宅配型トランクルームのメリット・デメリットやおすすめサービスを紹介

この記事の目次
宅配型トランクルームサービスとは
宅配型トランクルームサービスは、自宅で不要な家具や衣類などを段ボール箱に詰めて、専用の宅配ボックスに入れて送ることができるサービスです。トランクルームと同様に、保管場所には防犯カメラや警備員が常駐しており、いつでも自由に受け取りに行くことができます。また、一定期間以上保管すると割引が適用されることが多いです。
宅配トランクルームサービスの選び方や失敗例についても後ほど解説します。とりあえず、下記のような業者はオススメできません!!
- 自社倉庫ではなく委託倉庫である
- 運営会社の規模が小さい
- 自分で用意したダンボールでもOK
なぜオススメできないか、どの業者がオススメかを含めて解説しますのでぜひ読んでみてください。
宅配型トランクルームサービスのメリットは
、自分でトランクルームに運ぶ手間が省けることや、自宅に不要なものを置かずにすむことです。また、箱詰め作業や運搬作業を代行してくれる業者もあるため、忙しい人や遠方に住む人にも便利です。
宅配型トランクルームサービスのメリットは以下の通りです。
- 自分でトランクルームに運ぶ手間が省ける
- 自宅に不要なものを置かずにすむ
- 箱詰め作業や運搬作業を代行してくれる業者もあるため、忙しい人や遠方に住む人にも便利
- 保管場所には防犯カメラや警備員が常駐しており、安心して保管できる
- いつでも自由に受け取りに行くことができる
- 一定期間以上保管すると割引が適用されることが多い
宅配型トランクルームが都会で人気である理由
都会では、住宅スペースが限られているため、不要な家具や衣類を保管する場所がない人が多くいます。また、都会ではトランクルームの立地が良く、自宅から近いところに保管場所を設けている業者も多いため、利用しやすいというメリットがあります。
そのため独立行政法人中小企業基盤整備機構の調査によると年々利用者や利用意向者が増えている。
参考:https://j-net21.smrj.go.jp/startup/research/service/cons-trunkroom2.html
宅配型トランクルームサービスのデメリットは
以下は、宅配型トランクルームサービスにおけるデメリットのリストです。
- 自宅に不要なものを置くことができないため、必要な場合にはトランクルームに取りに行く必要があります。
- 保管期間中に取り出したいものがあった場合、取り出すまでの時間がかかる可能性があります。
- 保管場所によっては、送付や返却にかかる送料が高額になる場合があります。
- 大きな家具類を送る場合、重量やサイズに制限があるため、送ることができない場合があります。
宅配型トランクルームの使い方
宅配型トランクルームサービスの使い方は以下の通りです。
- まず、自宅で不要なものを箱詰めします。
- 宅配ボックスを申し込み、送付先と保管期間を指定します。
- 宅配ボックスが届いたら、不要なものを箱に詰めて宅配ボックスに入れます。
- 宅配ボックスを送付元に返送します。
- 保管場所に届いたら、保管期間中は安心して保管されます。
- 保管期間が終了したら、必要なものを取り出したり、全てを自宅に送り返したりします。
保管期間がなく、スマホアプリで好きなときに箱を取り出せるものも多いです。
箱単位ではなく一点づつ取り出せるサービスも有る
宅配型トランクルームサービスでは、一度に送ることができる箱の数に制限があることがあります。そのため、必要なものを取り出す際に全ての箱を取り出す必要がある場合があります。しかし、一点ずつ取り出せるサービスもありますので、自分のニーズに合ったサービスを選びましょう。
宅配型トランクルームのおすすめ条件
- 100%自社管理の倉庫を持っていること
- 全国対応であること
- 運用歴が長いこと
- 会社の規模が大きいこと
宅配型トランクルームのおすすめ条件
- 100%自社管理の倉庫を持っていること:業者が自社の倉庫を所有していることが望ましいです。自社管理であれば、保管場所の状態を常に把握できるため、安心して保管できます。
- 全国対応であること:業者が全国的にサービスを提供していることが望ましいです。地域限定の業者だと、引っ越しや長期旅行などで別の地域に移動した場合、保管場所を移動する手間が発生します。
- 運用歴が長いこと:業者の運用歴が長いほど、その業者が信頼できるかどうかを判断しやすくなります。また、長年にわたってサービスを提供している業者は、その分顧客ニーズに合わせたサービス提供ができると考えられます。
- 会社の規模が大きいこと:業者の規模が大きいほど、業者が提供できるサービスの幅が広がります。また、規模が大きい業者は、業界トップクラスの保管施設やサポート体制を整えていることが多いです。
宅配型トランクルームのおすすめサービス
上記の条件にあてはまる事業者において下記3つがおすすめです!
minikura (ミニクラ)
寺田倉庫が運営する「minikura(ミニクラ)」は、月額275円から利用可能な宅配型トランクルームサービスです。取り出し料が無料になる条件が用意されているなど、低価格で高品質なサービスが魅力的です。また、ヤフオクの出品サービスや荷物のクリーニングサービスなど、多彩なオプションが用意されています。初めてのトランクルームを利用する方にもおすすめです。
minikura (ミニクラ)のメリット・デメリット
メリット
- 写真撮影なしプランが275円/月、撮影ありプランが330円/月で少し安い
- 写真撮影ありプランで利用可能な990円/1点のクリーニングオプションがあります
- 対応エリアは全国
- 倉庫は空調完備で温度・湿度を管理
デメリット
- 段ボールに入りきらない大型荷物は預けることができない
- ラージサイズのボックスがない
- 自前の段ボールの使用はできない
- 2ヶ月の最低利用期間があることに注意してください
minikura(ミニクラ)の料金や保管方法
サービス名 | minikura(ミニクラ) |
---|---|
運営会社 | 寺田倉庫株式会社 |
提供開始 | 2012年9月 |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 275円〜 |
預入・取出手数料 | 1100円〜 |
最低利用期間 | 2ヶ月 |
支払方法 | クレジットカード |
保管 | 自社 |
登録方法 | ウェブサイト |
アプリ | なし |
最短集荷日 | 当日 |
最短配達日 | 当日 |
祝日、連休対応 | 対応 |
ダンボール提供 | 無料提供(自前は使用不可) |
アイテム撮影 | あり |
クリーニング | 可能 |
大型荷物 | 不可 |
空調 | あり |
対応地域 | 全国 |
サマリーポケット
「Sumally」というSNSを運営する株式会社サマリーが提供する「サマリーポケット」は、業界大手の寺田倉庫が保管を担当する宅配型トランクルームサービスです。初期費用が無料で、月額275円~から利用可能で、エコノミープラン・スタンダードプラン・ブックスプラン・大型アイテムプランの4つのサービスが用意されています。また、取り出し料が無料になる条件が用意されており、低価格で高品質なサービスが魅力的です。ヤフオクの出品サービスや荷物のクリーニングサービスなど、多彩なオプションも用意されています。初めてのトランクルームを利用する方にもおすすめです。
サマリーポケットのメリット・デメリット
メリット
- 料金が安い。写真撮影なしの場合は月額275円、ありの場合は330円。
- 豊富なオプションがある。スタンダードプランのみで利用可。
- 全国対応。
- 倉庫は空調完備で温度・湿度を管理。
- 支払い方法が豊富。クレカ、振込、口座振替、コンビニ支払いが可能。
- スーツケース、スキー・スノーボード、ゴルフバッグにも対応。
デメリット
- 最低利用期間は2ヶ月あります。
サマリーポケットの料金や保管方法
サービス名 | サマリーポケット |
---|---|
運営会社 | 株式会社サマリー |
提供開始 | 2015年9月 |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 275円〜 |
預入・取出手数料 | 1100円〜 |
最低利用期間 | 2ヶ月 |
支払方法 | クレジットカード、口座振替 |
保管 | 寺田倉庫株式会社三菱倉庫株式会社 |
登録方法 | ウェブサイト |
アプリ | Apple、Google |
最短集荷日 | 当日 |
最短配達日 | 翌日 |
祝日、連休対応 | 対応 |
ダンボール提供 | 無料提供(自前は使用不可) |
アイテム撮影 | あり |
クリーニング | 可能 |
大型荷物 | スーツケース・スキーなど |
空調 | あり |
対応地域 | 全国 |
risoco(リソコ)
risoco(リソコ)は、阪急阪神エステート・サービス株式会社が運営するサービスで、シンプルな料金システムが特徴です。月額330円から利用でき、1年以上荷物を預けると取り出し送料が無料になります。コレクションなど、めったに荷物を取り出す必要がないものを長期間預けるのに適しています。ハウスキーピング協会が主催する「シンプルスタイル大賞 2016」の「サービス・空間部門」で金賞を受賞しています。
risoco(リソコ)のメリット・デメリット
メリット
- 本の情報を登録可能
- 本を1冊ずつビニールで覆ってもらえる
- 利用期間1年以上で取り出し手数料が無料
デメリット
- 専用の箱が高い
- 1年以内の取り出しには1箱880円がかかる
risocoは、受け取りに時間制限があるわけではなく、利用期間が1年以上であれば取り出し手数料が無料になるなど、一定期間荷物を預けたい人におすすめのサービスです。ただし、専用の箱が高額であり、1年以内に取り出す場合には1箱あたり880円の費用がかかるため、注意が必要です。また、本を預ける場合は、ビニールで覆ってもらうオプションを利用すると良いでしょう。
risoco(リソコ)の料金や保管方法
サービス名 | risoco(リソコ) |
---|---|
運営会社 | 阪急阪神エステート・サービス株式会社 |
提供開始 | 2015年5月 |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 330円〜 |
預入・取出手数料 | 880円〜 |
最低利用期間 | なし |
支払方法 | クレジットカード |
保管 | 自社 |
登録方法 | ウェブサイト |
アプリ | なし |
最短集荷日 | – |
最短配達日 | 翌日 |
祝日、連休対応 | – |
ダンボール提供 | 有料提供(自前は使用不可) |
アイテム撮影 | なし |
クリーニング | 不可 |
大型荷物 | 不可 |
空調 | – |
対応地域 | 全国 |
宅配型トランクルームサービスを利用する際の注意点
- 宅配ボックスに入らない大きな家具は送ることができない場合があることに注意しましょう。
- 保管場所や業者によっては、取り出し手数料や送料が高額になる場合があることに注意しましょう。
- 保管期間が終了する前に必要なものがある場合は、取り出すまでの時間がかかる可能性があることに注意しましょう。
宅配型トランクルームとトランクルームのメリット・デメリットを比較
宅配型トランクルームのメリット
- 自宅で箱詰めができることが多い
- 荷物の運搬を業者に代行してもらえることが多い
- 自由に出し入れできることが多い
宅配型トランクルームのデメリット
- 保管場所によっては送料が高額になることがある
- 箱のサイズに制限があることがある
- 保管場所が遠いことがある
トランクルームのメリット
大型家具なども保管できることが多い
トランクルームのデメリット
自分で荷物を運ばなければならないことがある
本記事のまとめ
本記事では、宅配型トランクルームサービスのメリット・デメリットや使い方、おすすめ条件、おすすめサービス、利用する際の注意点、トランクルームとの比較についてまとめました。
宅配型トランクルームサービスは、自宅で不要なものを箱詰めして送ることで、トランクルームのように保管することができるサービスです。自宅に不要なものを置かずにすむことができ、忙しい人や遠方に住む人にも便利です。
しかし、保管期間中に取り出したいものがあった場合、取り出すまでの時間がかかる可能性があることや、送付や返却にかかる送料が高額になる場合があることにも注意が必要です。
おすすめ条件としては、100%自社管理の倉庫を持っていること、全国対応であること、運用歴が長いこと、会社の規模が大きいことが挙げられます。また、おすすめサービスとしては、ミニクラ、サマリーポケット、リソコが紹介されています。
最後に、トランクルームとの比較についても触れられており、宅配型トランクルームサービスのメリットとして、自宅で箱詰めができることや、荷物の運搬を業者に代行してもらえることが挙げられています。一方で、保管場所によっては送料が高額になることや、箱のサイズに制限があることがデメリットとして挙げられています。