新会社「株式会社テミクス・データ」を住信SBIネット銀行株式会社が設立

２つのサービスを開始

株式会社テミクス・データは、利用者向けサービス「テミクス・パーソナル」と企業向けサービス「テミクス・プラットフォーム」の２つのサービスを提供する予定としています。

「テミクス・パーソナル」利用者向けサービス

「テミクス・パーソナル」は、SNSサービスやメディアを通じて接触する広告が、ご自身の興味関心やライフスタイルなどに寄り添ったものとなり、有益な情報を得る機会を増やす広告表示サービスが提供されます。

データ連携に同意された場合、テミクス・データに連携された「同意取得済データ」は、住信SBIネット銀行の顧客情報管理の仕組みを応用して開発した環境で保全され、利用者のデータの利用状況やデータ項目をいつでも確認でき、データの利用停止等をコントロールするダッシュボードも提供されます。

テミクス・データと連携する企業等との特別なサービス体験や、事業収益の一部をデータの所有者である利用者にポイント等で還元する予定としています。

「テミクス・プラットフォーム」企業向けサービス

住信SBIネット銀行の利用者やさまざまな業態のパートナー企業から連携された利用者による利用同意がなされたファーストパーティデータを活用し、IDベースでのインターネット広告出稿や分析、各種施策実行等、広告出稿を行う企業のマーケティング課題に即したマーケティングサポートを行います。

広告出稿を行う企業の課題やニーズに合わせ、データセグメントを構築。IDベースのデータを活用し、狙いたいターゲットや潜在顧客に的確にリーチし、広告効果・効率の向上を図ります。

テミクス・データが活用するデータは、利用者が個人データの利用同意を行ったデータのみとなり、かつ、銀行水準のセキュリティの高い環境にてシステムが提供され、広告出稿を行う企業は安心して自社マーケティングを行うことができるようになっています。

テミクス・データのパートナー企業

• CCCMKホールディングス株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：髙橋 誉則）との資本業務提携を締結し、CCCMKHDが有するデータマーケティングの知見を活かし、サービス開発・提供を行います。
• 東芝データ株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役CEO 北川 浩昭）とは、資本業務提携に向けて協議を進めており、東芝グループが持つ優れたセキュリティ技術とノウハウを基盤に、「スマートレシート®」で取得した購買データ等のデータ連携を開始する予定です。
• 第一生命保険株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：稲垣 精二）は、すでに発表しているNEOBANK®事業の協業準備を進めており、テミクス・データへの出資の検討もしています。
• 株式会社SBI証券（本社：東京都港区、代表取締役社長：髙村 正人）は、既に協業を行っているNEOBANK®事業との連携をベースに、協業の可能性について検討を開始しています。