ISKO™が最新生地再生テクノロジー「ISKO R-TWO™ 50+」でHKRITA(エイチケーリタ)とのパートナーシップを締結

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
ISKO™が最新生地再生テクノロジー「ISKO R-TWO™ 50+」でHKRITA(エイチケーリタ)とのパートナーシップを締結

イスコジャパン のSDGsへの取り組み、世界のデニムをサステナブルに変革するISKO™の最新生地再生テクノロジー「ISKO R-TWO™ 50+」で「HKRITA」とのパートナーシップを締結

最新の生地再生テクノロジー「ISKO R-TWO™ 50+ (イスコ・アールトゥー・フィフティプラス)」

この度、デニム市場に革新をもたらし、世界をリードし続けている世界最大級のデニム生地ブランド「ISKO™(イスコ)」は、世界のデニムをサステナブルに変革し地球環境の負荷を軽減する、最新の生地再生テクノロジー「ISKO R-TWO™ 50+ (イスコ・アールトゥー・フィフティプラス)」、「HKRITA (エイチケーリタ) とのパートナーシップ締結」を発表いたしました。

地球環境の改善や社会の共生を推進するSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みがファッション業界でも最重要課題となっている中、特に環境負荷の多い製造工程を持つプロダクトとしてデニムが挙げられます。

サステナビリティとは「責任」。私たちは地球に対して、そして生きるものすべてに対して責任があります。サステナブルな開発は、ISKO™の100年にわたる伝統の核心であり、製品づくりから企業姿勢、そして私たちの中心に存在すべきものと捉えています。ISKO™ではResponsible Innovation™(責任ある改革)のアプローチを通じ、ファッション業界の未来に向けて、完全循環型の新しいテクノロジーを模索しています。

ISKO R-TWO™ 50+

リサイクル素材を50%以上混合した生地の開発に成功「ISKO R-TWO™ 50+」
リサイクル素材と再利用素材を組み合わせ、再利用コットンとリサイクルポリエステルのブレンドを提案しているR-TWO™プログラムがさらに進化。GRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)リサイクル素材を最低50%以上混合することを保証するR-TWO™ 50+としてリリースされます。

R-TWO™テクノロジー
世界のアパレル・サプライチェーンが直面している2つの問題「廃棄物の削減」と「新たな資源の使用」を両立させることを目的として2019年に発表。以来、ISKO™のデニム製品全体で「リユース・リサイクル」プログラムを採用し、環境と社会に対するコミットメントを示すプログラムとして提供されています。

紡糸工程で原綿が糸に加工される際、100キロの綿花につき、約10%が損失材料となります。R-TWO™はこの「落ちわた」を回収、再利用、そこにリサイクルポリエステルをブレンドして織り上げられています。また、ISKO™の再生コットンは全てTextile ExchangeのContent Claim Standard (CCS)の認証を受けています。

一方、再生ポリエステルは、透明なペットボトルを原料としていますが、その他の認定廃棄物を原料としている場合もあります。いずれの場合も、原料は回収・選別、ラベルやキャップを剥がして洗浄された後、粉砕されてプラスチックペレットとなり、これを再び紡いで新しい繊維フィラメントがつくられます。これを再利用のコットンと混ぜ合わせてR-TWO™が生まれます。

ISKO R-TWO™ 50+が叶える環境へのインパクト
ISKO R-TWO™ 50+は、二酸化炭素の排出量を最大45%、水の使用量を最大65%削減します。
ISKO™が特許を取得した独自の紡績技術により、天然資源への依存度を低減。

再生ポリエステルを使用することの大きな利点は、製造に必要なエネルギーが、バージンポリエステルの製造エネルギーよりも少ないことです。リサイクルポリエステルを多く使用することで石油への依存度を減らし、ISKO™ファブリック全体の二酸化炭素排出量を削減することができます。生地のカーボンフットプリントとウォーターフットプリントが大幅に削減されるだけでなく、消費者がサプライチェーンの最初から最終製品を購入するまでのサステナブルな過程を段階的にたどることが可能となります。

ISKO™では、持続可能性に向けた正当かつ包括的な業界のロードマップを作成するために、商品だけでなくプロセスも評価し、責任を持って実施されていることを確認する必要があると考えています。

 生地メーカーとしては世界初となるHKRITAとのパートナーシップ締結

本パートナーシップ締結は、HKRITAの革新的な技術であり、綿とポリエステルの混合素材を完全に分離し、大規模にリサイクルすることができる技術「Green Machine」とのライセンス契約となり、2021年現在、デニム素材分野における初めての試みになります。

HKRITAとパートナーシップを締結したことによるISKO™️の「LOOSINGLOOP」ご紹介ムービー
https://youtu.be/yu0vwe_0l0g

Green Machineのテクノロジー
業界初の革新的、かつ、驚異的な効率性を持つ水熱処理方法を採用しており、綿をセルロースパウダーに分解し、混紡生地からポリエステル繊維を分離することができます。このプロセスはクローズドループで、使用するのは水と熱、そして5%以下の生分解性グリーンケミカルのみです。重要なポイントは、このテクノロジーでのリサイクル素材の生成はポリエステル繊維にダメージを与えないため、本来の品質を維持することができます。また、クリーンで有害物質を含まないセルロースパウダーはさまざまな用途に使用することができます。

ISKO™とHKRITAの今後の展開
Green Machineはまだパイロット段階ですが、ISKO™はリサイクル技術の改良と商業化を推進しており、最終的にはすべてのお客さまに100%消費者使用後のリサイクルソリューションを提供できるようになります。さらに、ISKO™とHKRITAは、関連技術の開発を共同で行い、サステナビリティのリーダーとしてのISKO™の地位をさらに高めていきます。

HKRITA最高経営責任者 エドウィン・ケー氏コメント

Green Machineは、画期的なリサイクル技術です。このプロジェクトが本当に商業的に成り立つのを見るのは素晴らしいことです。ISKO™が私たちの革新性を認め、このリサイクルソリューションを生産に適用してくれたことを知り、とても嬉しく思っています。グリーン・マシンは、間違いなくISKOのグリーン・クレデンシャルになると信じています

HKRITA(香港繊維アパレル研究開発センター)
HKRITA (The Hong Kong Research Institute of Textiles and Apparel)は、公的資金を受けて2006年に創設された研究機関です。香港特別行政区政府のイノベーション・テクノロジー基金(ITF)がスポンサーする5つの機関のひとつです。HKRITAはテキスタイルとアパレル業界における、サステイナビリティおよび社会の改善を目指して様々なリサーチや取り組みを行っています。

Green Machine
「グリーン・マシン」は、2019年に「アジア国際革新的発明賞」で金賞、2018年に「第46回ジュネーブ国際発明展」で金賞、2017年に「香港イノベーションアワード」で銀賞を受賞しています。

ーーーー

本テクノロジーは、2021年10月18日(月)~ 20日(水)に開催された「第1回 国際サステナブル ファッション EXPO 秋」にて世界に先駆け、日本初展示・初公開をいたしました。
展示会場の様子 ※他にも写真素材をご用意しております。

Responsible Innovation™(レスポンシブル・イノベーション – 責任ある改革)にコミットするISKO™とは?
1904年に設立されたトルコ最大級の複合企業のSANKOグループのテキスタイル部門であるISKO(イスコ)は、紡織、製織、仕上げまで行うデニム生地ブランド。デニムメーカーとしては世界最大級30万㎡のファクトリーを所有し、2000台のハイテク自動織機が稼働する。世界35カ国の60拠点に2700人の従業員が就業。年間3億メートルの生産能力を備え、2万5000点を生産している。

公式ウェブサイト:https://www.iskodenim.com/jp
公式インスタグラムアカウント:https://www.instagram.com/iskodenim

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【SDGs について】   SDGs について
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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