株式会社ポニーキャニオンが「サステナビリティステートメント」と「2030年までの目標」を好評
この記事の目次
ポニーキャニオンがSDGs宣言 サステナビリティステートメントと2030年までの目標を公表
株式会社ポニーキャニオン(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉村 隆)は、事業活動を通じ持続可能な社会づくりに貢献するため、サステナビリティステートメントと、重点取り組みテーマにおける2030年までの目標を公表しました。これまでも、地域の課題解決を目的としたエリアアライアンス事業など、エンターテイメントを通じた社会貢献にチャレンジしてきた当社が、改めて優先課題と重点取り組みテーマを特定し、その実現に全社で取り組むことを宣言します。
サステナビリティステートメント
「エンターテイメントの力で、クリエイターと社会を繋ぎ、心が通い合う未来を創る。」
ポニーキャニオンは、オンリーワンな才能を持つクリエイターたちと、多様な「好き」を持つ個人の集まりである「社会」とを、エンターテイメントで繋ぐことで、感動を分かち合える瞬間を創り続けます。
世界中の人と、遠くの人と、繋がることができる今だからこそ。あなたの好きは誰かの好きで、あなたとの共感を誰かがきっと待っている。誰もが自分らしさを尊重され、お互いを認め合える世界にするために、エンターテイメントの力で貢献します。
重点取り組みテーマと2030年までの目標
当社の多領域に及ぶ事業活動の各所で発生する正負の影響を、社内ヒアリングを含めて洗い出し、課題を特定しました。負の影響については、発生可能性が高く、かつ深刻度の高い項目を、優先が高いと評価しました。正の影響については、社会にもたらしうる便益が高く、かつ事業にもたらしうる便益が高い項目を、優先度が高いと評価しました。そして、各事業で優先度が高く、かつ各事業間で重複する課題を、全社としての優先課題と特定しました。さらには、優先課題をテーマごとに分類し、以下4つの重点取り組みテーマに集約しました。
- エンターテイメントを通じた社会課題解決
- ダイバーシティ&インクリュージョン
- クリエイターとのフェアな取引
- 環境に配慮した創造
1.エンターテイメントを通じた社会課題解決
エンターテイメントが持つ、人を引き付ける力・情報発信力を活用し、社会課題解決に貢献します。すでに事業化している地方創生の取組のほか、SDGs達成に向けた新たな事業・コンテンツの創出を目指します。
優先課題
- 地方経済の後退、地域格差
- 社会の需要・倫理観の変化
- 持続的な事業展開
- 事業領域の拡大
2030年目標
- 社会貢献へ向けたコンテンツの活用:SDGs推進に寄与する、多彩なコンテンツ創出・事業創造を行う
- SDGs推進を企図したコンテンツ・事業の創造:SDGsを推進する事業創造
2.ダイバーシティ&インクリュージョン
多様なお客さまの”好き”に応えるコンテンツを届けるには、それを企画するわれわれ社員自身が多様であることが大切です。そして新たな価値を生み出すために、社員全員が”その人らしく”活躍できる環境の実現を目指します。
優先課題
- 多様な社員の登用・育成
- 多様性を受容する組織風土
- アンコンシャス・バイアスの自覚とコントロール
- ジェンダー平等
- 障害者雇用比率向上
2030年目標
- 全体:多様性に関わる項目(※)のエンゲージメントリサーチ指数向上 ※2022年4月実施分の指数が出たところで目標値を設定
- アンコンシャス・バイアスの自覚とコントロール:指標は22年度内に策定予定
- ジェンダー平等な機会及び待遇:ジェンダーギャップを解消し、社員全員が”自分らしく”最大限発揮できる環境の実現。それぞれのライフプランに合ったキャリアを設計するために、以下施策の実施。
①ライフイベント支援
例)希望する男性社員の育休取得率100%
②キャリア形成支援
例)世代別キャリア研修の定着化 - 障害者が働きやすい社内環境整備と雇用創出:国が定める障害者法定雇用率の達成
3. クリエイターとのフェアな取引
持続的なエンターテインメントの発展を目指し、クリエイターの方々と弊社の関係性をよりフェアで透明性のあるものとします。また、クリエイターの方々が抱える諸問題の把握と解決、支援の実行を目指します。
優先課題
- クリエイターとのフェアな関係性が必ずしも築けていない業界としての現状
- クリエイターを取り巻く劣悪な労働環境
2030年目標
- フェアな取引ルール:策定したフェアな取引ルールを100%遵守する
- クリエイターの支援:クリエイターの抱える課題の解決・支援ができている状態
4. 環境に配慮した創造
持続的なエンターテインメントの提供を目指し、環境への影響を考え、改善に向けた取り組みを行います。最適な素材の選択を行い、プラスチック使用量の削減など環境に配慮したクリエイティブを推進します。
優先課題
- プラスチック製造による環境負荷
- プラスチック廃棄による環境負荷
2030年目標
- 全体:プラスチック使用量80%削減
- 素材を切り替える:環境に配慮した資材を100%採用。リサイクル素材などを採用し得る協力会社との共創関係の確立
- 置き換える:完全データ送付へ移項。宣材や販促物を有形から無形に
この他にも、基本方針やトップコミットメント、重点取り組みテーマにおける2023年度の中間目標や2021年度の実績など、SDGsへの取り組みの全貌については、当社サステナビリティページで詳細をご覧いただけます。
▼ポニーキャニオンサステナビリティページ
株式会社ポニーキャニオン 会社概要
- 所 在 地:東京都港区六本木一丁目5番17号 泉ガーデンANNEX
- 会社設立:1966年10月1日
- 代 表 者:代表取締役社長 吉村 隆
- 資 本 金:1億円
- 事業内容:音楽、教養、文芸、スポーツ、映画、娯楽など各種オーディオ・ビジュアルコンテンツ、及び書籍の企画、制作、販売、映画配給、イベントの企画制作、地方創生事業
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。