SDGsボードゲーム「みんなのまちづくりゲーム in cities」をクラウドファンディングにて先行販売開始
この記事の目次
地域経済やSDGsを学ぶ新感覚ボードゲーム「みんなのまちづくりゲーム in cities」の誕生。クラウドファンディングにて先行販売開始、一般社団法人南三陸研修センター のSDGsへの取り組み
東日本大震災被災地の南三陸と横浜国立大学による共同開発
「みんなのまちづくりゲーム in cities」誕生の経緯
今回開発した「みんなのまちづくりゲーム in cities」(以下、みんまちin cities)は、2015年に南三陸研修センターが販売開始した「みんなのまちづくりゲーム」(以下、みんまち)を改編して開発された商品です。
横浜国立大学の池島祥文准教授(大学院国際社会科学研究院)、志村真紀准教授(地域連携推進機構地域実践教育研究センター)、伊集守直教授(大学院国際社会科学研究院)は、みんまちの循環経済・地域経済をチームで考えるだけでなく、高校生から、大学生(授業やゼミ)、社会人(企業研修等)と対象の範囲も広いという優れた特徴に着目し、2017年から南三陸研修センターと共同で、横浜・神奈川版を意識した改編を開始しました。大学の大人数授業では地域が疲弊していることやそこからの地域再生が必要なことは学べても、その仕組みを一人一人が体験できるような仕掛けが難しく、机上の学びになりがちでした。そこで、地域経済や地方財政の仕組みを擬似的に体験できるゲームを授業に取り入れようと、「みんまち」に着目しました。また、神奈川県は都心に近い東部とそれ以外の県央、県西と大きく性格を異にしており、全国的には首都圏にある豊かな地域と認知されている一方で、県内における都市間格差が大きいという特徴があります。「みんなのまちづくりゲーム」が震災復興に取り組む南三陸町を想定した設定になっていますが、「みんまち in cities」では都市部や地方都市も含めて、より日本全国を想定してのプレイが可能となりました。本ゲームを通して、「地域経済、エネルギー、環境、SDGs等まちづくりにおける大切な要素を、ゲームを通して楽しく学び、まちづくりを自分ごとにできる社会を実現したい」という願いを込めています。
みんまち in citiesの概要
このゲームでは、チームで地域の経済や行財政の仕組みを学びながら、自分たちが住みたいと思える、まち・地域を実現するためには、どのようなアクション・政策が効果的なのかシミュレートすることができます。ゲーム上で数年間分(3〜5年が目安)のプレイを実施することで、まちがどのように変化していくのかを理解することができます。
みんまちin citiesの特徴・効果
- ゲームをプレイするだけで、地域経済や、地域とSDGsの関わり、人口と環境など、まちづくりの要素が自然と体感できます。
- ブックレットを読むとゲームの前提となる「地域経済」「地方財政」における課題を学ぶことができます。
- 楽しみながら、地域内経済循環と役場、域外とのお金の流れなどを学ぶことができます。
- SDGsとまちづくりの具体的なつながりを考えるきっかけとなります。
- オリジナルの政策やアクションカードを作成し、オリジナルのまちづくりが可能です。
- 目標に向かってチームで議論をすることが欠かせないので、ゲームを通してチームビルディングをすることが可能です。
- ボードゲームの前後に実際の地域でのフィールドワークと組み合わせることで理解が深まります。
今後の展開
- 2022年2月21日 南三陸研修センターからクラウドファンディングによる先行販売開始
- 2022年3月31日 クラウドファンディングによる先行販売終了
- 2022年4月上旬 先行販売分の商品発送開始
- 2022年4月上旬以降 「みんまちin cities」特設Webサイトにて一般販売開始
開発者からの一言
・地域で創られたまちづくりゲームに大学の専門的知見を組み合わせることで、大学での教育はもちろん、地域での高度な学びにつながる仕掛けを生み出すことができました。ぜひ、日本全国でのプレイを通じて、地域再生に貢献できれば幸いです。横浜国立大学 池島祥文
・数年間の改良・改編期間を踏まえて、横浜国立大学の授業のなかで学生たちが楽しみながら学んできた教材が、やっと販売されることになりました。地域経済・地域行財政の観点からまちづくりを楽しく学べるゲームとなっていますので、高校生、大学生をはじめ、行政や企業の新人研修の機会や、まちづくりに関わりたいと思っている方にオススメです。横浜国立大学 志村真紀
・高得点を狙ってゲームを進める楽しさはもちろんのこと、まちづくりの目標や政策実施などについてメンバーと話し合いながら、楽しみや学びを自分たちで発見していけるというのも、このゲームの魅力だと思います。 横浜国立大学 伊集守直
・未曾有の大震災から11年。他の地域に先駆けて課題解決のアクションにチャレンジしてきた復興の道のりでした。本ゲームは、こうした南三陸の学びを、全国各地やまちづくりへと反映させていくことができるツールとして大いに期待しています。 南三陸研修センター 浅野拓也
クラウドファンディングサイト「GoodMorning」「Campfire」での先行予約販売について
【まちづくりをゲームで体感】地域経済やSDGsを学ぶ新感覚ボードゲーム誕生
プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/555946
- 実施期間:2022年2月21日(月)~ 2022年3月31日(木)
- 価格:「みんまち in cities」通常販売価格7,700円(税込)のところを・・・
【超早割 20%OFF&送料込】6,200円(限定10セット)
【早割 10%OFF&送料込】7,000円(限定20セット)
など先行販売だけのお得なセットを準備しています
お届け予定:2022年4月中
関連情報
・みんまち in citiesの公式サイト【まちづくりをゲームで体感】地域経済やSDGsを学ぶ新感覚ボードゲーム誕生(クラウドファンディング情報掲載)
https://camp-fire.jp/projects/555946/
・みんなのまちづくりゲーム|みんまち公式サイト:http://ms-lc.org/minmachi/
・横浜国大発!オンラインゲームで学ぶまちづくり
https://www.chiiki.ynu.ac.jp/news/000104.html
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。