スープストックトーキョーがLGBTQ指標「PRIDE指標」の最高ランク「ゴールド」を2年連続で獲得
この記事の目次
株式会社スープストックトーキョー のSDGsへの取り組み、LGBTQ指標「PRIDE指標」の最高ランク「ゴールド」を2年連続で獲得
PRIDE指標とは?
<Policy:行動宣言><Representation:当事者コミュニティ><Inspiration:啓発活動><Development:人事制度、プログラム><Engagement/Empowerment:社会貢献・渉外活動>の5項目によりLGBTQなどの性的マイノリティに関する企業の取組みを評価するものです。スープストックトーキョーがこれまでに実施してきたこれまでの活動が評価され、最高ランクである「ゴールド」の2年連続の獲得につながりました。
https://workwithpride.jp/pride-i/
スープストックトーキョーの主な取り組み
スープストックトーキョーは「ひと」それぞれに寄り添った、誰もが自分らしく生き生きと働けるブランドであるための取り組みの一つとして、LGBTQの理解促進を進めています。性的指向、性自認に基づく差別を許さず、それらを尊重していく方針で、以下のようなことを取り組んできました。
●採用プロセスにおける配慮、採用ポリシーで「性的指向や性自認を尊重」の発信
・採用サイトでは、すべての応募者の方の性的指向や性自認を尊重することを明記しています
https://www.soup-stock-tokyo.com/recruitmentpolicy
・説明会参加申し込み、履歴書・エントリーシート、入社資料など、採用プロセスのすべての手続 き・プロセスにおいて、性別記入欄をなくしています。
●管理職および従業員・アルバイトパートナーへの社内セミナーの実施
・株式会社スープストックトーキョーのみならず、スマイルズグループとして開催をし、オフラインでの研修や、外部講師を招いてのオンラインセミナーなどを実施しています。
・社内のアライメンバーを中心に“Ally meet up”という勉強会やweb社内報にて定期な記事の配信などを実施。積極的なアライ活動を進めています。
●結婚および配偶者の定義に「同性婚」を追加
株式会社スープストックトーキョーおよび、スマイルズグループとしての福利厚生制度において、結婚および配偶者の定義に「同性婚」を追加しました。慶弔見舞金や結婚休暇を取得することができます。
●人事制度の改定や書類表記の見直し
入社後にあたっても、公的書類発行プロセスなどの外的要因を除いては性別記入欄をなくし、就業規則などにわたっても「男女表記」をなくしていく取り組みを行っています。
●匿名相談できる専門相談窓口の設置
従業員・アルバイトパートナーの誰もが相談可能な窓口を設置。相談を希望する場合は社外のプライバシーが確保できる場所で実施するなどの配慮を行い、サポートを行っています。
●東京レインボープライドなどへの積極的参加
・東京レインボープライド2021(主催:特定非営利活動法人 東京レインボープライド、以下「TRP2021」)の公式パートナーとして参加
https://note.com/soupstocktokyo/n/ndbf1f032399c
・Soup Stock Tokyoの各店舗でTRP2021期間中に「“Soup for all”day」というイベントを開催。お客さまに向けても多様性について考えていただける機会を作りました。
「誰にも似てない」一人ひとりのらしさを生かしていきます
株式会社スープストックトーキョーでは、創業当時から掲げる“Soup for all!”の考え方を元に、年齢や国籍、宗教、性的指向・性自認、そして、ものの見方や感じ方、趣味趣向などに関わらず、一人ひとりの“誰にも似てない”その人らしさを生かせるチームであり続けたいと思い、LGBTQに関する取り組みや、ライフステージに関わらず働きやすい環境の整備などを進めてきました。そんな取り組みを続ける中で、改めて一人ひとりの“誰にも似てない”その人らしさから生まれる発意が私たちスープストックトーキョーの新たな価値を作っていく、価値の源泉であると感じています。
今後も女性の活躍推進はもちろん、創業当時から掲げる“Soup for all!”の考え方を元に、働く一人ひとりの“誰にも似てない”自分らしさを生かして働けるように努めてまいります。
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。