任期1年目の地域おこし協力隊が奮闘『新富芸術祭2021』閉幕、こゆ財団 のSDGsへの取り組み
この記事の目次
任期1年目の地域おこし協力隊が奮闘『新富芸術祭2021』閉幕。SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」達成目指し、地域のアートを表現し続けたい
〜芸術祭ディレクターを務めたアート系地域おこし協力隊の所感〜
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、2021年11月3日〜2022年1月30日の約3ヶ月に及ぶ町内初の芸術祭『新富芸術祭2021』が閉幕いたしましたことをご報告します。
閉幕にあたり、開催した内容を今一度振り返り、皆様にご報告すると同時に、新富町で初の芸術祭をディレクターとしてまとめ上げた甲斐隆児(新富町地域おこし協力隊)による所感として記しておくことにしました。
同芸術祭は、新型コロナウイルス感染拡大が懸念されるなかの開催でした。「地域の暮らしや営みがアート」という視点から地域の魅力を発信する挑戦は、持続可能なまちづくりに向けた新たな一歩を踏み出しました。こゆ財団はSDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」実現への多様な手法を模索し続けます。
新富芸術祭2021公式ウェブサイト
所感:ディレクター・甲斐隆児〜新富芸術祭2021閉幕にあたって〜
「新富芸術祭のコンセプトをこれからも表現し続けたい」
「新富芸術祭2021」にご来場いただいた皆様、協力してくださった方々、どうもありがとうございました。クロージングイベントとして予定していた「武田双雲さんによる『感謝』のトーク&ワークショップ」は止むを得ず中止となり、非常に残念でした。来年度に改めて開催できるよう準備したいと思っております。
個人的な感覚で表現すると「ふわふわとしたゼリーのようだった」というのが、この芸術祭に対する感想です。
新富町の何がアートで、どうして新富町で芸術祭をするのか。
たくさんの方が「?」を感じたと思います。
宮崎・新富から産み出されるもの。野菜などの生産物、伝統文化や土地の風景や風習。それらは、人の暮らしや営み、自然環境や生態系などが折り重なって作り出される「みのり(農)」です。新富芸術祭では、その「みのり」をアートと捉え発信することに挑戦しました。土地のみのりを意識すると、「感謝」する気持ちが生まれます。
新富芸術祭のコンセプト「地域の暮らしや営みがアート」。そして、合言葉は「ありがとう」の表現や発信はまだまだ不十分なのですが、これからも挑戦していきます。
宮崎県新富町からのアート発信に今後もご注目いただけたら幸いです。
新富芸術祭アートディレクション担当:甲斐隆児
(こゆ財団 アートイノベーション推進ディレクター/新富町地域おこし協力隊)
振り返り:新富芸術祭2021を彩るコンテンツ(一部)
11/3「廣津留すみれ トーク&デュオコンサート」
オープニングイベントとして新富町文化会館にて開催し、約250名が来場しました。
第1部は大分出身のバイオリニスト・廣津留すみれさんによるトークショー。第2部はピアニスト・河野紘子さんとのデュオコンサートを行いました。
リポート記事▶︎ https://shintomi-art.jp/298/
会期中「県内アーティストによるワークショップ・作品展示」
参加アーティスト/松下太紀さん、池部貴惠さん、寺本香織さん、緒方智奈美さん
それぞれのアーティストがワークショップで町民と作った作品をもとに、日向新富駅や水沼神社、新富町文化交流センターきらり等町民の目に触れやすい場所を会場に会期中作品を展示しました。
11/21 新富町公式キャラクター・おとみちゃんと小学生によるクリスマスワークショップ
世界的な着ぐるみメーカーである『KIGURUMI.BIZ』さん指導のもと、小学生と町のキャラクターがクリスマスオーナメントを制作。後日ツリーの点灯イベントも開催しました。
12/19 「大根やぐらワークショップin日向新富駅」
新富町の冬の風物詩である「大根やぐら」のミニバージョンを駅前に再現。後日、漬物会社の社長と農家さんをゲストに漬物大根について知るイベントも開催しました。
リポート記事▶︎ https://shintomi-art.jp/345/
【※開催中止】1/30「武田双雲さんによる『感謝』のトーク&ワークショップ」
クロージングイベントとして準備・募集をかけておりましたが、新型コロナ感染拡大状況を鑑みて中止しました。来年度に再チャレンジしたいと思います。
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)とは?
2017年4月に、持続可能な地域の実現を目指して宮崎県新富町が設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円ライチに代表される農産物中心のブランディングや商品開発で稼ぎ、得られた利益を人財育成に再投資しています。主幹事業である新富町ふるさと納税の運営では、2017年から2020年までの4年間で累計55億円の寄附額を記録しており、新富町と多様な企業との連携事業や生活利便性の向上に役立てられています。
▶︎こゆ財団ウェブサイト https://Koyu.Miyazaki.jp
▶︎こゆ財団Facebook https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎新富町ふるさと納税ポータルサイト
・ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
・楽天 https://www.rakuten.ne.jp/gold/f454028-shintomi/
・ふるなび https://bit.ly/3uo6fSh
・さとふる https://www.satofull.jp/town-shintomi-miyazaki/
▶︎メディア掲載事例
日経新聞/日経MJ/Forbes JAPAN/事業構想/ソトコト/TURNS/日本農業新聞/全国農業新聞 ほか
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。