合同会社福岡みやこソーラーパワー「グリーンローン」により資金調達、山陰合同銀行がシンジケートローンを組成

株式会社山陰合同銀行が合同会社福岡みやこソーラーパワーの太陽光発電事業に対し「グリーンローン」のシンジケートローンをアレンジャーとして組成

株式会社山陰合同銀行（頭取 山崎 徹）が、合同会社福岡みやこソーラーパワーの太陽光発電事業に対し、外部評価機関による「グリーンローン」評価を取得した第一号案件となる総額約184億円のプロジェクトファイナンスのシンジケートローンをアレンジャーとして組成した。

「グリーンローン」として「R&Iグリーンボンドアセスメント」の最上位評価「GA1」を取得

今回のシンジケートローンは、資金使途を環境面に配慮したプロジェクトに限定した「グリーンローン」として、外部評価機関である株式会社格付投資情報センター（R&I）のグリーンローン評価である「R&Iグリーンボンドアセスメント」の最上位評価「GA1」を取得している。

合同会社福岡みやこソーラーパワーの太陽光発電事業に投資

合同会社福岡みやこソーラーパワーの太陽光発電事業は、福岡県京都郡みやこ町に発電規模約 66,979kW の太陽光発電所を建設し、国の固定価格買取制度（FIT 制度）に基づき売電を行うプロジェクトとなる。

合同会社福岡みやこソーラーパワーの太陽光発電事業の概要

• 事業者： 合同会社福岡みやこソーラーパワー
• 組成総額： 約 184 億円
• 初回融資実行日： 2021 年 9 月 30 日
• 発電規模（設置パネル容量）：約 66,979kW（うち北発電所：23,189kW 南発電所 43,789kW）
• 発電事業開始日：
  北発電所：2021 年 9 月 1 日
  南発電所：2023 年 2 月 1 日（予定）
• CO₂削減効果： 23,940t／年
• EPC および O&M 事業者：テス・エンジニアリング株式会社
• 参加金融機関： 株式会社三十三銀行、株式会社横浜銀行、株式会社南都銀行、株式会社滋賀銀行、株式会社山口銀行、株式会社北九州銀行、株式会社鳥取銀行、株式会社山陰合同銀行
• アレンジャー： 株式会社山陰合同銀行

グリーンローンとは

グリーンローンは、 欧州、中東、アフリカのシンジケートローン市場の流動性、効率性、透明性の改善を目的とした協会である「ローン・マーケット・アソシエーション（LMA）」などが策定した、グリーンローン市場の統一的な発展の促進を目的に制定された自主的なガイドラインである「グリーンローン原則」などに則り、資金使途を環境に配慮した事業（グリーンプロジェクト）に限定する仕組みのローン商品。
「調達資金の使途がグリーンプロジェクトに限定される」、「調達した資金が確実に追跡し管理される」、「融資後のレポーティングを通じて調達した資金の透明性が確保される」という特徴をもった資金調達方法となる。

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