アイワ広告株式会社が2011年5月にスタートした地域の清掃活動「ゴミゼロ」が400回に到達

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 SDGs
アイワ広告株式会社が2011年5月にスタートした地域の清掃活動「ゴミゼロ」が400回に到達

地域の清掃活動「ゴミゼロ」が、コツコツと積み上げて400回。11年で積み上げた地域貢献としての「清掃活動」がSDGsの目指すサステナブルな努力目標の実践になっていた

広告・出版・ベーカリー事業・スウィーツ事業を展開するアイワ広告株式会社(本社:東京都町田市、代表:小山雅明)は、2011年5月にスタートした地域の清掃活動「ゴミゼロ」が400回に到達したことを発表した。SDGsの目指すサステナブルな努力目標も、日常の小さな社会貢献活動の積み重ねから。

ゴミゼロ活動400回目を記念した参加者の集合写真

ゴミゼロ活動400回目を記念した参加者の集合写真

ゴミゼロ活動のために作成したオリジナルののぼり

ゴミゼロ活動のために作成したオリジナルののぼり

地域の道路を清掃する意味

アイワ広告は1983年の創業以来、「豊かな社会を未来に残す」「地域の活性化」「事業を通した社会貢献」を企業活動の中心に添え、様々なボランティア活動にも企業として積極的に取り組んでいます。近年SDGsの持続的な達成目標の実践が企業・個人にとっての大きなテーマになっていますが、アイワ広告では創業当時からSDGsと同じものを目指していました。地道な活動を続けた結果、町田街道沿いの清掃活動および、道路沿いに作った花壇における四季折々の花苗の植え替え活動では、「夢のみち2021」において「道路功労者 建設局長賞」を受賞から表彰を受けることができました。

表彰を受けた花壇活動の一部

表彰を受けた花壇活動の一部

この表彰の対象になったのが、週に一度、始業前の1時間を使って行う「ゴミゼロ活動」です。もともとは、会社周辺の道路に落ちているゴミを、会社の有志数人が拾い集める活動からスタートしたものです。

きっかけは、会社周辺の歩道や植え込みの中に、タバコの吸い殻、空き缶、空のペットボトルが落ちているのが当たり前の景観になっていたことに危機感を抱いたことです。

地域内の道路でゴミのポイ捨てが多いのは、その地域を通る通行人のモラルが麻痺していること。道路にゴミが捨てられているから、自分も捨てることに罪悪感が湧かない。だからますます道路が汚れていく。このような悪循環を断ち切るためには、「ゴミを捨てる人より拾う人の方が多くなればいい」と考え、道路のゴミ拾いをはじめました。

植栽の奥に入り込んだゴミも徹底して拾う

植栽の奥に入り込んだゴミも徹底して拾う

2011年5月30日。数名の社員で道路のゴミ拾いと掃除をはじめました。この第一回目から参加している社員の思い出です。

第一回目から参加する社員・矢内武志(入社24年目)の思い出

「ゴミゼロ」は2011年5月からスタートした活動です。ですが、私がアイワ広告に入社した後、2000年ころから、代表の小山雅明が先頭に立って、会社周辺のゴミ拾いをよくやっていました。ときには私一人のときもあれば、当時いたアルバイトを含めて数人で行ったりもしていました。それをもっと会社全体の地域貢献活動と捉えて実践していこうとして開始したのが「ゴミゼロ」です。

203回ゴミゼロ成果発表会

203回ゴミゼロ成果発表会

開始当時は掃除道具が竹箒ぐらいしかなく、いまのようにお揃いのTシャツもパーカーもありませんでした。社員はスーツの上着を脱いだだけで外の掃除とゴミ拾いをしていました。それに、参加者も少なくほんの数人しかいません。道路の清掃活動というより、歩道の上の目についたゴミを拾うだけの活動だったことを思い出します。私自身も、積極的な参加ではなく、半ば義務感による参加でした。

秋は落ち葉を拾って道路を綺麗に保ちます

秋は落ち葉を拾って道路を綺麗に保ちます

タバコの吸い殻がたくさん落ちていました。実は私もその当時、当たり前のように歩きタバコをして、当たり前のように吸い殻をポイ捨てしていました。そういう行為が街の景観や環境を悪くするとは思ってもみなかったのです。タバコのポイ捨ては、私にとって普通の行為でした。ところがゴミ拾いをしてみると、驚くほどの吸い殻が集まるのです。目につく吸い殻を拾うだけでも、道路がきれいになったのがわかりました。

雪の日は雪かきで通行人が安心して通行できるように

雪の日は雪かきで通行人が安心して通行できるように

通行人や地域の方々の対応変化は、何よりも嬉しい思い出です。初期の頃、会社の前だけでなく近隣の住宅前の道路清掃も行うようになりました。あるとき、個人住宅の前を清掃していると、奥からその家の方が出てきて、『迷惑だから自分の家の前は掃除しないでくれ』と叱られました。あるいは、掃除をしている眼の前でゴミを捨てる人もいたり、挨拶しても無視されていました。

301回ゴミゼロ

301回ゴミゼロ

ところが回を重ねるにつれ、「今日もありがとう」「いつもお疲れ様」「最近ゴミを捨てる人も減ってきたね」という声を、住人や通行人の方から少しずつかけていただけるようになったのです。

こちらが挨拶する前に、「おはようございます」と通行人の方からはじめて言われたときは驚きました。そして感動しました。頑張って続けてきてよかったと心から思いました。継続することの大切さを実感しました。

そんなゴミゼロ活動も400回。ここまで続くとは思ってもみませんでした。

掃除用具を少しずつ揃えてしっかり掃除ができるように

掃除用具を少しずつ揃えてしっかり掃除ができるように

この400回の中で私は、「掃除を学んだ」のではなく、「掃除に学んだ」のだと思います。掃除を続けることによって環境が変わり、人の意識が変わることを知り、何よりも自分自身の意識が大きく変化し、新しい自分に成長した。……そう心から思っています。

環境を変えるのは私たち一人ひとりのちから

当初はほんの数名ではじめた「ゴミゼロ活動」。年に数回の不定期活動だったのが、月に2回となり、現在では週に一回の活動となっています。回を重ねるごとに参加者が増え、年に一度の「拡大版ゴミゼロの日(5月30日)」には、社員・スタッフばかりでなく、近隣住人、地域の企業や病院、地元商店街からも多くの方が参加するイベントとなっています。

徐々に社外の参加者が増えていく

徐々に社外の参加者が増えていく

ゴミゼロ活動は、地域の美化活動だけを意味するものではなく、「環境は私たち一人ひとりの手でよりよくできる」という意識を、ボランティアの参加者の心に実感として植え付けることができるという意義もあるのだと思います。

駅前のベーカリーショップの前もゴミゼロ活動

駅前のベーカリーショップの前もゴミゼロ活動

大きな社会貢献は、身近な地域貢献の積み重ねから成立するもの。一人の百歩より百人の一歩。少しずつその意識が広まっていくことを願い、今年もまた5月30日がやってきます。

地域住人、地元企業、病院、商店街のみなさまと、今年もまた5月30日(月)午前7時30分から8時40分まで、町田市旭町で道路清掃活動を行います!

ほんの少しの「会社周辺の道路をきれいにしたい」という思いからはじめたゴミゼロ活動。コツコツと続けていつの間にか400回。小さな活動を継続することで、地域のみなさまとより良い環境を作るという思いを共有することができました。行動すれば新たな現実が訪れます。ゴミゼロ活動を通じて、私たちは未来を作っていきたいと願っています。


 
【SDGs について】   SDGs について
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などが SDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
 
※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。

広報・PRご担当者様へ

記事選定/ライター
VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
ページトップへ