食品メーカーに「切迫商品に関する意識調査」を実施、 株式会社ウィナス のSDGsへの取り組み

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
食品メーカーに「切迫商品に関する意識調査」を実施、 株式会社ウィナス のSDGsへの取り組み

この記事の目次

【10月は『食品ロス削減月間』フードロス問題の見直しを】約9割が、自社商品の「フードロス」に課題意識「廃棄が安いと廃棄してしまうジレンマ」など切実な声

〜「将来的にフードロスとなる商品を、消費者に直接販売できるサービス」に約7割が期待〜

 株式会社ウィナス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:浜辺拓)は、「フードロス」「SDGs」という言葉を知っている食品メーカーの経営者・広報担当者106名に対し、メーカーを対象とした「切迫商品に関する意識調査」を実施いたしましたので、お知らせいたします。

本調査のサマリー

本調査のサマリー本調査のサマリー

調査概要

調査概要:「メーカーを対象とした切迫商品」に関する意識調査(メーカー)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年9月16日〜同年9月18日
有効回答:「フードロス」「SDGs」という言葉を知っている食品メーカーの経営者・広報担当者106名

90.6%が自社商品のフードロス問題に「課題を感じる」と回答

「Q1.あなたは、自社で製造・販売した商品が少量や期限切迫などの理由で廃棄されてしまうことに課題を感じますか。」(n=106)と質問したところ、「非常に感じる」が66.1%、「やや感じる」が24.5%という回答となりました。

「Q1.あなたは、自社で製造・販売した商品が少量や期限切迫などの理由で廃棄されてしまうことに課題を感じますか。」「Q1.あなたは、自社で製造・販売した商品が少量や期限切迫などの理由で廃棄されてしまうことに課題を感じますか。」

非常に感じる:66.1%
・やや感じる:24.5%

・あまり感じない:7.5%
・全く感じない:1.9%

自社商品のフードロス問題、75%が「まだ食べられるのにもったいない」と回答

 「Q2.Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方にお聞きします。どのような課題を感じていますか。(複数回答)」(n=96)と質問したところ、「まだ食べられるのにもったいない」が75.0%、「フードロス問題の深刻化」が60.4%、「商品の廃棄が自社・商品ブランドの毀損に繋がりかねない」が30.2%という回答となりました。

「Q2.Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方にお聞きします。どのような課題を感じていますか。(複数回答)」「Q2.Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方にお聞きします。どのような課題を感じていますか。(複数回答)」

まだ食べられるのにもったいない:75.0%
・フードロス問題の深刻化:60.4%
・商品の廃棄が自社・商品ブランドの毀損に繋がりかねない:30.2%

・その他:5.2%
・答えられない:0.0%

「廃棄が安いと廃棄してしまうジレンマ」や「小売店の鮮度の許容」などを課題に挙げる声も

   「Q3.Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方にお聞きします。他に課題として感じるものがあれば、教えてください。(自由回答)」(n=96)と質問したところ、「廃棄するのが一番低コストとなった場合にそうしてしまうジレンマ」「小売店の鮮度の許容」など70の回答が得られました。

<自由回答・一部抜粋>
・廃棄するのが一番低コストとなった場合にそうしてしまうジレンマ。(49歳)
・小売店の鮮度の許容。(53歳)
・企業として損益に影響する。(63歳)
・再利用先。(59歳)
・納品先の事情による返品。(58歳)
・商品の改廃が多い。(47歳)
・ゴミとして廃棄する際の費用及び処理施設へ運ぶ人件費、物流費などが負担。(27歳)

約9割がフードロス問題に「課題を実感」

   「Q4.あなたは、フードロス問題に対して課題を感じていますか。」(n=106)と質問したところ、「非常に感じている」が55.7%、「やや感じている」が33.0%という回答となりました。

「Q4.あなたは、フードロス問題に対して課題を感じていますか。」「Q4.あなたは、フードロス問題に対して課題を感じていますか。」

非常に感じている:55.7%
・やや感じている:33.0%

・あまり感じていない:10.4%
・全く感じていない:0.9%

約7割が、「フードロス商品を一般消費者に直接販売できるサービス」に興味

 「Q5.あなたは、少量や切迫商品などの将来的にフードロスとなってしまう商品を、中身のわからない福袋形式で一般消費者に直接販売できるサービスがあったら、利用してみたいと思いますか。」(n=106)と質問したところ、「非常にそう思う」が29.3%、「ややそう思う」が39.6%という回答となりました。

「Q5.あなたは、少量や切迫商品などの将来的にフードロスとなってしまう商品を、中身のわからない福袋形式で一般消費者に直接販売できるサービスがあったら、利用してみたいと思いますか。」 「Q5.あなたは、少量や切迫商品などの将来的にフードロスとなってしまう商品を、中身のわからない福袋形式で一般消費者に直接販売できるサービスがあったら、利用してみたいと思いますか。」

非常にそう思う:29.3%
・ややそう思う:39.6%

・あまりそう思わない:26.4%
・全くそう思わない:4.7%

販売サービスに興味の理由、72.6%が「フードロス削減に貢献できるから」

   「Q6.Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。その理由を教えてください。(複数回答)」(n=73)と質問したところ、「フードロス削減に貢献できるから」が72.6%、「品質的には問題ない商品のロスが、もったいないと感じるから」が49.3%、「福袋という形なので、自社・商品ブランド毀損の心配がないから」が28.8%という回答となりました。

「Q6.Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。その理由を教えてください。(複数回答)」「Q6.Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。その理由を教えてください。(複数回答)」

フードロス削減に貢献できるから:72.6%
・品質的には問題ない商品のロスが、もったいないと感じるから:49.3%
・福袋という形なので、自社・商品ブランド毀損の心配がないから:28.8%

・その他:5.5%
・答えられない:2.7%

他にも「消費者にとってもメリットがある」や「製造する立場としてロスが減れば売り上げ拡大にも繋がる」などの賛同意見も

   「Q7.Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。Q6で回答した以外に理由があれば、教えてください。(自由回答)」(n=73)と質問したところ、「消費者にとってもメリットがある」「製造する立場としてロスが減れば売り上げ拡大にも繋がる」など49の回答が得られました。

<自由回答・一部抜粋>
・64歳:消費者にとってもメリットがある。
・57歳:製造する立場としてロスが減れば売り上げ拡大にも繋がる。
・58歳:多少なりとも売り上げに貢献できる。
・61歳:経営的にも、原価分だけでも収入に変わると非常には助かる。
・53歳:福袋的で価格が安く得であれば楽しそう。

「福袋に食品はそぐわない」や「要らないものを購入した消費者は結局は廃棄してしまうだろうから」などの課題意見も

   「Q8.Q5で「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答した方にお聞きします。その理由を教えてください。(自由回答)」(n=33)と質問したところ、「福袋に食品はそぐわない」「要らないものを購入した消費者は結局は廃棄してしまうだろうから」など31の回答が得られました。

<自由回答・一部抜粋>
・福袋に食品はそぐわない。(56歳)
・要らないものを購入した消費者は結局は廃棄してしまうだろうから。(49歳)
・根本的解決理由にはならない。(49歳)
・中身がわからないのはアレルギーの問題もあるので正しく中身を表示すべき。(62歳)
・中身が見えないと消費者が求めるものから乖離する可能性が大きい。(62歳)
・中身を公表せず販売することに大きな抵抗がある。(60歳)

まとめ

今回は、「フードロス」「SDGs」という言葉を知っている食品メーカーの経営者・広報担当者106名に対し、「メーカーを対象とした切迫商品」に関する意識調査を実施しました。

まず、メーカーの9割強が「自社商品のフードロス問題」に対して課題を感じると回答しており、約8割から​「まだ食べられるのにもったいない」と​いう声が挙がっています。「廃棄が安いと廃棄してしまうジレンマ」や「小売店の鮮度の許容」などの課題意見も見受けられました。

個人的にも約9割の方が、フードロス問題に「課題を実感」する中、約7割が「フードロス商品を一般消費者に直接販売できるサービス」に興味を示しています。サービスに興味を持っている理由で最も多かったのは「フードロス削減に貢献できるから」が72.6%、次いで「品質的には問題ない商品のロスがもったいないと感じるから」が49.3%と、フードロス問題解決のために、メーカー側での関心が高いことが数字で見て取ることができました。その他には、「消費者にとってもメリットがある」や「製造する立場としてロスが減れば売り上げ拡大にも繋がる」などの消費者目線やコストに関するメリットでの賛同意見も挙げられました。

世界で最も食べ物を捨てていると言われる日本で、メーカー側でのフードロス削減に関心が高いものの、廃棄のほうが簡単なことや飲食物を再販することへの懸念点、大幅な値引きなどによるブランド毀損のリスクが背景にあり、なかなか課題解決できていないという「メーカーのジレンマ」が存在している実態が明らかになったと言えるでしょう。

訳あり商品を福袋形式で購入できるサービス「SUKUERU」

https://sukueru.jp

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   賞味期限間近や季節商品の入れ替えなどで店頭に並べられなくなった商品、パッケージが古くなってしまった商品、箱・パッケージのキズやつぶれなどの商品といった訳あり商品を、食品ロスの削減に賛同いただけるメーカー・卸より提供いただき、福袋形式にてお客様へ販売するインターネット通販サイトです。

お客様には大きさの異なるお好きな福袋をお選びいただき、その中に必ず入れたい商品を1つから3つ指定することができます(福袋の大きさによって、指定できる商品の個数が変わります)。

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株式会社ウィナス 会社概要

会社名 :株式会社ウィナス
所在地 :東京都豊島区西池袋1-5-3 エルグビル4F
代表者 :代表取締役社長 浜辺拓
URL :https://www.winas.jp/
事業内容:ソリューション事業、メディア事業、エンターテインメント事業、海外事業

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【SDGs について】   SDGs について
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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