イタリアンダイニング”ばさら”がメニューに「CO2排出量」と「サステナブルマーク」の記載を開始

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
イタリアンダイニング”ばさら”がメニューに「CO2排出量」と「サステナブルマーク」の記載を開始

【見えないCO2を見える化】飲食店と学生が協働して、メニューのCO2排出量記載。

新宿御苑前にあるイタリアンダイニングばさら(本社:東京都新宿区 代表:木瀬史郎)と学生チームQUIsが協働し、まだ日本で事例のない、メニューへの「CO2排出量」と「サステナブルマーク」の記載をします。

社会背景と開催の目的

環境問題の重要性

近年、地球温暖化や気候変動などの地球環境問題が世界的に問題視され、企業もSDGsに取り組まなければ生き残れないようになってきています。食品廃棄やフードフットプリントなどをはじめとした「食」による環境問題への影響は特に大きく、世界全体で排出されるCO2の内の1/3は「食」関連が占めています。また、解決策としての代替肉をはじめとしたフードテックが注目を浴び、食品廃棄の再分配やリサイクルなどに取り組む企業・組織も増えています。しかしながら、わたしたち生活者の多くは、飲食において環境問題への影響を意識できていないというのが事実です。当キャンペーンは、このような生活者の飲食における環境意識改革を促すことを目的とし、日本においてそのムーブメントを引き起こすきっかけとなることを目指しています。

SDGsとの関連性

SDGsのゴール12. つくる責任つかう責任、13. 気候変動に具体的な対策を、に関連しています。

 

キャンペーン開催概要

  • 期間:6/23(木)-6/29(水) 2022 11:30-15:00
  • 場所:イタリアンダイニングばさら
  • 主催:社会課題解決チームQUIs
  • 後援:一般社団法人コイノベーション研究所
  • 協力:イタリアンダイニングばさら

キャンペーン内容

CO2シール

ランチメニューに、料理ごとのCO2排出量を示すシールを記載します。「CO2排出量の記載」は日本でほとんど事例のないシステムであり、今後色々な場所で導入され始める可能性があります。見ることのできないCO2の排出量を可視化することで、利用者はどの料理が特にCO2を排出するのかを一目で知ることができ、「飲食行動と環境負荷」とを紐づけて考えることができるようになります。
※CO2量の算出にはフードフットプリントの計算サイトを用いて行います。

サステナブルシール

さらに、複数あるランチメニューの内最もCO2排出量のすくないものに「サステナブルシール」を記載し、サステナブルな選択であることを示します。これにより、お客さんはどのメニューを注文すると最もサステナブルなのか、を考慮したうえで注文し、体験を通じて食と環境問題の関連性について考える機会を創出します。

フードフットプリント解説チラシ

お客さんのフードフットプリントについての理解を深めるため、フードフットプリントについて図を使って簡単に解説するチラシを設置します。お客さんはフードフットプリントについて詳しくなり、CO2シールでの体験とあわせて自分の飲食行動に対して考え直す機会を得ることができるようになります。同じチラシを、PDF形式でダウンロードすることもできます。

紹介

QUIs

社会課題解決を目的とした独自プロジェクトを行う、学生を主体としたチーム。様々な興味、バックグラウンド、個性を持ったメンバー13人で構成されている。環境、ジェンダー、豆腐、映画、国際交流などの幅広い分野でのイベント開催やSNS発信・マーケティング、動画撮影編集を行う。

清水 晃基
1999年生まれ(22歳)。2022年春に青山学院大学国際政治経済学部を卒業。一般社団法人コイノベーション研究所のインターンとしてソーシャルビジネスに携わる。2022年夏フィンランドのヘルシンキ大学院、生物・環境科学部に進学予定。

グェン・イ・ニイ

1997年生まれ(25歳)。麗澤大学外国語学部日本語・国際コミュニケーション専攻4年。留学生として6年目間日本に滞在。一般社団法人コイノベーション研究所のインターンとしてソーシャルビジネスに携わる。

イタリアンダイニングばさら

新宿御苑前駅徒歩5分に位置する、日本食テイストの創作イタリアンレストラン。ほとんどの食材を輸入に頼らず、国産のものを市場で仕入れており、フードフットプリントの小さい調達を行っている。

フードフットプリントとは?

フードフットプリントとは、食品の生産から消費までのライフサイクル全体でのCO2総排出量のことです。これは、原材料を調達する場所や使う食材の種類などによって異なります。特に牛や豚などの肉の生産からは多くのCO2が排出されており、例えば牛肉100gの生産からは50kgのCO2が排出されるといわれます。

代替肉

そしてその解決策として注目を浴びているのが「代替肉」です。現在代表的なモノは大豆ミートなどの植物性ミートです。これはスーパーなどに一般的に売られており、一部の飲食店でも導入されています。このほかにも、動物の細胞から肉を生産する技術の開発も進んでいます。

お問い合わせ

  • 一般社団法人コイノベーション研究所
  • 〒130-0026 東京都墨田区両国2-9-5 TKF第2会館3F
  • TEL. 03-6659-5775 FAX. 03-6659-5650
  • QUIs公式HP:http://quiscoil.org/
  • イタリアンダイニングばさら公式HP:https://basara.gorp.jp/

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【SDGs について】   SDGs について
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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