クリニックフォアグループが「オンラインHPV検査キャンペーン」を開始
この記事の目次
【4月9日は「子宮頸がんを予防する日」】年間1万人がかかる子宮頸がんの予防・早期発見に繋げる「オンラインHPV検査キャンペーン」を開始
子宮頸がんの予防啓発し、女性のヘルスケア意識向上に寄与
▼「オンラインHPV検査」URL
キャンペーン実施の背景
「子宮頸がん」は、子宮頸部(子宮の出口)に生じるがんです。子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるもので、性交渉の際に感染します。海外先進国においては、感染予防に有効な「HPVワクチン」の普及により、子宮頸がんの罹患数や死亡数は減少傾向にあります。しかしその一方で、日本ではワクチン接種が進んでいないことから増加傾向にあり、国内では毎年約1万人がかかり、死亡数は約3,000人に上ります。(*)
子宮頸がんは、定期的な医療機関での検診・検査により、早期発見・治療に繋げることができます。20代から30代の若い世代でもかかりやすい病気のため、20歳から2年に1回は産婦人科をはじめとする医療機関で細胞に異常がないかを調べる「子宮頸がん検診」の受診に加え、リスクの高いHPVに感染しているかどうかを検査する「HPV検査」の併用も勧められています。しかし、子宮頸がんは初期に自覚症状が現れにくいことから、検診の必要性を感じられない人や、なかなか病院に行く時間が取れず後回しにしている人もいることが予想されます。
上記を受け、女性のヘルスケアサポートを目的に、クリニックフォアは「子宮頸がんの原因となるHPVに感染しているかどうか」を自宅で検査し、オンラインで結果がわかる「HPV検査キット」を提供してまいりました。
そしてこの度、4月9日の「子宮頸がんを予防する日(子宮の日)」を機に、クリニックフォアは、子宮頸がん予防啓発を目的に、「オンラインHPV検査キャンペーン」を実施いたします。本検査を通して、HPV感染の早期発見による子宮頸がんの予防に寄与します。
また、2023年4月より新たに定期接種の対象に加わった、子宮頸がん予防効果の非常に高い9価HPVワクチン接種のご提供も含め、今後もクリニックフォアは患者様のライフスタイルに応じた医療サービスを提供してまいります。
(*)参考:日本産婦人科学会|産科・婦人科の病気|子宮頸がん
自宅でできる「オンラインHPV検査キット」について
本検査キットは、子宮頸がんに進行しやすいハイリスク型のHPVに現在感染しているかどうかを調べます。HPVのタイプは多数あり、その中でも高リスクなHPVが下の表の赤い型になります。
検査結果ではこの高リスク型に感染しているかが分かり、また、今後子宮頸がんにかかりやすいかどうかの目安となります。
※細胞自体の検査を行うものではありませんので、現在子宮頸がんもしくはその前段階にあるかどうかはこの検査ではわかりません。そのため、もし検査結果が陽性となった場合、そのまま放置せずに必ず子宮頸がん検診(細胞の検査)を受けて下さい。
検査~結果までの流れ
HPV検査キット内容
キャンペーン概要
- 内容:「オンラインHPV検査」を通常価格の20%割引で提供
- 期間:2023年4月9日(日)~2023年5月31日(水)
- 価格:5,896円(税込)
キャンペーン適用方法
専用のクーポンコードを決済画面にて入力してください。
- クーポンコード:HPV04
- URL:https://www.clinicfor.life/online-test/hpv/
クリニックフォア 医師からのコメント
子宮頸がんの原因となるウイルス「HPV」は、男女問わず感染する可能性のあるありふれたウイルスで、「性交経験のある女性の過半数が一生に一度は感染する機会がある」と言われています。
現在、HPV感染を予防する「HPVワクチン」の接種が推奨されていますが、接種後に多様な症状が生じたとする過去の報告等に基づき、国や自治体による積極的勧奨が差し控えられていました。その後の詳しい調査により、多様な症状の原因とワクチンとの因果関係が否定され安全性が認められていますが、過去の報道等の影響もあり、今でも一定数の方がワクチン接種に抵抗感を感じているのではないかと予想されています。また、公費での接種対象期間に積極的推奨が控えられていたこともあり、ワクチンを接種できなかった方もいます。
そういった方々にも、まずは一度検査を受けていただき、子宮頸がん予防やワクチン接種について考えていただくきっかけにしていただけると幸いです。
HPV検査をおすすめする理由や、ハイリスク型のHPVに感染していた場合の対応、HPVワクチン接種について解説しますので、ご参照ください。
HPV検査をおすすめする理由
HPVに感染しても、約90%の人においては免疫の力でウイルスが自然に排除されますが、約10%の人は感染が長期間持続します。このうち、一部の人は異形成とよばれる前がん病変を経て、数年以上をかけて子宮頸がんに進行します。ハイリスク型のHPVに感染しているかどうかを知ることで、今後の定期健診の必要性を再認識していただき、早期発見・治療に繋げられる可能性があります。
HPVに感染していた場合の対応
ハイリスク型のHPVに感染していた場合、必ずしも「すでに子宮頸がんになっている」というわけではありませんが、子宮頸がんに罹患するリスクが通常よりも高いことを意味します。
まずは早めに産婦人科や婦人科を受診し、現状の状態を確認するために細胞診等の詳しい検査を受けてください。
HPVワクチン接種の勧め
子宮頸がんを高い確率で予防することができるHPVワクチンの接種を是非お勧めします。若年での接種が特に効果的と報告されており
・小学校6年~高校1年相当の女性
・平成9年度~平成18年度生まれで、HPVワクチンを公費で接種していない女性
の方は公費負担により無料で接種することができるようになっております。
HPVに感染していない方はもちろん、すでにいくつかの型のHPVに感染している方であっても、未感染の型への感染を防ぐことができるため接種の意義はあります。クリニックフォアグループでは田町院・飯田橋院・新橋院・大手町院の4院が「子宮頸がん予防ワクチン接種医療機関」に指定されており、HPVワクチンの接種予約を受け付けています。
クリニックフォアについて
ちょっと調子が悪いと思った時、すぐに予約して時間どおりに診てもらえること。いつも通る道にあって、信頼するかかりつけ医として定期的に通いやすいこと。クリニックフォアは、みなさんの健康と時間を何より大切にし、プライマリ・ケアを実践するクリニックです。
現在、田町・新橋・飯田橋・有楽町・大手町・四谷・大宮・池袋・渋谷・心斎橋の10ヶ所に開設。平日は21時まで、土日も診療を行っています。最寄りのクリニックで受診いただけるほか、お持ちのスマートフォンなどを用いてオンラインでも受診いただけます。
▼クリニックフォアサイト
▼クリニックフォア運営ウェルネスメディア「sai+ journal」
<以上>
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