パラマウントベッド株式会社が中学生向けに「睡眠について学ぶ」教育プログラムを開発
この記事の目次
睡眠について学ぶ中学生向け教育プログラムを開発
パラマウントベッド株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:木村友彦)は全国の中学生に向けて、「睡眠」の大切さを学ぶ教育プログラムを開発しました。本教材は、生徒たちが自身の睡眠に興味を持ち重要性に気づくことを目的に、教員向け教材を開発・提供する株式会社ARROWS(本社:東京都中央区、代表取締役社長:浅谷 治希 以下「ARROWS」)と共同で制作したものです。6月より無償配布を開始した結果、想定を上回る数の応募があり現在は教材の提供を終了していますが、今後、授業を実施した教員や生徒へアンケートなど検証を行い、生徒たちの行動変容など効果がみられる場合は無償提供の継続を検討します。
開発の背景
開発の背景には中学生の睡眠事情の悪化があります。スマートフォン利用、部活動や宿題に取り組む時間の増加により、中学生の就床時間は遅くなる傾向がある中、睡眠について理解を深め、自身の睡眠を見直して行動につなげてもらいたいと、本プログラムを開発しました。当社睡眠研究の専門部門である「パラマウントベッド睡眠研究所」のノウハウとARROWSの教材開発・提供の強みを活かし、睡眠のメカニズムや良質な睡眠について理解しやすい内容で構成しています。
本教育プログラムの提供方法
全国4万人以上の教員が登録中のARROWSが運営するプラットフォーム「SENSEI よのなか学」内で、希望する教員にARROWSが無料で提供しています。小学校から高校の授業では、学習指導要領で定められている学びのゴールを達成していれば、教え方や教材は教員が自由に選択できます。「SENSEI よのなか学」で提供される教材は、学習指導要領を踏まえつつ、企業がもつ知見が注ぎ込まれた完全オリジナルなものとなり、教員が必要な教材を選択し授業を行えるようになっています。
本教材の特徴
~睡眠に関心をもち、睡眠で明日の自分を変えられる、と気づく授業~
- 中学生にとって、毎日の睡眠不足が、学業や競技成績、友だちとの人間関係などに影響を与える可能性があります。本授業は、毎日当たり前にとっている睡眠について理解を深めることで、良い睡眠は自分の生活に変化をもたらし、明日の自分を変えることができることに中学生自身が気づくことを目指しています。
- パラマウントベッド睡眠研究所が持つ睡眠と健康に関する知見をもとに、中学生が睡眠を自分ごととしてとらえられるよう、クイズや動画の構成を工夫し、より自分の力が発揮できるように、睡眠の量と満足感について学べるようになっています。
教材概要
- 教材名称:睡眠で明日が変わる~よい眠りについて考える~
- 費用:無料
- 授業時間:1コマ(50分) 完結
- 教材内容:授業用スライド・映像教材・ワーク・授業用進行台本・保護者向け睡眠便り・特典コラム
当社は、ESG経営推進のための重点課題(マテリアリティ)として「すべての人が健康でいきいきと暮らせる環境づくり」等を掲げ、「科学的な根拠に基づく睡眠環境提案」や「次世代の担い手への育成支援」を目指し活動しています。本取組みはSDGs目標の3番(すべての人に健康と福祉を)、4番(質の高い教育をみんなに)、に貢献するものと考えております。
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。