまなかった背景がある。そこで、加賀友禅や金沢箔といった伝統工芸が花開き、歴代藩主が親しんだ茶の湯や能楽も庶民の間に大きく裾野を広げた。

市民生活にまで根付いている文化的な側面と、山と海に囲まれた豊かな自然から、非常に魅力的な土地であり、また外資系のホテルが進出するなど、今後ますます旅行客の拠点としても発展していくであろう金沢エリア。Deeper Japanは、金沢市、加賀市近郊はもとより能登地方の調査も開始しており、石川県での今後の展開をさらに充実させていく予定。

新たに金沢エリアに追加されたのは、九谷焼の工房での金箔を使った陶筥装飾体験、山中漆器の彫り、塗り、蒔絵などの装飾の各プロセスの見学・体験、仏師の工房見学、金沢和傘を現代に伝える和傘工房見学、純米酒のみを造る酒蔵見学、日本刀をコレクションする商家を訪ねる見学体験、発酵食をテーマにした漬物体験など。

九谷焼工房見学(小松市)

九谷焼は、様々ある日本の陶芸の産地の中でも、その色鮮やかな色彩と、透明感で際立った存在です。こちらの窯元は、特に金を使った”金彩(きんさい)”という技法に長けており、歴史的に、また名実ともに金沢を象徴する金を存分に使った作品を生み出してきました。可愛らしい陶器の箱、陶筥(とうばこ)に金箔を貼って装飾をしていく体験をしていただけます。

金沢和傘工房見学(金沢市)

金沢市に唯一残る和傘工房を訪ねます。一年を通して多湿で雪や雨が多い金沢。木と竹、和紙で作られる和傘は、自ずと骨を太く、和紙を厚く、コーティングの漆を厚く、金沢和傘は独自の進化を遂げてきました。歴史と伝統の上に職人の芸術性が表現された、日常にあるアートを体感していただけます。

山中漆器 木工工房見学(加賀市)

美しい木目を生かした、漆器のベースを作る工房を訪ねます。山中漆器の特徴として、漆は薄く、より日常使いを意識した漆器づくりがあります。「木地見せ」という言葉は、木肌や年輪などの木の特徴と、その加工の美しさが表現されることを意味します。多世代に渡って受け継がれる、素晴らしい芸術と文化に触れていただけます。

山中漆器 蒔絵工房見学(加賀市)

山中漆器は、他の工芸品産地同様に分業制が敷かれています。こちらは、仕上げの装飾を担当する蒔絵の工房です。金粉はもとより、様々な金属の粉や様々な大きさ・柄の貝殻等を利用して、美しい図柄を加えていきます。艶と透明感のある漆をキャンバスに描かれる美しい線が生み出される瞬間を体感していただけます。

仏師工房見学(金沢市)

寺院や個人から相談を受けて、木から仏像を掘り出していく「仏師」の工房を訪ねます。仏像は、その目や唇の形、手の上がり具合など、様々な決め事があります。その一つ一つに意味があり、そこに木工の技術が重なることで、美しい仏像が生まれます。木材から神秘的な仏像が生み出されていく過程を体感して頂けます。

酒蔵見学(金沢市)

金沢市で、400年以上つづく酒蔵を見学します。純米酒のみを作り、熟成の魅力を追求するこちらの酒蔵では、杜氏自らが酒蔵を案内します。テイスティングルームでは、4種類の日本酒を試飲していただきながら、日本酒や酒蔵の話はもちろん、酒米やこれからの日本酒の姿についてなど、様々なストーリーを楽しんで頂けます。

医王山トレッキング(金沢市)

医王山(いおうぜん)は金沢市街地から40分程度で行ける手軽な山ですが、散策やウォーキングに最適な初心者向けのルートや、岩壁を鎖を使って登る上級者向けのルートなどバラエティに富んだ山です。豊かな自然と、古来から金沢市民の拠り所として愛されてきた関係性を学びながらのトレッキングは、自然と文化を全身で体感できます。

日本刀愛好家コレクション見学(金沢市)

日本刀を愛し、収集してきた伝統ある金沢の商家を訪ねます。家宝の日本刀を見せてもらい、日本刀が所有者にとってどのような存在で、どのように扱われてきたのかを学びます。居合のデモンストレーションもあり、楽しみながら文化に触れることができます。

発酵の文化に触れる麹の漬物体験(金沢市)

金沢ではその文化的、経済的背景から豊かな食文化が育まれてきました。冬には雪が多い土地柄ゆえ、漬物や調味料に代表される発酵食はその代表と言えます。歴史ある伝統発酵食品の専門店で、様々な時代の食文化を体感しながら新鮮野菜と麹が出会う漬物体験をお楽しみ頂けます。

既存の展開エリアでは、ザ・ リッツ ・ カールトン東京やThe Okura Tokyoなどのラグジュアリーホテルに滞在するゲスト向けに、ゲストと職⼈やアーティストをつなぐサービスも⾏っています。ゲストはホテル内のリラックスしたプライベートな空間で⽂化体験をすることができます。既に、ニセコを始めとした各地の宿泊施設とも提携を進めており、滞在ゲスト向けの体験を準備しております。

さらに、東⽇本⼤震災で壊滅的被害を受けた岩⼿県陸前⾼⽥市で主に⺠泊事業を⾏うNPO法⼈マルゴト陸前⾼⽥や伝統的⼯芸品産業振興協会、⼤宮盆栽村協同組合、各地の⾃治体や観光協会らとも連携し、地⽅活性化や⽇本の伝統⼯芸の保存を積極的に⽀援しています。

新型コロナウイルスの感染拡⼤によって訪⽇旅⾏客が激減し、特に日本への入国については未だに明確な⾒通しが持てない状況ではありますが、徐々に海外の旅⾏会社からの問い合わせは増えています。新型コロナウイルス禍の状況が落ち着き、訪⽇旅⾏客が戻ってくる時を⾒据え、より踏み込んだ旅⾏体験を提供すべく、今後も事業を進めてまいります。

運営会社概要

  • 【会社名】 ディーパートラベル株式会社
  • 【代表者】 代表取締役 ⽯川 光
  • 【会社設⽴】2021年7⽉
  • 【URL】https://www.deeperjapan.com/
本件に関するお問い合わせ
  • 【広報担当者】 江⼝ 哲史
  • 【TEL】 050-3696-0903 / 090-4533-3732(携帯)
  • 【E-mail】 info@deeperjapan.com

<以上>

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