株式会社堀口珈琲がコーヒー とSDGs企画 「Muraho Rwanda!(ムラホ、ルワンダ!)」を始動
この記事の目次
コーヒー とSDGs企画 :ルワンダと出会い、深め、繋がる1年「Muraho Rwanda!(ムラホ、ルワンダ!)」(2022年4〜12月) 堀口珈琲初の取り扱いとなる銘柄も順次販売
▼堀口珈琲ブランドサイト▼
堀口珈琲ブランドサイト「HORIGUCHI COFFEE チャンネル」内に特設ページ「Muraho Rwanda!」(https://www.kohikobo.co.jp/channel/16600/)を開設し、各店舗・オンラインストア・SNSでも本企画を展開していきます。今後は生産者へのインタビューや「コーヒーとSDGs」への理解を深めるトークセッションを予定しています。さらに、毎年人気の銘柄から初登場のエリアのものまで、ルワンダ各地のさまざまな銘柄のコーヒーを期間限定で販売していきます。「出会う」期間は、6月から新発売の「フジ」、「深める」期間の西部エリア「マチアゾ」はそれぞれ堀口珈琲にとって初登場となるエリアの銘柄で、今まで以上に充実したラインナップとなります。
楽しく、おいしく、コーヒーを通じてSDGsを消費者のみなさまと共に学べる機会になることを目指しています。
堀口珈琲とSDGs
堀口珈琲はコーヒーを通じて人々の豊かな暮らしに貢献することを経営理念とし、事業に取り組んでいます。その過程を通じて、国内外にてSDGs(持続可能な開発目標)にさまざまな形で寄与しています。
コーヒーがSDGsとの関連性が高いとされている理由の一つに、原料である生豆が開発途上国を中心に生産されていることが挙げられます。世界には約2,500万世帯のコーヒー生産者が存在すると言われ、彼らのほとんどが開発途上国に暮らす小規模な農家です。その中には経済的・社会的・環境的に脆弱な立場に置かれている人も少なくありません。
堀口珈琲は世界中の生産者と長期的なパートナーシップを築いてきた強みを生かして、産地での活動にも力を入れています。その一つとして、高品質なコーヒーの産地として成長著しいルワンダで、現地農家の協同組合とともに「ニャミラマ・プロジェクト」を2017年から推進し、現在も継続しています。
ルワンダのコーヒー生産について
ルワンダはコーヒー栽培に適した自然環境に恵まれています。しかし、栽培や収穫後処理の技術が不十分であったため、高品質なコーヒーを生産することはできていませんでした。さらに、1989年のコーヒー価格の暴落や1994年の大虐殺などの影響でコーヒー産業は一時衰退傾向にありました。これを重く見た同国政府はコーヒー品質の向上を図ることを決意。スペシャルティコーヒーの生産国になるための国を挙げた取り組みを今から20年前の2002年に始めました。その取り組みは着実に成果を上げ、コーヒーは再びルワンダの主要輸出産品となりました。
「ニャミラマ・プロジェクト」とは
外国からの支援もあって近年はルワンダの多くの生産者が品質向上に成功し、生活水準を向上させています。一方で、高品質なコーヒーを生産できるポテンシャルを有しながらも、品質への取り組みが伴わず、その生豆が一般品に混ぜられ流通し、十分な対価を得られていない生産者もいました。そこで、当社はコーヒーの品質強化と生産者の生活の向上、さらにはそれらに基づく持続的な生産活動の実現のために、コーヒー栽培に最適な土地と考えられるルワンダの南部州ニャマガベ郡にある「コアカカ協同組合(コーヒー生産者組合)」とともに、同地のニャミラマ集落の農家を対象として「ニャミラマ・プロジェクト」を2017年に立ち上げました。立ち上げ時に短期的な支援として農機具や肥料の支給など実施し、その後、中長期的な支援として、仕上がった生豆の購入と品質向上へ向けての協働を継続しています。この結果、ニャミラマ集落が生産するコーヒーの品質・収量は向上しつつあります。
企画の概要 / 販売商品スケジュール
※価格はすべて税込です
「出会う」実施時期:4〜7月
SDGsの基本的な考え方やSDGsにコーヒーがどのように関わっているのか、さらにはルワンダという国の課題や、堀口珈琲がこれまで現地で活動してきたこと(「ニャミラマ・プロジェクト」)ついてご紹介します。
< 販売商品 >
①「ニャミラマ」( 1,512円 / 200g ) 販売開始:3/23〜
②「ガスーラ」( 1,512円 / 200g )販売開始:4/27〜
③【新商品】「フジ」販売開始予定:6月〜
「深める」実施時期:8〜9月
当社の社員がルワンダで生産者にインタビューした内容を記事として公開します。さらに、特定非営利活動法人(NPO法人)「コーヒー生産地と協働する会(※)」の代表・古賀聖啓氏、当社代表取締役社長の若林恭史、同CSO(チーフ・サスティナビリティ・オフィサー)としてニュースレターで「コーヒーとSDGs」のコラム(https://www.kohikobo.co.jp/news/newsletter/)を執筆中の伊藤亮太の3人による、ルワンダコーヒーの今と未来をテーマにしたトークセッションを実施し、YouTubeで公開する予定です。
< 販売商品 >
④ 【新商品】「マチアゾ」販売開始予定:8月〜
※特定非営利活動法人(NPO法人)コーヒー生産地と協働する会について
コーヒー産地で働く人々、そしてその子どもたちの世代まで10年後、20年後も変わらずコーヒーの収穫ができるように「土壌改良」により支援を行う団体です。アフリカ、アジア・オセアニア圏、中南米等の途上国コーヒー生産地地域住民に対して、農業サポートや生活改善に関する事業を行い、コーヒー生産地の貧困改善に寄与することを目的としています。
「繋がる」実施時期:10〜12月
「出会う」「深める」を通じて感じたことや考えたこと、コーヒーの味わいの感想や現地への想いなどをお客様から集め、現地へお届けします。
< 販売商品 >
⑤【新商品】「ジャンジャヒル」販売開始予定:10月〜
関連U R L
HORIGUCHI COFFEE チャンネル「Muraho Rwanda!」特設ページ
オンラインストア「RWANDAful COFFEE」
堀口珈琲について
「THE NEW COFFEE CLASSIC」をブランドコンセプトに、コーヒーの価値を高め、みなさまの豊かな暮らしに貢献することを目指しています。コーヒー豆の焙煎(ロースト)と販売を中核業務 として、コーヒー生豆の供給や喫茶店の運営も行なっています。 スペシャルティコーヒー専門店として、最高品質(ハイエンド) の生豆だけを使用。長期的な信頼関係を有する生産者からその多くを調達しています。昨今の風潮とは一線を画しシングルオリジン(ストレート)や浅煎りに偏重することなく、ブレンドや深煎りも重視。多彩なシングルオリジンとともに、定番ブレンド9種、 期間限定の特別ブレンドをラインナップしています。サンドイッチやケーキなどのフード類も内製し、コーヒーとフードがさらにおいしくなるペアリングを追求したメニューを提供。コーヒーの多様な楽しみ方を提案しています。
- 創業:1990(平成2)年 5 月
- 設立:1996(平成8)年 7 月 19 日
- 本社所在地: 〒156-0055 東京都世田谷区船橋 1-12-15
- 従業員数 :71 人(2022年 3 月末現在)
- 代表者名 :代表取締役社長 若林恭史
- 主要事業 :コーヒー生豆の供給・焙煎加工、 コーヒー焙煎豆の販売、喫茶店の運営
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。