小さな農家のSDGs、元プログラマー新規就農、廃棄資源でイチジクをブランド化

VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
小さな農家のSDGs、元プログラマー新規就農、廃棄資源でイチジクをブランド化

廃棄資源でイチジクをブランド化 CFで20万円調達し、ネクストゴールに挑戦中、ハッピーファーム のSDGsへの取り組み

循環型農業で、大阪羽曳野市をもっと世の中に広めたい

大阪はデラウェア(小粒ブドウ)とイチジクの生産量が全国3位を誇る。羽曳野市はブドウとイチジクの産地で、同市のハッピーファームではその2つの特産品をコラボさせたブランド農産物を作るためクラウドファンディングを立ち上げ、公開8日目で目標額20万円を達成した。
調達した資金は、クラウドファンディング利用料、返礼品の発送費用等、残りをロゴ、シールなどのブランディング費用に充てる。

ハッピーファームの園主 吉川幸一郎は、元プログラマーで農業とは縁がなかった。仕事で農業に関する情報を調べるうちに、スマート農業や企業の農業参入など、世の中の農業への関心が高まる一方で、担い手不足や耕作放棄地問題などの課題を知り、農業への参入を決意した。

ハッピーファームという農場名は、「おいしい物を食べてお客さんに笑顔になってもらったら、僕らも笑顔になれるから」との思いを込めた。

羽曳野市はブドウにくわえ、ワイナリーもある。ワインの製造過程ででた搾りかすと、ブドウの剪定(せんてい)した枝は廃棄されることが多い。これらを原材料に、冬に約2か月発酵させて堆肥を作り、来年の春にイチジクの畑にまく予定だ。

資金集めと取り組みの認知度向上のため10月24日まで、クラウドファンディングを行っている。目標金額を達成して、ネクストゴールにチャレンジ中。追加の支援金はブランドイチジクのWEBサイトのデザイン費用に充て、実装を元プログラマーの自身が行うことで経費を削減して実現を目指す。返礼品の追加を申請中。

詳しくはクラウドファンディングのサイト(https://camp-fire.jp/projects/view/379398)。

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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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