株式会社ピリカなど3社連携で「全国砂浜ムーブメント2022」を開催

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株式会社ピリカなど3社連携で「全国砂浜ムーブメント2022」を開催

アプリを使って海の生きもの調査&ごみ拾い「全国砂浜ムーブメント2022」スタートSDGs達成に向けてくらしの中でできる海や砂浜の自然保護を提案

公益財団法人日本自然保護協会(東京都中央区、理事長:亀山 章 、以下NACS-J)と、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を運営する株式会社バイオーム(京都市下京区、代表取締役 藤木庄五郎)と、科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを目指す株式会社ピリカ(東京都渋谷区、代表取締役:小嶌不二夫、以下ピリカ)は、3社連携で、アプリを使って誰でも簡単に楽しみながら本格的な生きもの調査やごみ拾いに参加できる「全国砂浜ムーブメント2022」を 5月30日(ごみゼロの日)から12月31日まで開催します。

​ 21世紀末には、日本の砂浜の6割は完全に消失するという予測。

日本は海に囲まれた島国で、砂浜は馴染みのある景色の一つです。しかし砂浜には、海を漂った大量の海ごみが打ち寄せ続けると同時に、年々、砂の現象が続く深刻な状況にあります。世界の海洋中には1億5,000万トンを超えるプラスチックが存在し、毎年新たにジャンボジェット5万機分(800万トン)のプラスチックが海ごみになっていると考えられています。また、地球温暖化や河川・海岸のコンクリート化などの影響により、日本の砂浜は21世紀末には9割が半分以上の面積を失い、6割が完全に消失するという予測さえあります。ウミガメのように砂浜がなくては次世代を育めない生きものたちへの影響はもちろん、私たちの食や文化、レクリエーションなど暮らしへの影響も計り知れません

未だ深刻な課題残る、海と陸の豊かさを守る SDGs目標 14 と 15への貢献

2015年9月の国連サミットで持続可能な開発目標(SDGs)が採択され、2030年までに達成すべく世界各地で進展が見られます。しかし『SDGs報告2021』によると、海の生きものの保全を目指した目標14、陸の生きものの保全を目指した目標15には深刻な課題が残り、取り組みを強化する必要があるとされています。海岸は、海と陸の間にあることで両方の生態系の影響を受けており、生物多様性の高い場所です。日本の海岸には、約7,000種類の貝が暮らし、約280種類の海岸植物が生息しているとされます。砂浜の保全は、こうした生きものが暮らす生態系を守るため、引き続き重要と考えられます。

そこで NACS-J では、昨年に引き続き「全国砂浜ムーブメント」を開催します。日本の海や砂浜を守るために、以下の3つのアクションの呼びかけと、新たな取り組みとして「砂浜アクティビスト」の活動を応援します。

砂浜ノートで環境を知る。アプリを活用して自然と触れ合い、ごみ拾いをしよう!

Act.1.砂浜ノートを子どもたちに届けよう!

陸の自然に比べると、海や砂浜の生きものやしくみを知る機会や資料はとても少ないのが現状です。そこで NACS-J は、海や砂浜のことを楽しく学べる特製の「砂浜ノート」を作成しました。お子様のいる家庭や、自然観察会やビーチクリーン、学校の授業や自由研究などにも活用いただけます。砂浜ノートは申込み先着順に、希望部数を無料でお送りします。申し込みは以下より受付中です。(在庫が切れ次第終了となります。)

  ▼砂浜ノートお申し込みフォーム

Act.2.砂浜の生きものをしらべよう!~自然しらべ 2022~

海と陸の間にある砂浜には、たくさんの生きものの世界が広がっています。砂浜で貝や植物などを見つけたら、写真を撮って、生きものアプリ「BIOME(バイオーム)」に投稿してください。名前がわからなくても、AI が名前を推測してくれるので、誰でも気軽にご参加いただけます。投稿された生きものデータは、NACS-J が海や砂浜の自然環境を保全するために活用します。今年は砂浜のことを知るてがかりになる貝など8種をはじめ 、30,000 件の投稿を目指しています。

<いきものコレクションアプリ「Biome」のダウンロード方法>
App store または Google play で「バイオーム」で検索または QR コードにて。

  ▼iPhone:App Store
  ▼Android:Google play

Act.3.砂浜や街中でごみを拾おう!

海ごみの約8割は陸由来だといわれています。ごみが海に届く前に街中など身近な場所で回収することが重要です。そこで、砂浜はもちろん、川や街中などあらゆる場所でのごみ拾いを推進します。ごみひろいSNS「ピリカ」に拾ったごみの写真や量を投稿すると、全国でごみ拾い活動をしている仲間から、たくさんの「ありがとう」やコメントが届き、仲間と交流しながら楽しくごみ拾いできます。ピリカのイベントページ「全国砂浜ムーブメント 2022」にお申込みのうえご参加ください。今年は、全国で350万個のごみの回収を目指しています。

< ごみ拾いSNS「ピリカ」のダウンロード方法 >

App store または Google play で「ピリカ」で検索または QR コードをご利用ください。

  ▼iPhone:App Store
  ▼Android:Google play
  ▼イベントページ「全国砂浜ムーブメント2022」

砂浜アクティビストになろう!

1人でも多くの方に海や砂浜のことを知ってもらうため、魅力や課題を伝え広げていってくれる人を「砂浜アクティビスト」と呼び、私たちが活動を応援します。「砂浜ノート」をはじめ「砂浜クエスト」「海を学ぶワークショップ」などの資料やプログラムの使い方を紹介し、誰でも気軽に自然観察会やビーチクリーンを開催できるお手伝いをします。第1回アクティビスト講座は6月末にオンラインにて開催予定。詳細は特設サイトで順次公開します。

新型コロナウイルスの感染拡大は予断を許さない状況が続いています。全国砂浜ムーブメントのアクションは、3密を避けて、家族だけでも、一人でもできるものばかりです。特製の「砂浜ノート」で海や砂浜のことを楽しく学びながら、ゲーム感覚で楽しく気軽に砂浜の生きもの調査やごみ拾いに参加してみませんか。お子様との外遊び、夏休みの自由研究、学校の課題などにも最適です。

詳細は特設サイトにて順次公開してまいります。

キックオフイベントを開催します!

2022年 6月1日(水) 18:30~20:00

オンライントークイベント『「全国砂浜ムーブメント」で楽しく自然保護、しませんか?~明日からできる海や砂浜を守るアクション紹介します!~』

  • 形 式:オンラインセミナー(※ウェビナーで開催します)
  • 対 象:どなたでもご参加いただけます。
  • 定 員:100名
  • 参加費:無料
  • スピーカー:
    シンガーソングライター Miyuuさん(エイベックス・マネジメント株式会社所属)
    株式会社バイオーム 藤木庄五郎 さん
    株式会社ピリカ 三輪芳和 さん
    公益財団法人日本自然保護協会 志村智子
▼詳細・お申し込みはこちら

【開催概要】

  • 主催:公益財団法人日本自然保護協会
  • 共催:株式会社バイオーム、株式会社ピリカ
  • 日時:2022 年 5 月 30 日(月)ごみゼロの日〜2022 年 12 月 31 日(土)
  • 開催場所:全国どこからでも参加可能。イベントについては web サイトでご案内します。
  • 参加対象:どなたでも参加可能
  • 参加費:無料
  • 参加方法:上記の興味のあるアクションにオンラインで自由に参加。

公益財団法人 日本自然保護協会について

自然保護と生物多様性保全を目的に、1951 年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。会員 2 万 4 千人。ダム計画が進められていた尾瀬の保護から始まり、屋久島や小笠原、白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、今でも日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんから高齢者までが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動している NGO です。山も海も、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。

株式会社バイオームについて

世界中の生物・環境をビッグデータ化し「生物多様性市場」を創り出す事を目指し、2017年に京都大学技術イノベーション事業化コース最優秀賞の受賞を経て、2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業です。SDGs の社会的ニーズを背景に生物の分布データを取り扱った生物情報プラットフォームを構築し、情報収集ツールとして、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を提供しています。2018年6月には、経済産業省が 92社を選定した『J-Startup』の1社にも選ばれています。

株式会社ピリカについて

科学技術の力であらゆる環境問題を解決することを目指し、2011年に大学の研究室で非公式のプロジェクトとして始まり、同年に法人化。様々な環境問題の中でまず第一歩目としてごみ(特にプラスチック)の自然界流出問題に注力しています。
ごみ拾いSNS「ピリカ」は2011年にリリースし、現在113の国と地域から累計約2億個のごみが拾われています(2022年5月30日現在)。累計ありがとう数は1,000万以上、ごみ拾い活動を通じて多くのコミュニケーションが生まれています。また自治体や企業による清掃活動の可視化と促進を目指す「見える化ページ」等の導入も拡大しています。
さらに、画像解析による広範囲のごみ分布調査サービス 「タカノメ」や、マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」を通じて、海洋・陸のごみの流出状況をオープンデータで発表し、課題発見と解決に向けた協業・連携を展開しています。2021年第1回環境スタートアップ大賞にて「環境大臣賞」受賞。

会社概要

  • 社名:株式会社ピリカ(英名 Pirika, Inc.)
    ※ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味の言葉です。
  • 所在地:東京都渋谷区宇田川町2−1渋谷ホームズ1308
  • 事業内容:ごみ拾い促進プラットフォーム「ピリカ」/ごみ分布調査サービス 「タカノメ」/マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」の開発、運営
  • 設立年月日:2011年11月21日
  • URL:https://corp.pirika.org/

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【SDGs について】   SDGs について
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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